ロスチャイルド家 の商品レビュー
内容はとても面白くて勉強になった。資本を上手く使って銀行資本を考え成金となったロスチャイルド家の物語。現在では銀行財閥が西側諸国を牛耳って世界経済の核組織と思うと恐ろしい。結果各国で戦争を招いている。色んな意味で貨幣が人間を狂わせる元凶なのかもしれない(汗)
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・ユダヤ人がイスラエル建国を目指すシオニズム運動にはロスチャイルド家としては元来消極的な立場を取っていたが、第二次世界大戦後はユダヤ人への同情世論もありその立場を変えはじめた。 ・ワーテルローの戦いの際の相場操縦やアーヘン会議における賠償問題に対する各国への圧力など、政治経済に...
・ユダヤ人がイスラエル建国を目指すシオニズム運動にはロスチャイルド家としては元来消極的な立場を取っていたが、第二次世界大戦後はユダヤ人への同情世論もありその立場を変えはじめた。 ・ワーテルローの戦いの際の相場操縦やアーヘン会議における賠償問題に対する各国への圧力など、政治経済において相場操縦によって影響力を多大に発揮してきた。 ・ラフィットとムートンのワイン戦争やイギリスのワドスドン館という城など社交界においても王を招くなどして影響力を発揮した。 ロスチャイルド家の表の歴史を学ぶには良い。著者はロスチャイルドのユダヤ陰謀説を事実無根と否定する立場である。しかし’95年発刊ということで致し方ない面はあるかもしれないがフリーメイソンに言及しないのはいただけない。イルミニテイはともかくフリーメイソンの一員であることは公言されてるしその内実を知りたかったが、本書には一切書かれていない。また上記シオニズムについては第二次大戦後に消極的だった立場を変え始めたとあるが、180度スタンスを変えて大きく推進しているようにしか見えない。それならそれで良いのだがなぜシオニズムにはあまり関与していないような印象をもたせようとするのか。裏の情報は出てこず公の事実を知るに留まるのでこの本をベースにさらに深掘りをするには良いと思う。
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名前は知っているものの陰謀的なイメージしかなかったので、網羅的に丁寧に説明がなされていて面白かった。ワインやツタンカーメンなどネタになる。
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世界史の学習をしているなかで、ユダヤ人が陰で大きな影響力を持っていることを知りました。 中でもロスチャイルド家というユダヤ人一族は、莫大な財力を背景にスエズ運河株買収などといった歴史的場面でも活躍し、現在に至るまで世界への影響力を持ち続けている、、、ということを耳にしたので、同一...
世界史の学習をしているなかで、ユダヤ人が陰で大きな影響力を持っていることを知りました。 中でもロスチャイルド家というユダヤ人一族は、莫大な財力を背景にスエズ運河株買収などといった歴史的場面でも活躍し、現在に至るまで世界への影響力を持ち続けている、、、ということを耳にしたので、同一族の歴史について学習しようと思い、本書を手にとりました。 この類いの本は「陰謀論」に終始していることが多く、本書についてもあまり期待はしていなかったのですが、予想に反してしっかり史実と結びつけて丁寧に説明がなされていて満足のいく内容でした。 主に近代ヨーロッパ史の重大な局面においては、常にロスチャイルドの陰があったということを知ることができ大変興味深かったです。 ○歴史的視点 大陸封鎖令を逆手に取ったビジネスモデルやウェリントン将軍へ秘密裏に行われた後方支援などは、ナポレオンの苦しむ顔が見えるようで物語としても楽しめました。 ○経済的視点 鉄道や石油といったものの黎明期に先駆けて投資していく先見の明とロスチャイルドネットワークには驚きました。「情報は金」ということを心得ていたんでしょうね。 ○雑学的視点 ツタンカーメンの発掘における資金援助や5大シャトーとロスチャイルドというような雑学的な部分も本書で初めて知ったことでした。 人種的逆境をものともせず、幾多の戦乱をくぐり抜けてきた「五本の矢」と「赤い盾」 その英知を知るということは、現代そしてこれからを生きる私達にとって大変意義深いことであると思いました。
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2019年9月6日読了。 ●初代→マイヤー・アムシェル(古銭商から出世) フランクフルト家→アムシェル・マイヤー ウィーン家→サロモン・マイヤー ロンドン家→ネイサン・マイヤー ナポリ家→カール・マイヤー パリ家→ジェームズ・マイヤー ●シャトー...
