サマー・バレンタイン の商品レビュー
ちょっと前に読んだ作品。 爽やかで何となく懐かしい雰囲気。久しぶりに集まった友人たちに見栄を張ってしまったり・・・大人になるってこういうことね(お前誰だよ) ちょっと爽やか過ぎて印象に残らないかもなぁ。もちっとドロドロしてないと。
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2010/04/03読了 シンプルだけど心がほっこりするいい話でした。 岡山も出てくるし、満足! 夏彦いい奴すぎる!けれどそれ以上に、篠田さん最高です 海辺をバイクで走るシーンがお気に入り。 夏彦=彦星 志織=織姫 ってところかな。 なかなかの良作だと思うよ。
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ほんの1時間程で読み終わり^m^ 高校時代の友人達や片想いやった人との6年ぶりの再会。 24歳の主人公・志織と友人たちの色んな事に対する焦燥感と不安、、、。 苦しい。 なんとなく焦ったり不安になったりする時期。 やからこそ、本当の自分を隠してまうんやろうなぁ。
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志織と夏彦。青春はただ美しいものじゃない。みんないいようにも悪いようにも成長する。 それぞれの人生があってそれがどんなに情けなくてみっともない人生でも生きてゆかなきゃいけないの。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二十四歳の志織は、恋人と別れて半年。 何の代わり映えもない日常を、銀行員として平穏に過ごしていたけれど、ふと襲われる小さな孤独感、胸をしめつけられるような痛みを感じていた。 高校時代思いを寄せていた夏彦と、その仲間たちとの思い出はとてもキラキラ眩しく、そんな過去の自分が変わっていくことを恐れているようにも見えた。 6年振りに、夏彦と、高校時代を楽しく過ごした仲間たちと再会。 仲間たちの変化に戸惑い、自分だけが取り残された孤独感を拭いきれず、だけどその本心とは裏腹に、充実した生活を送っているかのように装う自分。 過去を懐かしむ「大人」になってしまった自分に気づき、素直になれず見栄を張ったり嘘を付く自分に気づき、胸の痛みを感じている姿は痛々しかった。 けど本当は、久しぶりに再会した高校の仲間たちも、現実に傷つき、迷っていた。 青春の輝きを見失いかけた「大人たち」の焦燥と不安、そして新たな旅立ちを描いた作品です。
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再会がキーワードか。 「七夕」に人よりも思い入れがあるので、読了時とにかく琴線に触れまくって涙ものだった。 今読んだら、さらりといけちゃうかも。 あれから何年経ったのかなー。
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著者の初期作品の中でも絶品の一冊。 縮み、離れ、また近寄り、そんな主人公二人にもどかしいくらいの切なさを感じる。 ラストの描き方は見事としか言い様がない。 心に残る一作である。
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<二十四歳の志織は、高校時代思いを寄せていた夏彦と六年振りに再会し、変わっていない彼を眩しく思う。そしてあの頃を懐かしむ「大人」になってしまった自分に気づき、胸の痛みを感じた。久しぶりに再会した高校の仲間たちも、現実に傷つき、迷っていた―。青春の輝きを見失いかけた「大人たち」の焦...
<二十四歳の志織は、高校時代思いを寄せていた夏彦と六年振りに再会し、変わっていない彼を眩しく思う。そしてあの頃を懐かしむ「大人」になってしまった自分に気づき、胸の痛みを感じた。久しぶりに再会した高校の仲間たちも、現実に傷つき、迷っていた―。青春の輝きを見失いかけた「大人たち」の焦燥と不安、そして新たな旅立ちを描く青春小説の傑作。> 2009.5
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18歳のときに仲良しだった男女7人の、 6年後のそれぞれ。 サラッとして読みやすいのだが、 恋愛パターンとしてはありがちで予測も簡単。 この作者の小説は、 どれもタイトルが素敵。
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