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天使の耳 の商品レビュー

3.5

318件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    121

  3. 3つ

    140

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

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2023/03/21

原題を「交通警察の夜」と言うらしいが、著者の若い時代の小説のようだ、今度NHKでドラマ化すると知って読んでみたがBS4Kだけでの放送のようで、NHKは本当に国民を差別している今や国民の敵だ、早くとっとと民営化しろと言いたい。さて小説の方は交通事故が起こす被害者側の復讐劇が主で、今...

原題を「交通警察の夜」と言うらしいが、著者の若い時代の小説のようだ、今度NHKでドラマ化すると知って読んでみたがBS4Kだけでの放送のようで、NHKは本当に国民を差別している今や国民の敵だ、早くとっとと民営化しろと言いたい。さて小説の方は交通事故が起こす被害者側の復讐劇が主で、今の著者の作品とは思えない浅い物語ばかりだった、時代もかなり古い物で、これをドラマ化するとなるとかなり脚色が必要となりそうだ、他にも沢山優秀な作家がいるのに何で今これか分からない、NHKヒヨってんじゃないよと言いたい。

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2023/02/24

交通事故がテーマの話の短編集!どの話も想像できないような展開で面白かった!ちょっとした皮肉も含まれているところが面白さをさらに増している感じで良かった\(^o^)/

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2023/01/16

とても面白かった。短編だけれど、盛り上がりもあり落ちもある。さすが東野圭吾先生。特に「天使の耳」はやられた感あり。

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2023/01/15

短編はそんなに好きではないけど、解説にもかいてあったが、誰でも一度ぐらいはやってしまいそうなことが人生を狂わせることがある、というのを題材にしているのがおもしろかった。また警察もので謎を解き明かしながらも、単純に最後に犯人が捕まるわけでもなかったり、そういう捻り方が短編のおもしろ...

短編はそんなに好きではないけど、解説にもかいてあったが、誰でも一度ぐらいはやってしまいそうなことが人生を狂わせることがある、というのを題材にしているのがおもしろかった。また警察もので謎を解き明かしながらも、単純に最後に犯人が捕まるわけでもなかったり、そういう捻り方が短編のおもしろさかも。

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2023/01/04

この短編集を読んで今後運転するのが怖くなった。。 (ほぼペーパードライバーだし) ドライブレコーダーあればいいのに。

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2022/09/10

『天使の耳』 東野圭吾/講談社文庫 . 日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー . 交通事故をテーマにこれだけ書ける作者さんが凄い。バタフライエフェクト的な内容もあって何気ない行動も実は事故に繋がるのが怖いなと思った。  

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2022/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この前『東野圭吾公式ガイド』を読み、新たな作品を読みたくなり、修論等で読んでいる場合ではないにも関わらず図書館で借りてしまった。交通事故を題材にした短編であり、どの作品もとても身近なものでありながら、ミステリー要素をうまく取り入れ、加害者側の憎悪や犯人探しにハラハラとした。「天使の耳」は事故を起こして亡くなった運転手の後ろに座っていた目が不自由な妹が、ラジオ放送と事故のタイミングを正確に記憶しており、兄の無実を晴らす物語と思いきや、それを逆に利用して相手に罪をなすりつけるように仕向けたことがラストで仄めかされて薄ら寒く感じた。「通りゃんせ」は路上駐車で当て逃げされた後、名乗り出てくれてラッキーと思っていたが、その後ぶつけた側からの積極的なアプローチが不可解であり、ラストではハラハラする展開となり面白かった。「捨てないで」は缶コーヒーを高速道路走行中の窓から捨てて、それが後続車の助手席に座っていた女性の目に当たって片目が失明となり、缶コーヒーを手掛かりに犯人を見つけられないかという話だった。無謀すぎると思っていた中、捨てた側で殺人の計画・実行の話があり、缶コーヒーが犯人を捕まえるきっかけになった。ぶつけられた側は何も気づくことも犯人が見つかるわけではないが、よくこんなに話を繋げられるなと関心した。

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2022/07/26

所轄の交通課が絡んだ短編集。『交通警察の夜』が原題だったことも納得。ほとんどが携帯電話の普及前で、交通事故の通報も、警察官が連絡を取り合うのも公衆電話。しかし、それ以外は古さを感じさせず、ヒトの弱さと傲慢さを描き切っている。表題作「天使の耳」と「危険な若葉」は、法の弱点を被害者が...

所轄の交通課が絡んだ短編集。『交通警察の夜』が原題だったことも納得。ほとんどが携帯電話の普及前で、交通事故の通報も、警察官が連絡を取り合うのも公衆電話。しかし、それ以外は古さを感じさせず、ヒトの弱さと傲慢さを描き切っている。表題作「天使の耳」と「危険な若葉」は、法の弱点を被害者が克服する復讐譚で、ある種の爽快感がある。「鏡の中で」は大岡裁きの雰囲気もあるが、死亡事故を起こした当事者が法の裁きを受けることがなかったことにモヤモヤ感が残った。

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2022/07/24

東野圭吾の隠れた名作。所轄の交通課の警察官が主人公の短編集。 普段から運転をするぼくとしてもどこか胸が痛む作品が多いが、交通事故は被害者も加害者も人生が一変してしまうものなんだな、と残された遺族の心の傷に対して法律はどこまで守ってくれるのか。 横断歩道ではないところから突然人...

東野圭吾の隠れた名作。所轄の交通課の警察官が主人公の短編集。 普段から運転をするぼくとしてもどこか胸が痛む作品が多いが、交通事故は被害者も加害者も人生が一変してしまうものなんだな、と残された遺族の心の傷に対して法律はどこまで守ってくれるのか。 横断歩道ではないところから突然人が飛び出してきて、咄嗟の対応で避け、電柱にぶつかったとして運転手が亡くなるとする。ルールを違反したのは歩行者だとしてもそこに罪は問われない。法律の融通の効かなさを悔やむ、遺族たち。 今はドライブレコーダーの普及から、ある程度、運転手の身を守るものも増えてはきているが、他人事に思えず、考えさせられる作品でした。 30年前の作品でしたが、文学は色褪せないんだなあ、としみじみと感じることもできました。みなさんも東野圭吾さんの隠れた名作に触れてみてくださいね。

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2022/06/08

交通事故の話。 かもしれない運転が大事。 免許の更新時に事故の映像を見るように、定期的にこのような本を読むのもいい。 ちょっとした油断が地獄を連れてくる。 ところで解説のほうで驚いた。 東野圭吾さん、大人になるまでろくに小説など読んでこなかったんだと!

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