2019年9月6日読了。 ●初代→マイヤー・アムシェル(古銭商から出世) フランクフルト家→アムシェル・マイヤー ウィーン家→サロモン・マイヤー ロンドン家→ネイサン・マイヤー ナポリ家→カール・マイヤー パリ家→ジェームズ・マイヤー ●シャトー・ラフィット・ロートシルト →元々名声のあるシャトーをパリ家のジェームズ・マイ ヤーが競売で大金をはたき所有者に。 ●シャトー・ムートン・ロートシルト →ロンドン家ネイサンの息子ナサニエルが購入。 →ナサニエルのひ孫のフィリップが今の地位まで向上さ せる。 →時代を代表する画家にラベルの製作を依頼。 ●P41 ロンドン分家のアルフレッドは、他人の娘アルミナに 金銭面含め、寛大な態度に出たが、その理由は未だ謎で 隠し子説もある。 ●「語るなかれ」の家訓 ●ロンドン分家のライオネルは強烈な園芸愛好家。 ほとんどのメンバーが何らかの収集癖を持っていた。 ●英語でロスチャイルド、フランス語でロチルド、ドイツ 語でロートシルト。「赤い楯」の意。 ●イディッシュ語で書かれた暗号の手紙を駆使。 秘密保持の手法は、一族の間で近年まで続けられた。 ●P68 ロンドン家のネイサン・マイヤーはワーテルローの戦い で、ナポレオンの敗北を誰よりも知り、公債を売って相 場を暴落させてから買いに転じて、天文学的な儲けを手 にする。 ●P74 アーヘン会議 ●ロンドン家を飛び出したジェイコブは 「ネイサンの生まれ変わり」と言われる程の才を発揮。 ネイサンが語った証券市場で成功する秘訣 「早過ぎると思うほど早く売ってしまう事」 ●パリを飛び出したモーリスも莫大な資産を築き、それを 受け継いだエドモンも地中海クラブなどで富を増大させ る。 ●P157 ディアスポラの歴史 ●ネイサンの甥ベンジャミン・ゴムベルツがユダヤ人であ る事を理由に保険会社への入社を断られ、それに怒った ネイサンは逆に保険会社を創設。今やヨーロッパ最大の 保険会社に。アライアンス。 ●“現代イスラエルの父”と呼ばれるエドモン。 ●P186 キャンプデービッド合意
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ロスチャイルド家については、全容が明らかになっていないのだと思うが、ユダヤ人の歴史や欧州の歴史の裏で活動するロスチャイルド一族の明らかになっている活躍の一部から、その概要が理解できた。
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軽い好奇心を満たしてくれるのにちょうどいい内容。 200年前から国際ビジネスを展開する3本の矢ならぬ5本の矢一家に驚く。
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ロスチャイルド家を知りたくて読んでみた。すごすぎてイマイチリアリティ無いけど、5兄弟による世界ネットワークと情報力がすごすぎたって事ですかね。
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ロスチャイルド家の誕生から繁栄、そして現在に至るまでを描いた一冊。 事前知識は、ユダヤ系で桁外れの資産を保有していること、金融業で財を成したこと、それと広範な世界ネットワークを駆使して裏で世界の行方に寄与できる力があること(3つ目は勝手な推測)。 この3つ目の考えは、よく噂される...
ロスチャイルド家の誕生から繁栄、そして現在に至るまでを描いた一冊。 事前知識は、ユダヤ系で桁外れの資産を保有していること、金融業で財を成したこと、それと広範な世界ネットワークを駆使して裏で世界の行方に寄与できる力があること(3つ目は勝手な推測)。 この3つ目の考えは、よく噂されるいわゆるユダヤ陰謀説から芽生えた意識が発展したものだと思う。 本書は、日本でこのような間違った認識が流布された経緯(シオン長老の議定書)についてもしっかり記述されていて、なんだかよくわからないことに対する勝手な思い込みを修正してくれる。 よくわからないこと、人はたとえそれが現実から飛躍されたフィクションであっても、信じてしまうのかもしれない。 父の遺言で一族同士は決して争ってはいけないのに、ワインをめぐっては激しくぶつかったり、財力を駆使して世界中にプラントハンターを送っては園芸で新種や改良に生涯を捧げた人までいて登場人物がいずれもおもしろい。 机上で数字ばかりを追っているのではなく、遠く離れた場所から指示を与えて状況を動かしているのでもなく、戦争や革命での事態が大きく動く時には渦中にいて巻き込まれもするし、時には大胆すぎる賭けの行動に出ることもあって、ロスチャイルド家というのがどのようにして現在に至るまで生き残ってきたかがよくわかった。
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軽い好奇心で読んだ新書本。 「ロスチャイルド、というのは良く聞くけど、あんまり知らないなあ」というだけです。 細部はもうすっかり忘れてしまいましたが、もともとはドイツのユダヤ人の商人。 被差別の立場にあったユダヤ人が、権力に取り入って商人として足場を固め、ファミリーでかなり...
軽い好奇心で読んだ新書本。 「ロスチャイルド、というのは良く聞くけど、あんまり知らないなあ」というだけです。 細部はもうすっかり忘れてしまいましたが、もともとはドイツのユダヤ人の商人。 被差別の立場にあったユダヤ人が、権力に取り入って商人として足場を固め、ファミリーでかなり冒険なビジネスに成功しながら、 欧州中にネットワークを作り、情報という武器を手に近代を世渡りしていくあたりは、なかなか面白かった。 2度の大戦にもバランスを取りながら巨大財閥を維持し、折々の権力者に殲滅されかかりながらも、対抗していく。 そのあたりは、近代国家という枠組みと、グローバルビジネスという鋭利な武器の丁々発止の対立であり、刃物を隠した蜜月であったり。 やっぱり根っこには「ユダヤ人である」という、深遠なる慄然とした緊張感が漲っているんだなあ、と思いました。 相続と税金という桎梏のなかで、縮小を強いられるロスチャイルド。 家族主義の限界、一族の不和という人間の業に焼かれるロスチャイルド。 そんな物語がどこか一本の筋を感じるのは、やはり最後にはユダヤとキリスト教という、日本人にはなかなか触感の分かりにくい原風景なんでしょう。
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