となりの億万長者 の商品レビュー
金持ちがその子どもたちに与える影響についての記述は興味深かった。 相続や贈与をする側に回った際に、再読したい。 ・億万長者は攻めも守りもしっかりしている。どちらかといえば、守りに強い方が、攻めに強い人よりも資産を築くことが多い。 ・資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小...
金持ちがその子どもたちに与える影響についての記述は興味深かった。 相続や贈与をする側に回った際に、再読したい。 ・億万長者は攻めも守りもしっかりしている。どちらかといえば、守りに強い方が、攻めに強い人よりも資産を築くことが多い。 ・資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小限に抑え、含み益(現金を伴わない資産価値増加)を最大限にすべきである ・まずは、毎月何にいくら使ったかを把握することから始めよう。毎年所得の15%を貯蓄に回すことを目標にしてみよう。 ・政府は資産家に的を絞るのは難しいので、どうしても高額所得者の方がターゲットになってしまう ・資産計画にかける時間と資産の額は正比例している。 ・億万長者の42%は過去1年間株を動かさなかったと答えている。億万長者は銘柄を絞り、時間とエネルギーを集中して、じっくり研究する。 ・新車を買う億万長者は23.5%に過ぎない ・親から経済的援助を受ける人は、自分の財産と親の財産を同一視する傾向がある ・子供に両親が金持ちだと絶対に教えないこと ・目新しい事業ではなく、ありふれた業種で安定して成長を続けている会社は、話題性には乏しいが、長期的には優れた投資対象となる
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1997年に出版された本なので、今とは感覚的に相容れないこともあったけれど、学びがあった。 稼ぎが多いからと言って資産家になれるわけではない、資産運用のための時間をとって(資産家は月に約8時間費やしている)資産を増やすことを考える、収入の15%は投資に充てる、高級住宅街に住み、新しい高級車を買う生活は支出は増えても資産は増やさない。 目から鱗というよりは、資産を築く上で確かにそれは大事だよねというポイントを確定してもらえた。 あんまり我慢も良くないと思うけど、買うものの長期的価値を考える視線は常に持っておきたいと思った。
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金持ちとはどういう人かと教えてくれる本。 洋の東西、時代を問わず、お金によって甘やかす子育ての末路も示していて面白かった。
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金融リテラシー。資産形成。 基本的な内容は、以前読んだ『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』と同じ内容。 親の経済的援助の章が特に興味深かった。 紹介される良い例、悪い例がどれも面白く、楽しみながら知識を身に付けることができそう。 感銘を受けた文章がいくつもあったため、人生の中...
金融リテラシー。資産形成。 基本的な内容は、以前読んだ『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』と同じ内容。 親の経済的援助の章が特に興味深かった。 紹介される良い例、悪い例がどれも面白く、楽しみながら知識を身に付けることができそう。 感銘を受けた文章がいくつもあったため、人生の中で何度も読み直したいと思える一冊。
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自立させるために教育にはお金をかけるが、子孫に美田を残さず→金銭感覚も育てる。 とにかく倹約をしてお金を貯める。 ということを延々と書いてある。 当たり前のこと。 他人に見栄をはるためにお金を使うのは無駄だというのには同意だけど、自分や家族の幸せな時間のためにお金をキッチリ使っ...
自立させるために教育にはお金をかけるが、子孫に美田を残さず→金銭感覚も育てる。 とにかく倹約をしてお金を貯める。 ということを延々と書いてある。 当たり前のこと。 他人に見栄をはるためにお金を使うのは無駄だというのには同意だけど、自分や家族の幸せな時間のためにお金をキッチリ使って生きて行くことを考えたいと思った。老後の安心のために倹約倹約倹約で蓄財することに全く意味を感じないのであまり参考にならなかった。
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幸運、遺産、高学歴、頭の良さが金持ちの条件ではない。むしろ勤勉、我慢、計画性などのライフスタイルから資産は作られる。 億万長者は頻繁に株の売買はしない、じっくり待つ。 車の値段は最初の2.3年で一番大きく下がる。2.3年後に車を買う。その後、2.3年乗っても車の価値はそう下がらな...
