同級生 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2020/02/18

もうちょっと情感こもった書き方をしてくれればなぁ…と思わないでもないですけれどもまあ、これが東野作品というやつなのでしょう…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

どうにもこう、後味が残らないんですよねぇ…他の、何か別の氏の作品を読んだ時にも感じたことなんですけれどもねぇ…。

難しい表現とか一切ないのでスルスル読めますねぇ…。人物描写が希薄なせいか、登場人物が死んでもあまりこちらにまでは響いてきません…それがミステリの良さ、なのでしょうか？？

同級生というタイトルから、もうちょっと青春ミステリっぽくなっているのかなぁ…と思っていたんですけれども、主人公の性格からか、あるいは氏の描き方の問題か、あまり青春はしていませんでしたねぇ…それが残念と言えば残念なんですけれどもまあ、先の読めない展開になっており、なかなか読ませる作品ではありましたかねぇ…さようなら。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

2020/01/31

ストーリー自体は面白かった。学園ミステリで恋愛要素も多分に入った良い作品。
ただ、由紀子がとても可哀想な立場でつらかった。主人公のことを好きということ以外、考えとか想いとかが後半になっても特に出てこなかったのが少し残念。

2020/01/02

東野圭吾さんの通算２３冊目となる学園ミステリーの異色作です。うーん、本書は今までの作品とかなり肌触りの違う問題作ですね。私は著者のあとがきを先に読んだのですが、読了後の感想は東野さんが学生時代の教師嫌いの思いを元に作品を組み立てて過酷な状況を設定しながらストーリーを完成させたのだと感じましたね。ミステリーとしては意外性が十分で最後まで楽しめましたが、私は何となく著者が辛さを感じながら書かれたようだなと推測しますね。悲運の由希子が誠に可哀相ですし私は西原に緋絽子と結ばれてもいいのだよと言ってあげたいですね。

2019/12/24

読みやすく止まることなく読めたけど、そこまで引き込まれるものはなかった。後書きの作者の感想が新鮮で良かった。

2019/10/17

東野圭吾ハズレがないー今回も先が気になって仕方なかった。ミステリかと思いきや学園モノ。青臭い感じがよかった。高校生じゃないと確かに成立しないけど青臭さは中学生のほうがよかったかなーとおもう

2019/08/31

主人公が読者にもなかなか心を開いてくれなくて、
かなりもどかしかった〜。
けど、
自分の本当の気持ちを
他人だけじゃなくて自分自身にも隠したくなる事って、
ない事じゃないよなぁとも思った。
.
主人公が語る、
高校生や先生の生態とか学校や警察っていう組織のイメージが、
同感できて面白かった。
ガチガチの優等生じゃなかったら、
だいたいみんなこんなイメージっていうことかな。
.
そして、普通の高校生でここまで推理できるのかなぁ？
とか思いそうになる直前でわかんなくなるから、
うわぁ〜東野圭吾さん

2019/05/02

2019/5/2読了。
ミステリーだけれど、ラブストーリでもあり。それも胸が締め付けられるような。
主人公の男の子、良いなぁ。(笑)
謎解き、トリックも盛り込まれているけれど、人が人を思いやる気持ちが心に訴えかけてくる。そんな一冊。出会えて良かった。

2019/04/27

高校球児である主人公の「恋人」の事故死に隠された謎を追っていく、ただ主人公も秘密も抱えているようだがそこは読者には明かされない。東野圭吾らしく、謎がいくつも折り重なって読み応えがある。実は既読だったのをすっかり忘れていてよみはじめてから気づいた。まぁ、ラストの展開は良い感じで忘れていたので、十分楽しめた。
ただ、ラストの場面は若干もやもやした。死んでいった人のことを思うと、そんな短期間に割り切れるもんかなぁ。

2019/01/14

物語自体はおもしろかったけど、主人公が高校生ぽくないとこがちょっと...
でも後半は一気に読むことができました。

2019/01/15

学園ミステリで、読みやすく面白かったです。

西原が、亡くなった由紀子の妊娠の相手が自分であることを名乗り出たり、殺人事件の容疑者にされた時もなお由紀子の恋人のふりをし続けたのも、すべて緋絽子に見せつけるためだった、という一節から、それまで腑に落ちなかった部分があった西原の言動に納得がいきました。