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リヴィエラを撃て(上) の商品レビュー

4.1

103件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2019/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろすぎてため息が出る。下を読み終わるまでの2週間,心がずっと本の舞台にいた気分。話の順番とか,途中で挟まれる手紙のタイミングとか,練りに練られてるんだろうと感服。 めちゃくちゃ映像化向きと思うけどどの国も作ってくれないのだろうか。眉目秀麗な俳優さんを揃えてくれそうな香港あたりに期待するのだけど。 再読だけど驚くくらい覚えていなかった。けど,「ノーマン!」の台詞だけは覚えてた。読んだ本を語り合うのって良いことかも。

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2019/10/28

内容紹介 1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。それが、全ての序曲だった――。彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ《リヴィエラ》とは何者なのか? その秘密を巡り、CIAが、MI5が、MI6が暗闘を繰り広げる! 空前のスケール、緻密...

内容紹介 1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。それが、全ての序曲だった――。彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ《リヴィエラ》とは何者なのか? その秘密を巡り、CIAが、MI5が、MI6が暗闘を繰り広げる! 空前のスケール、緻密な構成で国際諜報戦を活写し、絶賛を浴びた傑作。日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞。

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2019/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞。 1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ<リヴィエラ>とは何者? 日本人が書いたエスピオナージュを初めて読んだ。

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2019/02/21

友人のお勧めで黄金を抱いて飛んだあとはリヴィエラを撃つことにしました。 世界の諜報機関大集合で、スパイものとかが好きな人間にはたまらないんだよ~~とのことでしたが、CIA、MI6、MI5、IRA…なんのことやらさっぱりでした。 友人にレクチャーしてもらい、なんとか理解できたような...

友人のお勧めで黄金を抱いて飛んだあとはリヴィエラを撃つことにしました。 世界の諜報機関大集合で、スパイものとかが好きな人間にはたまらないんだよ~~とのことでしたが、CIA、MI6、MI5、IRA…なんのことやらさっぱりでした。 友人にレクチャーしてもらい、なんとか理解できたような…気がする! 下巻に続く。

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2018/08/03

上巻を読了。はじめ自分にとって文体が合わず読み進めるのに苦労したが、途中から物語の強い力に引っ張られて加速して読み終わった。日本人が書いた小説だけど海外の登場人物や海外の場合がほとんどなので翻訳本のように思えた。フォーサイスのスパイ本のよう。

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2018/06/10

高村薫さんの作品は、楽しめる作品ばかりですが、国際的諜報活動をテーマに日本人が関与してしかも舞台の大部分はイギリス国内となり、登場するのもCIA,MI-6.MI-5.イギリスの警察機構そして警察機構の外事畑や外務省の関連となるとテーマが壮大過ぎて着地できるのか訝ったのだが、全くの...

高村薫さんの作品は、楽しめる作品ばかりですが、国際的諜報活動をテーマに日本人が関与してしかも舞台の大部分はイギリス国内となり、登場するのもCIA,MI-6.MI-5.イギリスの警察機構そして警察機構の外事畑や外務省の関連となるとテーマが壮大過ぎて着地できるのか訝ったのだが、全くの杞憂であった。骨太なストーリーはいくつもの連なる事件を見事に編み込み壮大な物語を醸し出した。なかなかの大作である、、

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2018/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読友さんの熱いレビューで興味がわいた、超有名作品。まだ頭の中混乱してます。IRA、CIA、MI5、MI6に、スコットランド警察に、日本に中国に…。行きつ戻りつしながらなのでかなり時間かかってます。ネットで解説サイト探したいけどネタバレは嫌だ〜。なので混乱したまま下巻へ突入します!

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2015/09/02

骨太かつ重厚な作品。といった感じ。 現在から過去に話が遡っていくので、主人公の幼少から自分の父親の事、テロリストとして身を投じた7年間、指名手配犯として犯行を重ね逃げる日々。。。 そこに、CIAやMI5、MI6、外事警察などの組織が絡まり物語が展開していくが後半部分まではやや滞...

骨太かつ重厚な作品。といった感じ。 現在から過去に話が遡っていくので、主人公の幼少から自分の父親の事、テロリストとして身を投じた7年間、指名手配犯として犯行を重ね逃げる日々。。。 そこに、CIAやMI5、MI6、外事警察などの組織が絡まり物語が展開していくが後半部分まではやや滞り感があって、最後の方にやっと動き出して少し面白くなってくる。 なので、これから読む方がいたらどうか、最後の方まで辛抱して読み続けてほしい。 併せて他の方もレビューで書かれているが、アイルランドの歴史的な背景を知っているともっと面白く感じるかもしれない(アイルランドの内戦や、当時の実情がかなり詳細に描かれている) 取りあえず上巻は読み終えたが、続きを読むか迷う。。。

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2015/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あまりの複雑さに何度途中で積もうかと思ったけれども、 ジャックが「ノーマン!」と叫んだ所でこの物語を最後まで見届けようと決心しました。 複雑な組織関係に縛られながらもその中でもがく個人個人の意志が見え出して、ぐっとのめりこみました。

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2015/06/05

高村薫のリヴィエラを撃て を買って読んでいるのですが、上巻の3分の1くらいを読んで飽きてしまいました。 何か面白そうなことが起こっているのだろうとは思いますが読んでいてつまらない。 何かの賞を取った小説なので多分面白いのだろうけど、私にはピンと来ませんでした。 高村薫のリヴィエ...

高村薫のリヴィエラを撃て を買って読んでいるのですが、上巻の3分の1くらいを読んで飽きてしまいました。 何か面白そうなことが起こっているのだろうとは思いますが読んでいてつまらない。 何かの賞を取った小説なので多分面白いのだろうけど、私にはピンと来ませんでした。 高村薫のリヴィエラを撃て ですが、手元にちょうど読む本がなくなったので中断したところから続けて読みました。 最終的にどのようなことが起こっていたのかがわかり、それなりに面白く感じましたが、 どうも描かれている世界が絵空事のように感じられました。 全ての謎が一番最後になって謎解きされるのがそんな風に感じられる理由なのかもしれません。

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