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邪馬台国はどこですか? の商品レビュー

4

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    7

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2011/07/30

2011年5月3日購入。読書期間2011年5月14~17日。 面白かった。表題のようなこれまで色々なメディアで取り上げられるテーマに関して、著者独自の考察を小説という形で展開している。 関連資料や専門用語が数多く飛び交うが、登場人物による会話で話が進んでいくので読みやすくなって...

2011年5月3日購入。読書期間2011年5月14~17日。 面白かった。表題のようなこれまで色々なメディアで取り上げられるテーマに関して、著者独自の考察を小説という形で展開している。 関連資料や専門用語が数多く飛び交うが、登場人物による会話で話が進んでいくので読みやすくなっており、読後は興奮と心地よい能の疲労感を感じられた。

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2011/05/07

短編集で、歴史事件に関する常識的な見解に、歴史オタが新しい説をこじつけて論破していく内容。 眉唾物もあったように感じるけど、そこそこ歴史を学んできた日本人なら楽しめる内容。 設定が、呑み屋でのダベリだからあんまり本気にすることもないんだろうけど、織田信長鬱病説なんかはなくもないか...

短編集で、歴史事件に関する常識的な見解に、歴史オタが新しい説をこじつけて論破していく内容。 眉唾物もあったように感じるけど、そこそこ歴史を学んできた日本人なら楽しめる内容。 設定が、呑み屋でのダベリだからあんまり本気にすることもないんだろうけど、織田信長鬱病説なんかはなくもないかなと思った。 他にはない作風だから、面白い。

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2011/07/17

ずっと前から気になっていたのですが、ようやく読み終わりました。内容としては、別に何か事件が起こるでもなく、ただ居酒屋の隅で歴史検証バトルを繰り広げるというだけのお話なんですが、ミステリ小説としては異色で、今まで読んできたどれとも当てはまらない、大変興味深い一冊となっていました。収...

ずっと前から気になっていたのですが、ようやく読み終わりました。内容としては、別に何か事件が起こるでもなく、ただ居酒屋の隅で歴史検証バトルを繰り広げるというだけのお話なんですが、ミステリ小説としては異色で、今まで読んできたどれとも当てはまらない、大変興味深い一冊となっていました。収録されているお話は、ブッダの悟り、邪馬台国の在処、聖徳太子の実在、本能寺の変、明治維新、イエスの奇蹟、という歴史マニアにとってはメジャーな謎ばかりです。ですが、その解釈は独特というか今までに聞いたことないような革新的な解釈で、また、物語の展開の巧みさから、思わずそうかも知れないと思わせる妙がありました。歴史に疎いと面白くないのは確かですが、少しでも興味があれば存分に楽しめると思います。

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2011/03/21

昔からある邪馬台国論争をミステリー風にアレンジした佳作。 名作「時の娘」のようなイメージを感じた。歴史好きにはお薦め。

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2011/02/12

世界の不思議、謎を著者独特の感覚と推理で紐解いていく。 もしかして、これが正解かもと思わせるストーリが秀逸。 釈迦は本当は悟っていなかたのでは・・・など。

Posted byブクログ

2011/01/17

短編集。 邪馬台国の場所やイエス・キリストの真実、織田信長の死の真相……などを独自の説を披露していく物語。 歴史に詳しくないけども鵜飲みにしちゃいけないのはわかる。 エンターテイメントとして面白い。そう都合のいいように解釈するのかと。

Posted byブクログ

2011/04/16

読み物としては面白かったのだが、如何せん私のもっている歴史の知識が残念なレベルなので、作中の解釈が斬新なのかどうかすら解らなかった。 あと著者の「インテリ女」の表現が酷い(苦笑)

Posted byブクログ

2010/12/21

歴史上の出来事を独自に解釈する書籍は多数あるが、ほとんどの場合荒唐無稽だったり、独りよがりになりがちだったりする。しかし、この本は場末のバーにおける三人の客とバーテンダーとの歓談の形で歴史談義を盛り上げることにより、「違った視点から歴史を眺める」ということを余計な偏見や先入観を読...

歴史上の出来事を独自に解釈する書籍は多数あるが、ほとんどの場合荒唐無稽だったり、独りよがりになりがちだったりする。しかし、この本は場末のバーにおける三人の客とバーテンダーとの歓談の形で歴史談義を盛り上げることにより、「違った視点から歴史を眺める」ということを余計な偏見や先入観を読者に持たせることなく成し遂げている。 雑誌ライター、宮田六郎が披露する歴史の新解釈はことごとく既成概念に反しているが、世に知られている著名な歴史書などを論理的に分析した上で矛盾が極めて少ない新説を呈示し、読者の溜飲を下げている。しかし、新進気鋭の歴史学者、早乙女静香も優秀な頭脳と深遠な知識を駆使してこれまでの常識をさらに確実なものとし、宮田の新説に徹底抗戦の構えを見せる。持ちつ持たれつな二人の歴史検証バトルの合間に、バーテンダーの松永が出す食事のメニューは美味しそうなものばかりで、こちらの方も興味深い。 歴史が大好きな人も、全く興味がない人もこれまでとは違った視点で楽しむことのできる、非常に奥の深いミステリー。

Posted byブクログ

2010/11/27

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予...

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活―を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。 (「BOOK」データベースより) 歴史物は好き。 今、興味があるのは「聖徳太子」「古代天皇」などなど。 その点で、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体というのは、とてもワクワクしながら読んだ。 こういった見方もできるのだなぁ。 「荒唐無稽」「奇想天外」「妄言無知」。 いろんな言葉が浮かんでくるけれど、私は楽しく読んだ。 聖徳太子の正体としては、関裕二著「聖徳太子は蘇我入鹿である」を読んだことがあるが、これでも驚きではあったのだ。しかし、本書の解釈は・・・。 詳細に見ていけば、恐らくアラはたくさん出てくるのだろう。 歴史家の方々からすれば、眉をひそめたくなるものもあるのだろう。 だけれど、ニワカ歴史ファンとしては、今まで聞いたこともない新解釈に取り込まれた。 そうだったら面白いなぁといったところである。 わざと誰も思いついたことのない、見たことのない角度を探したような、そんな感じ。 プライドが高く、知性も高いはずなのに、意外に短気で口が悪い早乙女静香。 「九つの殺人メルヘン」に登場する桜川東子とはまた正反対の美女である。 この2人が共演(?)するという「すべての美人は名探偵である」を近々読む予定。 楽しみだ。

Posted byブクログ

2012/12/04

『うっそだぁ!ww』と思いながら読み進め『…なんか、そんな考え方もアリ…かも』と思えてくる話。 ただ、話はおもしろいのだが、この話の中に出てくる女性キャラがひどい… 口は悪いし、何事にも真っ向から頭ごなしに『正しい歴史』を押し付けてくる… このキャラさえ何とかしてくれたら、★五つ...

『うっそだぁ!ww』と思いながら読み進め『…なんか、そんな考え方もアリ…かも』と思えてくる話。 ただ、話はおもしろいのだが、この話の中に出てくる女性キャラがひどい… 口は悪いし、何事にも真っ向から頭ごなしに『正しい歴史』を押し付けてくる… このキャラさえ何とかしてくれたら、★五つだったのに…

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