サマー・バレンタイン の商品レビュー
不安を抱き締める、という表現がなかなかよい。恋にもならなかった恋が自覚されていく過程と、友情の杭。敷いているものは悪くない気がする。 なんのことはないトレンディ感ただよう恋愛小説。時代もありましょうね。 思い出、変わってまた何かが刻まれることも、美しくて寂しいままも好きです。
Posted by
唯川恵ワールドのなかでカコイチ。読んでてこんなに身近にかんじられてかつときめいてしまう世界観すごい。
Posted by
思い続けていても 高校時代の親友の恋人 言い出せないまま 再会してもこころのなかに持ちつづけるだけ。 岡山の美星町で再会した二人。 最後はよかった!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夏のバレンタインといえば、七夕の出会い。 チョコを渡す習慣があるのだろうか。 著者はあとがきで、「忘れられない一冊になりそう」とのこと。 高校時代の思い出を忘れたい人と忘れられない人が登場する。 忘れたい日とには、忘れられない一冊にはならないような気もする。 取材協力岡山県美星町。何日くらい取材したのだろう。 少なくとも七夕には行ったはず。 忘れられない一冊にするためには、何日美星町で取材すればいいだろう。 同姓の友人の死。それは、こんなに軽いものだろうか? 唯川恵にしては疑問の残る作品かもしれない。 切替を強調せずに、切り替わるのを待つのだろうか。
Posted by
あまり記憶にのこらない作品だった…。でも読み始めたら、どんどん読んじゃって読みやすくはある。 あ、お姉ちゃんの言葉がひっかかった。 不幸はある、けど幸福は現象としてはない。どんな小さなことでも、その人が幸せだと感じれば、それが幸福なんだ。って。 その通り!人それぞれ幸福の定義はち...
あまり記憶にのこらない作品だった…。でも読み始めたら、どんどん読んじゃって読みやすくはある。 あ、お姉ちゃんの言葉がひっかかった。 不幸はある、けど幸福は現象としてはない。どんな小さなことでも、その人が幸せだと感じれば、それが幸福なんだ。って。 その通り!人それぞれ幸福の定義はちがう。小さなことで微笑める人でありたい。でもそれは不幸も同じなんじゃないかな?
Posted by
ドロドロしてない唯川小説(゚∀゚) なんだか、たまにはこういうのも良いかも、です。 相変わらず読みやすい。 けど展開が読めちゃうってのも難点(笑) それでも、やっぱりベッドで読むには難しいとこが無くてスキです
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公志織と自分の年齢が近いこと、サマーバレンタインというタイトルに惹かれて手に取った。 想像していたような内容ではなかったけど、 同年代として共感できる部分もあった。 6年前行動に移せなかったからこそ終われなかった志織。 自分にも起こり得ることだから、あとで後悔のないように行動したいと思った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
陳腐な表現ですが、胸キュンな感じ。 こういう感じの小説を読みたい気分だったのでしっくりきました。 押しの弱い主人公・志織にやきもきさせれられたけど、 最後ハッピーエンドになってホッとした。 あー24歳のときこんな恋愛をしたかったなーなんて(/ω\)
Posted by
久々に唯川恵作品を読んだけど、やっぱりいいな。読みやすい。 読み手があれこれ考えないと頭に入ってこない本もあるけど、これは本の方がきちっとリードしてくれるので、それについてくだけでオッケーみたいな。がっつり読みたいときは物足りないかもしれないけど、疲れてるときには持ってこい。なの...
久々に唯川恵作品を読んだけど、やっぱりいいな。読みやすい。 読み手があれこれ考えないと頭に入ってこない本もあるけど、これは本の方がきちっとリードしてくれるので、それについてくだけでオッケーみたいな。がっつり読みたいときは物足りないかもしれないけど、疲れてるときには持ってこい。なのでタイミング的にピッタリでした。 たまにやってくる孤独感をやり過ごしながら、単調な毎日を過ごす24歳のOL志織がある日高校時代の仲間に偶然会ったことがきっかけで、一気に過去に引き戻される。キラキラして充実していた過去。 私は志織くらいの時も今もそれほど絶望していないし、戻りたいと願ってしまうほどキラキラした過去もないので、なんとなく他人事のように淡々と読んでしまった。 似た経験のある人が読んだらもっと心に響くのかもしれないな。 でも、大人になって毎日化粧をするようになって、心にも化粧してるみたいだと話す志織には少し共感してしまった。 顔の化粧はすぐに落とせるけど、心の化粧はどうやって落とそう? 過去に戻りたいとは思わないけど、美星町の星空は私も見てみたいと思いました。
Posted by
なぜかちょうど、日々の暮らしの中で、むなしい気分になったときに、手にとりました。 社会人4年目。大人といえる24歳が、日々人並みに過ごしながらも、ふと立ち止まると、孤独を感じる。そんな姿に共感します。 18歳の頃を懐かしみながら、ふとしたことから、昔の仲間と再会。甦る忘れ...
なぜかちょうど、日々の暮らしの中で、むなしい気分になったときに、手にとりました。 社会人4年目。大人といえる24歳が、日々人並みに過ごしながらも、ふと立ち止まると、孤独を感じる。そんな姿に共感します。 18歳の頃を懐かしみながら、ふとしたことから、昔の仲間と再会。甦る忘れかけた感情。 そんな経験がある方には、ぐっとくるお話だと思います。 中でも、「今の自分が一番きれいで楽しい人生を送っていると思いたいの」という主人公友人の前向きな言葉が心に響きました。 ちょっと、日々につかれてしまった方にもお勧め、の爽やかな作品です。
Posted by