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こうばしい日々 の商品レビュー

3.7

220件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2009/10/04

高校生の夏休み、他の宿題に追われて新しい本を一から読む時間がなかったので、この本で読書感想文を書いた。 上手く書けなかった。すきなのにねー

Posted byブクログ

2009/10/04

▼概要 少年を主人公にした「こうばしい日々」と、少女を主人公にした「綿菓子」の中編二編が収録されている。 ▼感想 どちらの小説も「ちょっとひねくれた子供」が主人公だった。私ならこんな弟と妹を持ったら絶対に腹が立つ(笑) 「こうばしい日々」の主人公・ダイは家族(特に姉)に対して...

▼概要 少年を主人公にした「こうばしい日々」と、少女を主人公にした「綿菓子」の中編二編が収録されている。 ▼感想 どちらの小説も「ちょっとひねくれた子供」が主人公だった。私ならこんな弟と妹を持ったら絶対に腹が立つ(笑) 「こうばしい日々」の主人公・ダイは家族(特に姉)に対してすごく批判的。自分の思っていることをけっこう率直に言う(「そんな言葉は相手より自分をいやしめますよ」とミズ・カークブライドは言っていた) 反対に「綿菓子」の主人公・みのりはひねくれたことを思ってもそれを直接言葉に出さない子。そして、すごく大人っぽくて優しい子。「人を好きになるなんて哀しい」という台詞が印象的だった。姉の元恋人の次郎くんへの淡い恋心が切なかった。 私的には、どちらかといえば「綿菓子」が好きでした。みのりも次郎くんも好き。みのりの純粋で切ない恋心はつい応援したくなった。

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2009/10/04

すごくやわらかいような気持ちになれる本で、何度も読み返してます(*´`) 『きんのしずく』が特に好きです。

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2009/10/04

「こうばしい日々」と「綿菓子」の2編が収められている。ともに中篇であり、10代前半の主人公の視点から物語が描かれる。 変わらずの言葉の肌触りに温かいため息が出そう。ホテルのパリッとしたシーツの感触、生チョコのとろける感じ、秋の落ち葉を踏んだとき。社会的なメッセージではなく日々の...

「こうばしい日々」と「綿菓子」の2編が収められている。ともに中篇であり、10代前半の主人公の視点から物語が描かれる。 変わらずの言葉の肌触りに温かいため息が出そう。ホテルのパリッとしたシーツの感触、生チョコのとろける感じ、秋の落ち葉を踏んだとき。社会的なメッセージではなく日々の中に現れる瞬間しゅんかんを心地よく提示してくれいて、期待通りとも言えるし期待を上回っているとも言える。「綿菓子」は、短編を連作としてつなげていて、こういう構成は新鮮だった。

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2009/10/04

やっぱり言葉がうまいな、と思う。 10代前半の男の子、女の子から見た恋、あと大人。 中編が2つ。 ジルがかわいらしい。

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2009/10/04

10代に入ったばかりの少年と少女をそれぞれ主人公にした中編と連作短編集。少年のほうはアメリカ生まれの日本人で父親から「アメリカ人になれ」と言われて育っている子。なんだかマシオカを思い出しちゃった。(笑)少女のほうは、姉や親の結婚生活を見て、「私は結婚しないで、恋に生きる!」と思う...

10代に入ったばかりの少年と少女をそれぞれ主人公にした中編と連作短編集。少年のほうはアメリカ生まれの日本人で父親から「アメリカ人になれ」と言われて育っている子。なんだかマシオカを思い出しちゃった。(笑)少女のほうは、姉や親の結婚生活を見て、「私は結婚しないで、恋に生きる!」と思う女の子。昔の気持を思い出って、甘酸っぱい気持ちになりました。ラストはちょっと好きでないけど。

Posted byブクログ

2009/10/04

「こうばしい日々」はアメリカ在住の11歳の男の子が主人公の話。ガールフレンドや大学生の友達、姉とその彼氏、学校の先生や友達、たくさんの人が出てくる。ほんとうに何気ない日常を描いたような作品で、なにか大きな事件が起こるわけでもなく、彼の人生の一部をちょっと覗き見したようなお話でした...

「こうばしい日々」はアメリカ在住の11歳の男の子が主人公の話。ガールフレンドや大学生の友達、姉とその彼氏、学校の先生や友達、たくさんの人が出てくる。ほんとうに何気ない日常を描いたような作品で、なにか大きな事件が起こるわけでもなく、彼の人生の一部をちょっと覗き見したようなお話でした。「綿菓子」は姉の昔の恋人に片思いしている小学生の女の子のお話。女は哀しい。結婚なんてどうでもいい、わたしは真実の愛に生きる。あどけなくって、切ないお話でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

本人にとっては色々起こった非日常な日々は、他人からみれば単なる日常にみえるくらいのもので。こう、日常を描くということができるのは江國さんのすごいところだと思う。

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2011/03/21

ほんわかした雰囲気がよかったです。でも話も文章もとくに好きでもなく嫌いでもなく。江國さんは合わないのかな?

Posted byブクログ

2009/10/04

同世代の江國香織さんのエッセイ 「こうばしい日々」って題もいいよねぇ デラウェア州って合衆国最初の州なんだねぇ 日本人の家族だけれど、会話はほんとは英語という設定だけれど 英訳されたら読み直してみたいきもする・・・エッセイ

Posted byブクログ