やがて哀しき外国語 の商品レビュー
個人的なお話ですが、 この本を読んだのは、ちょうど留学していた時。 欧米人とのちょっとした考え方のズレに 落ちこんで、ホームシックになっていたのを覚えてます。 この本には、留学関係の「HOW To」モノにはない 海外生活での知恵がたくさん! 村上春樹さんならでの鋭い視点から アメ...
個人的なお話ですが、 この本を読んだのは、ちょうど留学していた時。 欧米人とのちょっとした考え方のズレに 落ちこんで、ホームシックになっていたのを覚えてます。 この本には、留学関係の「HOW To」モノにはない 海外生活での知恵がたくさん! 村上春樹さんならでの鋭い視点から アメリカ人の特徴やライフスタイルなどについて アナライズされています。 大袈裟ではなく、この本のおかげで ホームシックから立ち直りました。 読みながら納得したり、 ちょっと日本について考えてみたり・・・。 何度も読み直した1冊です。 村上さんの海外生活についての内容だったので アメリアの東海岸よりへ行かれる方には 特におすすめですよ。
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期待を裏切らないです。期待を超えると言う意味では裏切る事になるのでしょうが、それは当然私にとって嬉しい事であるので問題ないです。何回も読み返したいです。
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アメリカ暮らしにまつわるエッセイ。なんだか、すとん、と見事に落ちたり、へんにひっかかって気になったり、感覚と言葉の選び方がエッセイでも独特。
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「書けないときは無理に書かなくてもいいんじゃないか」「とにかく実際に生きていくしかないだろうね。もし君が心の底から切実に何かを書きたい、誰かに何かを伝えたいと思っているのなら、仮に今うまく書くことができなくても『何かを書ける』ときはいつか必ず訪れると思うし、そのときまでは現実の経...
「書けないときは無理に書かなくてもいいんじゃないか」「とにかく実際に生きていくしかないだろうね。もし君が心の底から切実に何かを書きたい、誰かに何かを伝えたいと思っているのなら、仮に今うまく書くことができなくても『何かを書ける』ときはいつか必ず訪れると思うし、そのときまでは現実の経験をひとつひとつ、レンガを積み重ねるみたいに大事に大事に積み重ねていくしかないんじゃないかな」フラストレイティッド・オーサー、芽の出ない作家 再読したら面白かった。
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結局、村上春樹というのは日本(の文学界)では異端児のような扱いなのだろうか。少なくとも、その評価は海外の方がきちんとしているように思う。そんな気がする。この作品は彼がプリンストンで過ごした2年間連載されたエッセイのようなもの(エッセイというのはどういうものを言えばいいのか、正直困...
結局、村上春樹というのは日本(の文学界)では異端児のような扱いなのだろうか。少なくとも、その評価は海外の方がきちんとしているように思う。そんな気がする。この作品は彼がプリンストンで過ごした2年間連載されたエッセイのようなもの(エッセイというのはどういうものを言えばいいのか、正直困るよね) をまとめたもの。非常に普通の人で、ちょっとひねくれていて、というこの人からあの小説群が生まれてくるのかぁという思いと、こういう人だからこそ(いい意味でも悪い意味でも「少年」で)ああいう小説を生み出せるのかもなぁという思いが交錯した。(06/10/20)
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春樹さんの体験に基づいたお話。面白いかといえばそこまでではなかった。 でもクスと笑えたり、名言があったりとなかなか興味深い内容でした♪ 男の子でいるための定義(だっけな)は守りたいなw
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初めて外国に行く前に買った本。最初はぴんと来なかったけど、なぜか何度も読んじゃった。 そして今では本中に赤線だらけです。みんなが感覚で感じてることを、ここまで冷静に面白く表現するか!
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村上さんの外国生活を書き綴った、今までとは違った様に感想を抱かせます(気付かなかっただけかもしれないですけれど)。
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ハルキさんのエッセイ。小説とちがって(?!)理解しやすい。筆者のアメリカでの大学講師生活の中で得た様々なアメリカ論、世界観を紹介。
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おもしろくない。 村上春樹は通訳としても活躍しているので、その活動の中でのエピソード、特に、海外生活について書いてあります。理解できない、おもしろくない。彼の小説はおもしろいけれど。。。
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