音楽の海岸 の商品レビュー
この作品はおシャレで…
この作品はおシャレです。とにかくカッコいいイ。題名も内容も。おすすめ。
文庫OFF
主人公ケンジは女を「…
主人公ケンジは女を「飼って」生計をたてている。ジゴロとかヒモとか呼ばれるこの男は……めちゃめちゃカッコイイ。とにかく賢くて強いオスを求める女性におすすめします!
文庫OFF
おすすめ!
女を飼って売って生き、音楽を嫌い、ひとりの人間を抹殺しようとする男・ケンジ。後半になるにつれて言葉は力もスピードも増し、ラスト、妹と向かい合うケンジの姿が鮮やかに焼きつく。微かな旋律が聴こえてくる物語。
abtm
文字を追う作業って感じで読み進めた。 官能的、直接的、なんだか村上龍は激しい文章を書くなと思った。 タイトルとストーリーがうまく結び付かなかった。
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女性を手の中で転がし続けるヒモ。でもその女性たちへのリスペクトを忘れずに、そして言葉を巧みに扱うところが純粋にすごいと思いました。 心で思っていなかったとしても、相手の状況を踏まえて言葉選びができるのは才能だと感じました。 ところどころ表現が難しく、そして生々しいので苦手な方は...
女性を手の中で転がし続けるヒモ。でもその女性たちへのリスペクトを忘れずに、そして言葉を巧みに扱うところが純粋にすごいと思いました。 心で思っていなかったとしても、相手の状況を踏まえて言葉選びができるのは才能だと感じました。 ところどころ表現が難しく、そして生々しいので苦手な方は覚悟して読むことをおすすめします…笑
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SUMIってzinで紹介されてて古本屋三軒目でゲットん!すんげー面白い!新鮮!いい本はスペースがあれば捨てない方向に面舵いっぱいだね。 最後はゲンナリしちゃったかな… そぅなっちゃうか…はぁふーん 俺やっぱ村上龍が合ってるってことで。
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久しぶりの村上龍。 似たトーンのお話を読んだ記憶があるので、大枠の物語としては既視感があり、言葉のセンスで読ませる量産品。
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女に対してのリスペクトがしっかりありつつ手のひらで転がしてる感じがいい。女が泣いた時には頭を撫でながら綺麗な作り話をしてやれるような賢い男でないとこういうことはできないとおもう。優秀なヒモ。でも最後はちゃんと原因不明のガタがきて人間だよなと思わされるところがまたこういうとこに母性...
女に対してのリスペクトがしっかりありつつ手のひらで転がしてる感じがいい。女が泣いた時には頭を撫でながら綺麗な作り話をしてやれるような賢い男でないとこういうことはできないとおもう。優秀なヒモ。でも最後はちゃんと原因不明のガタがきて人間だよなと思わされるところがまたこういうとこに母性本能がやられる…と思う、ラストがしっかりしててちゃんと優しくてよかった。
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音楽、映像、トラウマ、決して肉体的ではないサディストやマゾヒストの精神性の巧みな表現や会話。 強さと脆さ、恐らくどの人間にもあるであろう表裏一体の各側面。 それらの全てが無意識的にリンクしていることに気づかない。 そのリンクする瞬間が見えた時、初めて断片的なものが統一化されて音楽...
音楽、映像、トラウマ、決して肉体的ではないサディストやマゾヒストの精神性の巧みな表現や会話。 強さと脆さ、恐らくどの人間にもあるであろう表裏一体の各側面。 それらの全てが無意識的にリンクしていることに気づかない。 そのリンクする瞬間が見えた時、初めて断片的なものが統一化されて音楽が繋がってくように、人はまた一歩生きる道を進んできたようだ。 だから今もなお、音楽が生まれ続けている。 「生きていく希望っていうのは、他の誰かへの働きかけと、その誰かからの反応。他の誰かからの自分への働きかけと、自分の反応じゃ希望にならないから、妄想が起きるわけでしょう?」 「音楽の全ての要素は他の誰かへの働きかけと、その誰かの反応だから。」 凝縮。されていて、久々に残ったセリフだった。 抽象的な映像や音が浮かぶ世界観の中に、やはり村上龍らしい淡々としたブレない流れがあり、面白いでは無く「好き」な作品。
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自分には音楽というテーマが結局良くわからなかった。ケンジの鍛えられ上げた人間観察眼が印象的。なんというか村上春樹的な感じのする小説だった。ただ、むこうがあえて書かないようなところを平然と描写してみせるところはさすがというべきか。
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