ハマータウンの野郎ども の商品レビュー
再読。一年生の時のレビュー・・・ひどい・・・まったく読めてない。っていうかもう、何を言ってんだかって文章(まぁ一理あるような気もするけど、とにかく酷い)。まぁそう思えるということはチョットは賢くなったんだなと、嬉しい限りでございます。今回は時間をかけて、読書ノートまで取りましたの...
再読。一年生の時のレビュー・・・ひどい・・・まったく読めてない。っていうかもう、何を言ってんだかって文章(まぁ一理あるような気もするけど、とにかく酷い)。まぁそう思えるということはチョットは賢くなったんだなと、嬉しい限りでございます。今回は時間をかけて、読書ノートまで取りましたので、良く読めたと思います。はい。『自己責任』という言葉の乱用が始まったあたり、日本もこの状況と似たような社会階層と環境が出来てきているんではないかと、本書の発する警告の有効性に寒気を覚える。ただ日本の場合、搾取に苦しんでるのはむしろ〈耳穴っこ〉達のように感じ、文化構造の違いを実感する。
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エスノグラフィーを学ぶきっかけとなった一冊。 イギリスの少年たちの学校観・職業観などについて、生活誌的な記述によって詳細に綴られています。 学校教育と労働の複雑な絡み合いが、丁寧に解きほぐされている気がします。
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必修のレポート課題で読んだ本。なぜコレを選んだかと言えば、リストの中でタイトルがやけに浮いていたから。 原題は"LEANING TO LABOUR" イギリス労働階級の中でも反学校文化の担い手である男子生徒たち<野郎ども>が、自ら労働階級の職業を選び取...
必修のレポート課題で読んだ本。なぜコレを選んだかと言えば、リストの中でタイトルがやけに浮いていたから。 原題は"LEANING TO LABOUR" イギリス労働階級の中でも反学校文化の担い手である男子生徒たち<野郎ども>が、自ら労働階級の職業を選び取り、既存の社会体制を再生産する一因となってゆくメカニズムをフィールドワークを通して解明した本。 イギリスの特定の学校を事例にしているので一般論にはならないだろうし、もちろん日本とは全く状況は違うけれども、守備範囲の中では、その調査と分析は素直に「すごい」のひと言。興味深かった。
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ブルデューの再生産にも繋がるようなエスノグラフィー。 徹底したフィールドワークによる分析は見事。 イギリスの階級社会を知る上でもいいかも。 カルチュアル・スタディーズの気本書でしょ。 タイトルもなんかいい感じ。
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