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羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 他十八篇 の商品レビュー

4.2

65件のお客様レビュー

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2021/08/13

時代を超えても面白いものは面白いという。 人間の愚かさ人情味など、昔読んだ時の感覚と今の感覚が違ってくるので、何回でも面白い!

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2021/05/23

羅生門を読んだ。 学生の時教科書に載っていたような気がしたが内容は覚えていない。 読みおえて、どういう思いがあって書いたのであろうと考えた。老婆と下人のやりとりを。なかなか難しいなとお思いネットなどで内容を調べて解釈がわかった。

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2020/11/21

羅生門 11/11 鼻 11/12 芋粥 10/25 或日の大石内蔵助 10/17 蜘蛛の糸  11/12 地獄変 10/28  枯野抄 11/13 奉教人の死 11/14 杜子春 11/15  秋 10/12  舞踏会  11/16 南京の基督 11/16 藪の...

羅生門 11/11 鼻 11/12 芋粥 10/25 或日の大石内蔵助 10/17 蜘蛛の糸  11/12 地獄変 10/28  枯野抄 11/13 奉教人の死 11/14 杜子春 11/15  秋 10/12  舞踏会  11/16 南京の基督 11/16 藪の中 10/30 トロッコ 11/17 雛 11/17  六の宮の姫君 10/13 一塊の土  11/18 玄鶴山房 11/18 点鬼簿 11/19 河童11/20  歯車 11/21

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2020/07/07

河童の世界は芥川龍之介にとっての理想郷だったのだろうが、そこでさえも居心地の悪さを感じ、自ら離れていく姿は、自分の厭世観を嫌と言うほど見せつけられたものだろう。 現実に戻った後も河童の姿を求めていることが痛々しい程、生きている世界の違和感を感じた。

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2020/05/12

羅生門/鼻/芋粥/或日の大石内蔵助/蜘蛛の糸/地獄変/枯野抄/奉教人の死/杜子春/秋/舞踏会/南京の基督/薮の中/トロッコ/雛/六の宮の姫君/一塊の土/玄鶴山房/点鬼簿/河童/歯車

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2020/01/07

1. 外からの情報や出来事により、人の気持ちは刻一刻と変わってしまう。 2. 自己をあざ笑うのも自分、悪を正当化するのも自分。 3. ならば、自己の気持ちを外部の出来事に左右されないよう、確固たる自身を持つことが大事なのではないだろうか。

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2018/08/17

『藪の中』を読みたくて買った。 芥川の文庫って各社から出されていて、自分もすでに何冊か持っているのだけれど、選りすぐりの作品が並んでいるので芥川入門にもベストな一冊でないかと思う。 読んでいるうちに、「『地獄変』は高校から帰る電車の中、『河童』は大学時代の下宿先の万年床に横にな...

『藪の中』を読みたくて買った。 芥川の文庫って各社から出されていて、自分もすでに何冊か持っているのだけれど、選りすぐりの作品が並んでいるので芥川入門にもベストな一冊でないかと思う。 読んでいるうちに、「『地獄変』は高校から帰る電車の中、『河童』は大学時代の下宿先の万年床に横になって、『杜子春』は小学校の図書室、『トロッコ』は夜中に目覚めてしまったときにスマホで」というように初めて読んだときの情景まで思い出されたのが意外で面白かった。 『羅生門』や『蜘蛛の糸』に関してはもう何度読んだかも分からないほどなので、かえって具体的な読書場面を思い起こすことができない。 芥川に関してはいつか全集でそろえたい。

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2017/10/12

初めて好きになった文豪が芥川龍之介。 芥川龍之介という「人」と作品が、両方味わえる一冊です。 著者の事が好きで堪らない、マニアみたいな方にはお勧めです。 ドストエフスキーやトルストイに影響されていたのは意外や意外! 注訳にも注目。 膨大な数の本の情報があり、つられて何冊か読みたい...

初めて好きになった文豪が芥川龍之介。 芥川龍之介という「人」と作品が、両方味わえる一冊です。 著者の事が好きで堪らない、マニアみたいな方にはお勧めです。 ドストエフスキーやトルストイに影響されていたのは意外や意外! 注訳にも注目。 膨大な数の本の情報があり、つられて何冊か読みたい本も見つかりました。

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2017/08/31

学生時代愛してやまなかった芥川。文体の美しさやテーマの多様さなどに年月を経て再び感動する。 出会い直しというのはこういうことなのだろう。 ただ、若かった頃には気づかなかった彼の必死さが感じられて、そんな自分の年月が感慨深かった。 歳をとるのは、悪いことではないとため息をつく。

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2017/04/19

今月の猫町課題図書。実は子供の頃から芥川のファンで、中学生までには図書館の全集を片っ端から読んで、書簡も含めた全ての作品を読んでいたはずだ。特に今昔物語に取材した初期作品が好きで、『芋粥』などは 100回は読んでいると思う。初めて読んだのは、幼児向けに編集された『蜘蛛の糸』であっ...

今月の猫町課題図書。実は子供の頃から芥川のファンで、中学生までには図書館の全集を片っ端から読んで、書簡も含めた全ての作品を読んでいたはずだ。特に今昔物語に取材した初期作品が好きで、『芋粥』などは 100回は読んでいると思う。初めて読んだのは、幼児向けに編集された『蜘蛛の糸』であったか、小学校の授業で読んだ『杜子春』であったか、今となっては記憶が定かではない。 いまあらためて読み返してみても、一番面白いのは『鼻』『芋粥』『羅生門』『地獄変』といった今昔・宇治拾遺物語系だ。1,000年の昔から変わらぬ人間の業を近代的な心理描写で描き出した手腕は天才の名に恥じぬ。『薮の中』が、記憶の中ではもうちょっと面白い話だったのに今読み返すとどうということのない印象であった一方、『河童』は以前よりも面白いと感じるようになっていた。『南京の基督』も佳作で、全体的に編者の選は様々な年代、文体をカバーして優れている。

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