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いつか晴れた日に の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2026/02/09

多感(感情的だが場は弁えている)な16歳の妹と、分別(思慮深く理性的)のある姉。 お姉さんは空気を読み、相手や状況を的確に判断し、最善の振る舞いをし、慎み深く、人から信頼されますが、それゆえ非常に損な役回りでもあり、読者は大人な彼女に同情してしまうと思います。 幸福と富...

多感(感情的だが場は弁えている)な16歳の妹と、分別(思慮深く理性的)のある姉。 お姉さんは空気を読み、相手や状況を的確に判断し、最善の振る舞いをし、慎み深く、人から信頼されますが、それゆえ非常に損な役回りでもあり、読者は大人な彼女に同情してしまうと思います。 幸福と富はイコールでないものの、この時代の裕福では無いが教養があり感性が豊かな女性や、不運な優しい男性は、暮らしていける為の人脈や人付き合い、最低限の収入に対して綺麗事は言えず、男性有利の社会の中で優先順位(自分に嘘はつかない、人として恥ずかしいことはしない、義理やけじめ等)=何を大切にしたいか、を見つめ直しながら幸せを見つけて生きていく様子が描かれています。

Posted byブクログ

2024/12/23

この本は、WOWWOWで見たので、読んだのか読まないのか、曖昧な記憶?  長編なので映画も何回も観ないと理解できず。   でも、心に残る物語でした。

Posted byブクログ

2021/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心温まる美しい姉妹愛と、焦ったく思わされる男女間のすれ違い。 ジェーンオースティン作品らしく、最後の最後で気持ちいいぐらいに状況が打開されお決まりのハッピーエンディングで安心して読めました。 翻訳が直訳過ぎてやや読みにくいので、他の翻訳があればそっちをトライするのがいいと思う。

Posted byブクログ

2012/04/30

分別をしっかり持った長女エリナとまだまだ多感な次女マリアンの二人が父親の死後、デヴォンシャーへ移ってから結婚に行き着くまでが描かれています。エリナは本当に落ち着いて頼りになる長女で、妹や母の気持ちを一番に汲み取り、礼儀を忘れない完璧な女性です。まさに凛とした女性の模範的存在です。...

分別をしっかり持った長女エリナとまだまだ多感な次女マリアンの二人が父親の死後、デヴォンシャーへ移ってから結婚に行き着くまでが描かれています。エリナは本当に落ち着いて頼りになる長女で、妹や母の気持ちを一番に汲み取り、礼儀を忘れない完璧な女性です。まさに凛とした女性の模範的存在です。一方マリアンは、自分の気持ちに正直すぎて態度がぞんざいになり、感情の起伏も激しいロマンティストです。エリナを尊敬すると同時にマリアンのように自由奔放な様にも憧れます。今回この二人の恋の相手となるのが、少し優柔不断で頼りないエドワードと魅力的な容姿を利用して多くの女性をたぶらかすウィロビーです。エドワードと別の家柄ある女性との婚約が決まろうというときに、思わぬ秘密が暴露され親とは勘当され、エリナは一人で心を痛ませます。それに比べ、マリアンはウィロビーとの愛をおおっぴらに周囲に見せ付け、後に彼が裕福な娘と婚約したことを知るやいなや、熱にたおれ周りは大騒ぎとなります。また、どこの世界にもうわさ好きの世話焼きおばさまはいるもので、喜ばしい真実を届けてくれることもあれば、根も葉もない話に混乱させられることも度々です。ほかにも嫉妬にかられ嫌味を言う女性や、騒ぎ事が大好きなおじさん、ケチで自分勝手な義姉など今この時代、誰の近辺でもありうるる状況なだけに、穏やかな気持ちでは読めません。オースティンの作品はどれも、登場人物が自分の結婚観や恋愛論をはっきり語ることが多いんですが、200年経った今もあまり変わっていないものだと感じました。

Posted byブクログ

2012/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お金の心配のない結婚している女性像ってこんな昔から全く様子が変っていないのがやはりというかイタイというか。 「お子様ってやつは」というエッセイでも子どもを持つ女性の公園での会話が 離乳食や歩き始めた時期の話ばっか・と書いていたのを思い出しました。 エリナの親戚の女性がそんな話しかできないという所があった。 上記の人に限らず、話題が豊富な人がもともと少ないし、半径500mで暮らしている、暮らすしかない人には普通のことなのかもしれないと思ったりもしている。 とにかく昔から人間も、男女のあり方もそんなに変ってないね、ってよっくわかる1冊。 分別のある美しい主人公エリナという役割はオースティンの作品の雛型で、また彼女の家族というのが困ったちゃんであるというのもセオリーなんですが、 今まで読んだ作品と違うところは、エリナの妹マリアンの目が覚めて、エリナ側の人になる所でしょうか。ここは今までにないスッキリ感がありましたね。

Posted byブクログ

2010/01/08

読んだ順番がちょっとまずかったかな。「いつか晴れた日に」「エマ」「高慢と偏見」と話の基本構成は同じ。で、この構成は好きなんだけど、この「いつか晴れた日に」はまだお話として洗練されてない感じ。未熟というか…。ラストが結構唐突だった。

Posted byブクログ

2009/10/04

淡々とした話なのだけれど、なぜか?!何度も観てしまうくらいはまった!! う〜ん、なぜ?! この時代の衣装や背景、格式ばった礼儀作法や立ち振る舞いなど、とにかく、時代設定が好きだから?!かな?! 家族間それぞれの性格や愛の表現の仕方の違い・・・分別(理性)のある姉の生き方 VS 多...

淡々とした話なのだけれど、なぜか?!何度も観てしまうくらいはまった!! う〜ん、なぜ?! この時代の衣装や背景、格式ばった礼儀作法や立ち振る舞いなど、とにかく、時代設定が好きだから?!かな?! 家族間それぞれの性格や愛の表現の仕方の違い・・・分別(理性)のある姉の生き方 VS 多感(直情的)な妹の生き方・・・結果的には、どちらもハッピー・エンドな物語の終わり方も、私的にはかなり好感が持てました。

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2009/10/04

1995年(平成7年) 第68回アカデミー賞/ ★脚色賞:エマ・トンプソン / 出演:エマ・トンプソン、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、ケイト・ウィンスレット、グレッグ・ワイズ、エミリー・フランソワ、イモジェン・スタッブス、ジェンマ・ジョーンズ、ロバート・ハーディ、エリザベ...

1995年(平成7年) 第68回アカデミー賞/ ★脚色賞:エマ・トンプソン / 出演:エマ・トンプソン、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、ケイト・ウィンスレット、グレッグ・ワイズ、エミリー・フランソワ、イモジェン・スタッブス、ジェンマ・ジョーンズ、ロバート・ハーディ、エリザベス・スプリッグス、イメルダ・スタウントン、ヒュー・ローリー、ハリエット・ウォルター、ジェイムズ・フリート / 原作: ジェーン・オースティン / 製作総指揮: シドニー・ポラック / 製作: リンゼイ・ドーラン / 監督: アン・リー / (原作本)

Posted byブクログ

2009/10/04

分別を重んじ、恋心を抑える姉。感情のままに思いをぶつける妹。みどり豊かな19世紀英国の田園を舞台に、対照的な姉妹の結婚への道を暖かく描く、英国文学の傑作。95年度アカデミー賞最優秀脚色賞受賞の映画原作。

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