凍える牙 の商品レビュー

乃南アサ(著者)

2009/10/04

音道刑事登場。
ファミリーレストランで一人の男が炎上する事件が発端。
事件の陰には切ない復讐劇が･･･。
疾走感のある追跡劇。
ウルフドッグに会ってみたい！

2009/10/04

一件の殺人事件から始まる物語
女刑事の音道貴子と無愛想なベテラン刑事滝沢との関係
殺人事件に絡む人間模様そしてオオカミ犬「疾風」の出現
犯人が誰かという結論よりもそれぞれが抱えるドラマに興味深いものがあった
読み応えありで面白かった
オオカミ犬に会ってみたい

2009/10/07

貴子と滝沢の心理戦？がおもしろい。女性なら貴子の考えにかなり共感するところがあると思う。
徐々に貴子を認めていくコテコテオヤジ刑事の滝沢がちょっとかわいくすら思える。
クライマックスの疾風の追跡シーンもよかったけど、そこに至るまでのひとつひとつの布石が素晴らしかったからこそだと思う。
どきどきしながら一気に読んでしまった。
疾風の気高さに、読んでいくうちに私もとても惹かれた。

2017/12/12

長編。女刑事・音道貴子シリーズ長編第1弾。男が突如発火し建物火災へ。いくつもの名を使い分けるその男の身元を洗い始める主人公とペアの滝沢刑事。地道な捜査の結果を待たず、次は獣に噛み殺される事件が。都会であるにも拘らず野犬ではないその正体と、第一の事件との関連性、そして第3、4の事件発生。謎が山積みになる中、息の合わない刑事コンビが代わる代わるの一人称で物語を進める様や主人公のサイドストーリーは、先を急ぎたい焦る読者の気を紛らわせてくれる。中盤から徐々にスピードを出し始める真相の解明とクライマックスの追走劇は見事。誇り高き敵と心が通い合いそうなシーンは圧巻。手ごたえのある大作。

2009/10/07

ミステリーではなくサスペンスドラマなのですね。でもストーリー全体で見たら人間ドラマとして描かれているような気がする

2011/07/31

オオカミ犬を、バイクで追跡する文は絶品との、評価と、直木賞に惹かれて読んだが、合わないなー。残念。ほとんど、飛ばし読みしてしまった。

2009/10/04

暇つぶしにはなった。一気に読めちゃったし。でもなぁもうちょいなんか一ひねり欲しかった。
殺人の道具として狼を使うのも新しいし、主人公の女性刑事もなかなか味があるんだけど････。あともう一歩！犯罪の心理的背景等を、深く掘り下げて欲しかった。

2009/10/04

どんどん　惹き込まれていく。
「疾風」に逢いたいと強く思った。
１年後くらいにまた読みたい本のひとつになりました。

2009/10/07

ず〜っと本箱の中にあった本。
おもしろいと聞いていたので、いつでも読める・・・っと思っていた。もっと早く読めばよかった〜。

2009/10/04

刑事小説。男性社会の中でがんばる女性刑事。事件の鍵を握る狼犬。孤独と言う共通部分がこの二人（一人は犬だが）にあり、それが物語を面白く、また切なくしている。