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天使の耳 の商品レビュー

3.5

318件のお客様レビュー

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    21

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/08/20

記録 随分前に読んだけど、目の見えない女の子の話はどっちが悪かったのか結局分からなくて怖くなったのすごく覚えてるな〜 車と壁だったかに挟まれて亡くなった人の話も(そこしか覚えてない)怖くて印象的だった!また読み返さなきゃ〜

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2021/06/20

交通事故、交通マナーを題材にした「天使の耳」「分離帯」「危険な若葉」「通りゃんせ」「捨てないで」「鏡の中で」の6つの物語から成る短編集。 罪の意識が薄い交通ルール違反が、時に大きな不幸に繋がってしまうことを思い知らされました。また、交通事故、交通ルールのテーマでこんなにも色々...

交通事故、交通マナーを題材にした「天使の耳」「分離帯」「危険な若葉」「通りゃんせ」「捨てないで」「鏡の中で」の6つの物語から成る短編集。 罪の意識が薄い交通ルール違反が、時に大きな不幸に繋がってしまうことを思い知らされました。また、交通事故、交通ルールのテーマでこんなにも色々な話を作ることができる筆者の発想力に感動しました。 どれも面白いお話でしたが、個人的には「通りゃんせ」がゾクゾクする内容で一番面白かったです。

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2021/06/07

ゾクゾクするような話から、ミステリアスな交通事故まで多種多様な話が6つ入った短編集。 どれも先が気になる話ばかりで良かったが、終わりが納得しにくいような話もあった。 だが全体的に見て面白かった。

Posted byブクログ

2021/05/10

しっかり胸糞悪い話もあって、私的にはそれが好きです。笑 さすが東野圭吾さんだなって思います これを読んでから不謹慎ながら、現実世界で事故が解決されるまでの一部始終を見てみたいと思った

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2021/02/23

天使の耳 事故で兄を失った目が見えないけど耳からの情報の記憶力のいいスーパー女子高生、結局その事故の捜査はその力で兄の無実が証明される。けど後の証言と照らし合わせると兄に過失があった可能性がある。女子高生はそれを見越して全てのアリバイを警察より早く仕立て上げていた、かもって話。シ...

天使の耳 事故で兄を失った目が見えないけど耳からの情報の記憶力のいいスーパー女子高生、結局その事故の捜査はその力で兄の無実が証明される。けど後の証言と照らし合わせると兄に過失があった可能性がある。女子高生はそれを見越して全てのアリバイを警察より早く仕立て上げていた、かもって話。シンプルにスーパー女子高生の話かと思ったらキレキレな話で最後が不透明な感じがゾッとして面白かった。逆に辻褄が合っていくところで一番寒気した 分離帯 ひき逃げで死んだ夫の復讐の為に故意にひき逃げされる話 面白かったけど普通やった 危険な若葉 煽り運転した人が煽られた人に殺人犯に仕立て上げられる話。キレてて面白かった。男の無責任さがなんか胸に刺さった 通りゃんせ 路駐してたら擦られてて、擦った奴がお礼してくれるけど実は擦った奴は路駐のせいで子供を亡くしてた、全部その復讐の為やった話。頭で想像した擦った奴が怖すぎて終盤背筋が凍った。最後復讐しててもよかったのにと思ったけど擦った奴はほんまはそんなことする奴じゃないんやなって思った、逆に子供を殺された事でそこまでさせたことが恐ろしかった。 捨てないで 前を走ってたポイ捨ての空き缶で失明した彼女、手がかりはその空き缶だけ。一方でポイ捨て野郎は浮気野郎で逆玉 婿男、クソ、邪魔になった浮気相手を騙して殺すけどたまたま現場にポイ捨ての空き缶を落としてその殺人の決定だとなる話。ここまでゾッとする話しかなかった中最後の決定打がスッキリして気持ちいい話。直接主役夫婦が手を下さないのも素敵やし諦められる清い心もステキ。 鏡の中で 停止中の原付が右折車に巻き込まれて死んだ、警官がその運転手である企業のマラソンコーチの言動のおかしさを疑うと、結局そのマラソンコーチの生徒が運転しててコーチが庇ってたのを暴く話。あんまり好きじゃない、他と比べて迫ってくる怖みが無い。そもそも生徒正直にしろ、五輪やろうがコーチの恋人やろうが帰国子女やろうが人殺したら償わなしんどいやんと思った。

