星海への跳躍(上) の商品レビュー
アメリカの工業コロニ…
アメリカの工業コロニーでは生存のため、合理性の権化のような指導者によって常軌を逸した非常手段が取られようとしていた。孤絶した各コロニーに生き残る途はあるのか。
文庫OFF
およそ30年前に読み、その当時衝撃を受けた小説。 その後、何冊もSFを読んだが、インパクトとなんというか文章から音、息吹、が聞こえてくるような小説はこれだけだった。何年たってもこの「星海への跳躍」のタイトルは忘れなかったし、また読みたいと思い古本屋をめぐり再読した。 アニメ、映画...
およそ30年前に読み、その当時衝撃を受けた小説。 その後、何冊もSFを読んだが、インパクトとなんというか文章から音、息吹、が聞こえてくるような小説はこれだけだった。何年たってもこの「星海への跳躍」のタイトルは忘れなかったし、また読みたいと思い古本屋をめぐり再読した。 アニメ、映画では宇宙空間を隣の町に移動するがごとく、さっと移動してしまうが、この小説を読むとやっぱ宇宙空間は「無限に広がる大宇宙」なのだと感じる。本当におもしろい。宇宙間戦争シーンなどないが残された人々がそれぞれ知識を出し合い、惑星間移動するシーンは感動する。 ただ、日本語タイトルはなんとかならなかったかな・・・「LIFE LINE」というタイトルは物語全部を表していて読み終わってから「ん-生命線ね」考えさせられる。 「星海への跳躍」ではあるシーンのとこだけじゃん。 でも「生命線」のタイトルじゃ売れないか。
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読みやすく面白いが感動がいまいち 表紙 6点浅田 隆 展開 7点1990年著作 文章 6点 内容 725点 合計 744点
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5時間かけて一気読み。SFらしい奇想天外なアイデアが久しぶり。登場人物の描写もなかなか。若干ハードSFにありがちが説明のうざったさがあるが,合格。もうちょっと洗練されていればなお可。
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