ねじまき鳥クロニクル(第3部) の商品レビュー
ついにゴール。長くは感じなかった。流れるままに流されて読み進められた。特に笠原メイが好きです。その名前の語感というかなんというか、そこらへんも含めて。自分は自分の何をわかっているのか。自分は自分をどのくらいわかっているのか。ましてや他人に対しては。。そもそも「わかる」とはどういう...
ついにゴール。長くは感じなかった。流れるままに流されて読み進められた。特に笠原メイが好きです。その名前の語感というかなんというか、そこらへんも含めて。自分は自分の何をわかっているのか。自分は自分をどのくらいわかっているのか。ましてや他人に対しては。。そもそも「わかる」とはどういうことなのか。僕は僕だけど、僕じゃないよ。ふと思ったのは、何故、村上春樹作品をこれほど多くの人が好むのか、ということ。それほど大衆向けとは思えない。。しかし、大衆うけがよい。人々は村上春樹作品から何を感じているのだろうか。はたしてあたしが感じているものと同質のものなのだろうか。素朴な疑問。(05/12/28)
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ねじまり鳥は春樹の才能が最大限に生かされている気がします。文章のまとまりはなく、登場人物も途中で消えたりするけど、皆出てくる人が超魅力的。加納マルタとかシナモンとか間宮中尉とか大好き。すごくどきどきしながら読んだ。
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第三部。「ねじまき鳥クロニクル」が明かされる。しかし、明かされるといっても一部。ごちゃごちゃしたわけの分からないものが、そこら辺にいる。読み進めるごとに、私は混乱した。頭の中がおかしくなって、読了した夜は、黒と白を混ぜた灰色のような夢を見た。こんな感じになる本を読んだのは初めてだ...
第三部。「ねじまき鳥クロニクル」が明かされる。しかし、明かされるといっても一部。ごちゃごちゃしたわけの分からないものが、そこら辺にいる。読み進めるごとに、私は混乱した。頭の中がおかしくなって、読了した夜は、黒と白を混ぜた灰色のような夢を見た。こんな感じになる本を読んだのは初めてだ。
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文章中にみえる春樹・龍両者の読んできた本。 聴いてきた音楽。 これらに影響を受けている人は少なくないはずだ
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全体を通してだが、満州やノモンハン、シベリアについては、何らかの機会があれば、文献を読んでみたくなった。やはり、バットで殴り殺すシーンは圧巻(第1部の皮剥ぎは読み返してもすっとばしてしまう・・・)。25
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長い。も〜ひたすら長い!まるで短編集をひとつの題のもとにまとめてしまったかのように、それはそれはいろんな話が出てくる。読み始めて止まらずに、数週間もの間、恐怖と幻想と妄想で頭の中がもわんもわんになってた自分を思い出す。猫を飼いたくなる。スパゲッティゆでながら電話を待ちたくなる。住...
長い。も〜ひたすら長い!まるで短編集をひとつの題のもとにまとめてしまったかのように、それはそれはいろんな話が出てくる。読み始めて止まらずに、数週間もの間、恐怖と幻想と妄想で頭の中がもわんもわんになってた自分を思い出す。猫を飼いたくなる。スパゲッティゆでながら電話を待ちたくなる。住んでいる街の裏路地を歩きたくなる。誰かの帰りをただただ待ちたくなる。
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不条理がいっぱいだけれど、希望がある。これを読んでも凹まなかったのは、希望が見出せるから。今の村上作品には、絶望かあからさまな希望しかない気がする…。
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この本は読み切る本ではないと感じる。読んでいると様々な人と出会い会話し、価値観の共有をしたような錯覚に陥ります。 欲をいうともう少しエンディングを盛り上げて…なんてことを言いたくなるが劇的であるものを欲求しすぎる姿勢はいけませんね。
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中学一年生の頃、家にたまたまあったのを読み始めたらぐいぐいと村上ワールドへ引き込まれました。それからも何度も何度も読み返して、そのたびにいろいろなものが見えてきます。
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読み終えた後、終わってしまったのかーとちょっと淋しくなった。最後に笠岡メイが出てきてくれたのが嬉しかったな。笠岡メイの章を何度も読み返した。
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