しゃべれども しゃべれども の商品レビュー
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話す事が苦手、自分を表現出来ない、小学生、テニスコーチ、美女、元野球選手の4人に落語家として悩んでいる二ツ目の三つ葉が落語を教えることに。 落語の話なのでテンポも良く面白かった。 特に小学生の村林くん、頑張った。 前を向いて力強く進んでいく、素直に良いなって思う本。
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これからどう進むべきか。 26歳の落語家・二ツ目の“三つ葉“こと外山達也は、先が見えない毎日を悶々と過ごす。 同じだ。定年後、どうするんだ、オレは・・・。 でも、根本的に違う。 “三つ葉“のように古典を追求する落語家は、江戸や明治に生まれた笑いを、身一つで今の人たちに伝えなければならない。 それがどんなにむずかしいことか、僕自身を振り返ればすぐに分かる。 物心ついてから、ほんの5年前まで落語で笑ったことはなかったではないか。 落語を最初から好きな人もいるが、若い頃は、その楽しさが分からなかった人も多いのではないか。 “三つ葉“の前にどういうわけか、うまく「話す」ことができない人たちが、集まってきた。 従弟の良、小学5年の村林、黒猫を連想させる女性・十河、元プロ野球選手の湯河原。 まったく仲が良くならない4人は落語を教わるため、“三つ葉“の家に不定期に集まるようになる。 こんな集まり、早く終わってしまえばいい・・・と思っていた“三つ葉“は、 いつのまにか、悩みを抱えた彼らに憎まれ口を叩くようになっていた。 なんとかしてやりたいと、勝手に身体が動くようになっていたのだ・・・。 小説全体が人情話のようだった。 読んでいる場面場面で、作品と自分との距離感が少しずつ変わっていく気がした。 マネでもなんでもいい。 本気で惚れたもの、“小三文師匠“、『茶の湯』に突き進めば、光は射してくると感じた。
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落語家の「三つ葉」が、話すことが苦手な人たちに落語を教える部活動のようなサークル活動のようなそんなお話だと思って読み始めました。 実際は落語を教える部分はほんの僅かで、どうして話すのが苦手になってしまったのか、そして単純でお節介な三つ葉が、どうにかしてやりたい、と奔走して空回りす...
落語家の「三つ葉」が、話すことが苦手な人たちに落語を教える部活動のようなサークル活動のようなそんなお話だと思って読み始めました。 実際は落語を教える部分はほんの僅かで、どうして話すのが苦手になってしまったのか、そして単純でお節介な三つ葉が、どうにかしてやりたい、と奔走して空回りする人情物語でした。 三つ葉は生まれて以来「自分に不当な自信を抱いてきた。手足や目鼻がついているのと同じに、自信はすべての人に当たり前にそなわっていると思っていた。」しかし「二十六にして、初めて、仕事と恋につまづいて、根拠のない鉄壁の自信がぐらついた」のです。 始めは、生徒(弟子?)たちに『どうしてできないんだ?もっと頑張れ』しか言えなかった三つ葉が、自分の言葉よりも、事情を抱えた人同士の言葉の方が影響し合っている姿を見て変わっていく。そして、すっかり失くしてしまった落語への自信を取り戻そうと必死にもがく。 生徒(弟子?)たちと三つ葉が一生懸命もがいている姿にホロッとくる人情味のある温かいお話でした。
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メンバーが揃った辺りから面白くなってきた! 宮田が笑った!!! この瞬間私も心の中でガッツポーズ! 落語に興味を持ちました 早速、まんじゅうこわい 聞いてみよっと 最初入り込めんくて、断念しそうだったけど途中で読むのを断念しなくてよかった
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こういう話は好きです♪ 咄家二つ目になったマイペースな俺がひょんな事から、喋ることに何らかの悩みを抱える者達 テニス上手な従弟と黒猫みたいなOLと関西弁の小4男子 見かけ強盗みたいな元プロ野球代打男 の四人に落語を教えて行く羽目になる。語り口がとんと〜んと歯切れ良くて興味をそそ...