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2021/02/07

短編集ではあるが、さすが東野圭吾であった。 人間心理の裏が見えてくる。本質は目に見えないといったところであろうか。

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2021/02/02

箇条書きで感想を。ネタバレ有り。 天使の耳 この子は天使なの?目の見えない人は確かに耳が目になるんだろうなあ。両方赤ってタイミングあるよなぁ。信号機の秒数の論理、考えが追いつかなかった(笑) 分離帯 おばちゃんむかつく。最後はそこまでやるか!法律は敵にも味方にもなる。 危険...

箇条書きで感想を。ネタバレ有り。 天使の耳 この子は天使なの?目の見えない人は確かに耳が目になるんだろうなあ。両方赤ってタイミングあるよなぁ。信号機の秒数の論理、考えが追いつかなかった(笑) 分離帯 おばちゃんむかつく。最後はそこまでやるか!法律は敵にも味方にもなる。 危険な若葉 今でこそ煽り運転はアカンすぎるけど、少し前は罪に問われずなの?姉妹のチームプレーすごすぎ。 通りゃんせ ミステリーな展開。最後謝れて良かったのかな。息子を亡くしたおじさん可哀想。路上駐車、わたしもやってしまうなぁ。反省。 捨てないで。 これもハラハラもの。おもしろい。1番好き。 鏡の中で あらあら。最後真相を暴くのに自己満足?で終わっていいんかい? 誰もが起こしうるありふれた交通事故にまつわる話。タイトルも秀逸だなあ。再読するまではいかないけど、一度は読んでみて、ってかんじ。

Posted byブクログ

2021/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

交通事故や交通マナーをテーマにした6つのストーリーの短編集。ほんの小さなことが原因で人が亡くなるような大きな交通事故が起こる可能性があることを思い知らされる。 ハンドルを握る背筋が伸び、運転が慎重になる一冊だった。 公衆電話やファクス、毛皮のコートにミニスカート、カセットテープのカーステなど登場するアイテムにに90年代感が溢れているが、ストーリーが古臭く感じないのはさすが東野圭吾氏。 どこかで東野圭吾氏がユーミンのファンであると読んだ気がするが、それぞれのストーリーを読みながら、頭の中で次々とユーミンの曲が流れた。 第一話の天使の耳は、信号無視がテーマになっていて、ストーリーの中で出て来るユーミンの曲は「リフレインが呼んでいる」、「アニバーサリー」。 第二話の分離帯は進路妨害が原因の交通事故の復讐。連想した曲は「カンナ8号線」「グッドラック・アンド・グッドバイ」。 第三話 危険な若葉は、ちょっとした揶揄い心から生じた煽り運転による事故。「中央フリーウェイ」を連想させる情景描写。 第四話 通りゃんせの話の中心は路上駐車。「スキーに連れてってよ。近間でいいから」との台詞も登場し、連想したのは「サーフ天国、スキー天国」。 第五話 捨てないでの発端は缶コーヒーのポイ捨て。頭に浮かんだ曲は「ルージュの伝言」。 第六話 鏡の中でのポイントは右側通行。イメージしたのは「魔法の鏡」「守ってあげたい」。 第五話までは被害者が加害者に様々な形で復讐をするのだが、最終話だけは復讐ではなく加害者の身代わりとなる話となっていたのが救いだった。

Posted byブクログ

2021/01/24

交通事故を題材とした短編集。東野圭吾さんらしい一筋縄でいかない感じが良きです。90年代の作品のためか、自動車に電話機が内蔵されていたり、『煽り運転』が問題になる前なのかなーという少し時代錯誤感も味わえる作品です。

Posted byブクログ

2021/01/13

交通事故を題材にした短編集。天使の耳の最後にはザワっとした。分離帯などは最後には、そこまでするか!とゾッとした。

Posted byブクログ