ぼくのなまえはイラナイヨ の商品レビュー
うっうっう…タイトルだけで泣けてくる。表紙から猫が主役かと思ったら、忘れ去られたぬいぐるみのお話。トイストーリーを思い出すなぁ。残念ながら絶版本ですが良いお話です。
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【絵本】 屋根裏部屋に置き忘れられていたボロボロのぬいぐるみ。 「それはイラナイヨ」という言葉を聞いて、自分の名前は「イヤナイヨ」だと思い込む。 ネズミを見て、自分にもしっぽがあったはずだ。 キツネを見て、自分にも耳があったはずだ…と少しずつ思い出すけれど、 自分が何なのかが思い出せない。 「自分は自分さ」と教えてくれたネコに連れられて行った家で、 おじいさんが見せてくれた写真には、 赤ちゃんの時のおじいさんと、ネコのおとうさんのおとうさんのおとうさんと、自分。 きれいに繕い直してもらって、イラナイヨは本当の名前で呼ばれました。 ネコのひょうひょうとしたところが良い。 イラナイヨ、良かったね!
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屋根裏部屋に長い間忘れ去られてしまった小さなものは、 引越しのときに、ガラクタの下から出てきました。 でも、 「それは、イラナイヨ。」 なんて言われたもんだから、 てっきり自分の名前は イラナイヨ かと思っちゃったんです。 かわいそうに、自分の名前がなんというのかも、 一体もとも...
屋根裏部屋に長い間忘れ去られてしまった小さなものは、 引越しのときに、ガラクタの下から出てきました。 でも、 「それは、イラナイヨ。」 なんて言われたもんだから、 てっきり自分の名前は イラナイヨ かと思っちゃったんです。 かわいそうに、自分の名前がなんというのかも、 一体もともとは、何のぬいぐるみだったかも、 すっかり忘れてしまっていたのです。 でもでも、最後にはちゃーんと思い出してもらいましたよ。 偶然出会った、猫のおかげで、もとの持ち主のところに戻って、 すっかりきれいに元通りになりました。 よかった。よかった。世の中捨てたもんじゃないですね。 長男と次男に読んであげたら、 二人とも絵本にかぶりつきで聞いていました。 ドキドキ、ハラハラだし、 最後はとってもうれしい結末です。
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名前も、姿も、自分が何者かも忘れてしまった小さなもの。『それはいらないよ』という言葉で自分の名前が『イラナイヨ』だと勘違いした彼の、自分を思い出し元の姿に戻るまでのお話です。 元の姿はあまりに違うのでけっこうビックリしますよ。
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