こういう話は好きです♪ 咄家二つ目になったマイペースな俺がひょんな事から、喋ることに何らかの悩みを抱える者達 テニス上手な従弟と黒猫みたいなOLと関西弁の小4男子 見かけ強盗みたいな元プロ野球代打男 の四人に落語を教えて行く羽目になる。語り口がとんと〜んと歯切れ良くて興味をそそられながら読み進む。オチがどうなるかって〜とハートウォームなちょっとホロリともさせてくれる温かいエンディングでした♪
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と、言う訳で。 NHKプロフェッショナル一万円選書】OAよりの二冊目読了。 ちょっと感じが違った、と言うか、思ってたのとは違った。 『あぁ女性の作家さんなのだな。』と読み終わって納得した(悪しき意味では無い)。 国分君と香里奈さんで映画化されてるらしい。 なるほど、その二人なら...
と、言う訳で。 NHKプロフェッショナル一万円選書】OAよりの二冊目読了。 ちょっと感じが違った、と言うか、思ってたのとは違った。 『あぁ女性の作家さんなのだな。』と読み終わって納得した(悪しき意味では無い)。 国分君と香里奈さんで映画化されてるらしい。 なるほど、その二人ならピッタリかも? 落語が大好きなので、どう転がるかな?と読み進めました。 ほっこりしました(=´∀`)人(´∀`=) ブクログ本棚登録させて頂きます!!!
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導入のテンポはいまひとつ悪かったが、大阪弁の少年、村林が出てくるあたりからぐっと楽しくなった。 「明るい夜」もギャランドゥが出てくるまでは、若干入りにくいところはあったから、こんなものか。 読み終わって思うのは、従兄弟のキャラが少し弱かったかもしれない。 他の三人のインパクト(村林くん、代打のおっちゃん、十河さん)とくらべてどうにも影が薄い。 片想いをよせていた郁子さんをわりと早々にあきらめてしまうあたりは、リアルで、小説としては目新しく感じた。十河さんとの恋模様も、派手なことがない分、かえってリアルだった。このあたりはとても上手だなと思う。 一番大きな盛り上がりは、村林くんとそのいじめっこ宮田くんの対決だが、このあたりの人間関係の描き方も とても良かった。ただ「宮田は何にもない16歳になるだろう」というのはちょっと言い過ぎかなあと。 いじめっこではあるけれど、その内面をこんなふうに否定しちゃうのもちょっと後味悪かった。 とはいえ全体的には、とても楽しく読めた。
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こういう劇的な恋愛は3年経ったらしんどくなりそうで、三つ葉さんちょっとお気の毒。登場人物がみんな個性的で、それぞれに物語を持っていて楽しい作品でした。特にタイガースファンの大阪弁の少年には若い頃のワタシ自身を重ねながらの読書でした。決して涙が出てきたり、笑ってしまうようなそんな作...
こういう劇的な恋愛は3年経ったらしんどくなりそうで、三つ葉さんちょっとお気の毒。登場人物がみんな個性的で、それぞれに物語を持っていて楽しい作品でした。特にタイガースファンの大阪弁の少年には若い頃のワタシ自身を重ねながらの読書でした。決して涙が出てきたり、笑ってしまうようなそんな作品ではありません。少しずつの出来事の積み重ねが楽しい物語を紡いでいます。
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口下手な4人が落語を通して成長していくお話し♪主人公の短気はハラハラするところもあるのだけど、時折飛び出すタンカには胸がすっきりするものが多かったです。4人をそれぞれ応援しているうちに何だか恋愛も上手くいっちゃって、もう終わりは清々しさでいっぱいでした。
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噺家の三ツ葉が、ひょんなことで落語を教えることになる。 悩みを抱えたバラバラな四人と三ツ葉が、少しずつ変化していく姿に引き込まれる。
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