あくたれラルフ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あくたれ(=道理をわきまえず、乱暴・無法な言動をすること。また、その人/明鏡国語辞典)」ながらも飼い主一家から愛されている猫・ラルフのお話。 人形の首をもぐ、人が乗っているブランコの下がっている木の枝を切る、テーブルの上のクッキーを全部一口ずつかじる、ホールケーキにダイブする……等々、想像を絶する「あくたれ」ぶり。 これだけでも十分許し難いのに、ある日一家で出掛けたサーカスで、ラルフの悪戯は度を越える。 業を煮やした飼い主はラルフをサーカスに置き去りにすることを決意するんですけど、ちょっと前に「言うことを聞かない子どもを『しつけ』と称して山に置き去りにする親」がニュースになっただけに、どういう顔で読んだものか複雑な気持ちに。 私考えすぎなのかなあ、とも思うんですが、サーカスで酷い目に遭ったりゴミ捨て場で病気になったりしたラルフも別に「反省」する訳じゃなし、置き去りにした方の一家も普通に「お前がいなくて寂しかったよー」とか言ってるし、なーんか釈然としない読後感でした。 絵本、難しいです。
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猫のラルフのあくたれっぷりが、すごい。そんなラルフに手を焼きながらも愛情たっぷりの家族が、微笑ましい。小さないたずらっ子が読んでもらうと、安心出来そう。読後感は良いです。
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悪いことするヤツでも大事な家族、という感じで、絵はオシャレだし、嫌いなタイプではないのですが、いたずらの度が過ぎてちょっとついて行けないかも。翻訳に時代を感じる点も。
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女の子セイラと猫のラルフの話。 ラルフはいたずらな猫。猫がいなくなる。飼い主の元に帰りたいラルフと猫に戻ってきて欲しいセイラの家族がいる。
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翻訳は有名な石井桃子さんですが、今の子ども達に「あくたれ」という言葉が通じるか微妙なところでした。 それでも、少し昔のニュアンスに触れることもいいとは思います。 ラルフがどんな悪さをしでかしても、その場で怒っても本心では赦す心のある家族。 悪戯が止まらないラルフに、自己投影する...
翻訳は有名な石井桃子さんですが、今の子ども達に「あくたれ」という言葉が通じるか微妙なところでした。 それでも、少し昔のニュアンスに触れることもいいとは思います。 ラルフがどんな悪さをしでかしても、その場で怒っても本心では赦す心のある家族。 悪戯が止まらないラルフに、自己投影する子どもも居るのではないか、と思いました。
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105 理緒は色にばたつく程度 ラルフという飼い猫が、いたずらばっかりして、飼い主がサーカスに捨てちゃう サーカスは肉体労働で大変 まわりの動物にへなちょこはいじめられて、結局家に戻って、もう悪さはあんまりしません、的な ストレート あくたれで手のかかる、らるふ見たいな子がいたら...
105 理緒は色にばたつく程度 ラルフという飼い猫が、いたずらばっかりして、飼い主がサーカスに捨てちゃう サーカスは肉体労働で大変 まわりの動物にへなちょこはいじめられて、結局家に戻って、もう悪さはあんまりしません、的な ストレート あくたれで手のかかる、らるふ見たいな子がいたら、くいうのすごくいいと思う 5y8m じ。482 3y
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将来子どもができたら読んであげたい。 ラルフのどうしようもないあくたれの表情が変化していくところが可愛い! 愛すべきキャラクター。
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「は?なんで戻ってきてうれしいのよ。いなくて寂しい?え?」(S9) 「俺はMがいなくなっても寂しくないし、帰って来て欲しいとかも思わねぇ。」 「あくたれ」なネコ、ラルフ。 あくたれが過ぎてサーカスに置き去りにされる。 絵も文章もユーモラスでSも「ヒデっ」と言いながらニヤニヤして...
「は?なんで戻ってきてうれしいのよ。いなくて寂しい?え?」(S9) 「俺はMがいなくなっても寂しくないし、帰って来て欲しいとかも思わねぇ。」 「あくたれ」なネコ、ラルフ。 あくたれが過ぎてサーカスに置き去りにされる。 絵も文章もユーモラスでSも「ヒデっ」と言いながらニヤニヤしている。 最後にはちょっと納得がいかない様子。確かにセイラたちに謝ったりお礼を言ったりしているわけではないからね。 でもネコってそんなもんだよね。 それでも居ないと寂しいのがネコ。
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セイラのねこ・ラルフはとんでもないあくたれねこ。パーティーをだいなしにしたり、お母さんのお気に入りの鳥を追いまわしたり・・・それでも、セイラはラルフがすきでした。ところがある日、サーカスでのできごとをきっかけに、ラルフはかぞくとはなれてしまうことに。 いしいももこ訳の「あくたれ」...
セイラのねこ・ラルフはとんでもないあくたれねこ。パーティーをだいなしにしたり、お母さんのお気に入りの鳥を追いまわしたり・・・それでも、セイラはラルフがすきでした。ところがある日、サーカスでのできごとをきっかけに、ラルフはかぞくとはなれてしまうことに。 いしいももこ訳の「あくたれ」が、いい味だと思った。 幼児~小学校低学年向け。
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みてください、このわるそうなねこ!ほんとにわるいねこです!表紙から相当わるいことしています!でもどんなにあくたれでも、セイラはラルフがだいすきなんだって。アメコミみたいな絵とおはなしがよく合っています。
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