幸運、遺産、高学歴、頭の良さが金持ちの条件ではない。むしろ勤勉、我慢、計画性などのライフスタイルから資産は作られる。 億万長者は頻繁に株の売買はしない、じっくり待つ。 車の値段は最初の2.3年で一番大きく下がる。2.3年後に車を買う。その後、2.3年乗っても車の価値はそう下がらないから車を売って車の代金の大半を取り戻そうと計画的に買う。
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2006年8月18日 「お金持ちの3つの特徴は、倹約、倹約、倹約」 蓄財劣等性(簡単に言うと、散財ばっかりしてお金持ちじゃない人)はお金の心配をすることに時間を使い、蓄財優等生(本当のお金持ち)は資金運用のために時間を使う この本で言うお金持ちとは、見かけの華やかさとは関係なく、どのぐらい資産をもっているか、で決められている。今仕事をやめて、現金収入がなくなっても、しばらくの間(そんなに華々しくない、むしろ質素な)現在の生活を維持できる人々。 あと、親から経済的な援助を受けた子どもは成功しにくい、という話も、興味深かったです。
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「お金」に関する大ベストセラー本ですね。 と言っても、この本の存在は全く知らずにお金に関していろいろ見聞きするうちに出てきた本でした。 読んでみましたが、「至極真っ当なこと」が書いてあるのですが、お金の教育を受けていない私たちには気づかない内容でもあるのかと思います。 大原則である「収入以上の消費をしない」。 今やクレカなどの分割払い、車のローン、住宅ローンなどなど職についてさえいれば借金を抱えることは簡単な世の中ですし。 ただ住宅ローンについては印象的な内容があって 「年間現金所得の2倍以内に抑えること」というもの。 2倍以内には抑えられなかったけど、3倍以内で納めたのでここは良かったかも。 かくいう私自身もこの本に書かれてある億万長者の7つの法則が何一つ当てはまってないという… 億万長者にはなれなくても、お金の心配をしない人生というのは目指すところではあります。 ーーーーーーーーーーーー <7つの法則> 1.収入よりはるかに低い支出で生活する 2.資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している 3.お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える 4.社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない 5.経済的に自立している 6.ビジネスチャンスをつかむのが上手だ 7.ぴったりの職業を選んでいる ーーーーーーーーーーーーー
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資産家の多くは、世間体を取り繕うよりも金の事を心配しなくてすむ事の方だ大事だと考えている。ゆえに、高級車や上質のスーツなどにはお金を使わない。一方、高給である医者などの専門職の人たちは、見た目がいい事が能力が高いと思われがちたなめ、そういうものにお金を使いがちでありなかなか蓄財が...
資産家の多くは、世間体を取り繕うよりも金の事を心配しなくてすむ事の方だ大事だと考えている。ゆえに、高級車や上質のスーツなどにはお金を使わない。一方、高給である医者などの専門職の人たちは、見た目がいい事が能力が高いと思われがちたなめ、そういうものにお金を使いがちでありなかなか蓄財がままならないという。 医者や経営者はやはり、高い報酬を得るためにはそうした見た目に対する出費は投資であると捉えているであろうし、そこにお金をかけなければ、現在得られている報酬もままならなくなってしまう可能性もある。上記の資産家の多くは自営業であり、生き方がそもそも違うので給料所得者である人たちと同じように論じられるものでも無いであろう。
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「となりの億万長者」という存在がいることを明らかにし、インタビュー等により浮き彫りになった生活とそれに根ざす考え方について綿密な調査により明らかにした本である。 「となりの億万長者」のメンタリティを学べばかなりの確率で億万長者になれるだろう。しかし、そのイメージはお金が無い人たちのそれとは大きく異る。まずはそれを実感することが肝要ということか。
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