水晶のピラミッド の商品レビュー
御手洗シリーズ。スケ…
御手洗シリーズ。スケールの大きな作品。ほんの分厚さも気になりません。
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原寸大で作られたピ…
原寸大で作られたピラミットの中で溺死した男。あまりにスケールの大きな話に思わず唖然。でもなにより驚愕させられたのは ミステリーの結末です。ご存知御手洗潔シリーズデス。
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スケールのデカさに驚…
スケールのデカさに驚く。ラストの御手洗の推理には騙されてしまった。
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やや長すぎる気もする…
やや長すぎる気もするが、御手洗の推理を十分に楽しむことは出来る。
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御手洗潔シリーズの長…
御手洗潔シリーズの長編。エジプトのピラミッドやタイタニック号など、時間も含めて壮大なスケールの物語。作品にこめられたメッセージは、SFに比べると伝わりにくいだろう。
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多くの作品でみられる…
多くの作品でみられる、複数の主観で並行するストーリー。探偵目当てで読む方にはなかなか辛いものがありますが、がんばって投げ出さずに読んでの御手洗登場のシーンの感動はひとしお。事件もさることながら、探偵の腰を上げさせたシーンが印象的。作者のピラミッド論もご拝聴いただけます。
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ミステリ小説界で最も…
ミステリ小説界で最も知名度が高いキャラクター御手洗潔が活躍する、御手洗シリーズ。かなり分厚いが、読み始めてしまえばそんなこと気にしなくなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白い、面白いけれど!!! 結局タイタニック号やミクルの話は本筋とは何の関係もない挿話だったんかい! 読んでる途中から薄々気づいてはいたけど、300ページくらいのこれらの挿話が本筋のほんの一雫なんかい! いや、これこそ御手洗が作中で言っていた、庶民の営みは決して歴史の表舞台には表れない、ということを示しているのか? もう深く考えるのはやめよう… 御手洗が登場してからのスピード感は本当に楽しかった。鬱病でスタートしたときはどうしたもんかと思ったけど、あの御手洗を動かしたレオナのパワーはすごいと思った。 途中で石岡くんに御手洗はホモなのか、あなたたちはそういう関係なのか、と詰め寄ったときは当て馬感満載で、正直読んでいて楽しかった。 でも最後はやりすぎ感あった…他の人の感想にうっとうしいとあったのも少しはわかる。 だけどレオナのせい、というわけではなく、島田荘司はこういう女性が好きなんだ、という暴露のダメ押しパートみたいな感じだったので、レオナを嫌いになったわけではない。 でも最後に何で御手洗は、レオナに光栄だとか世界中どこでも駆けつけると言ったんだろう。 この一連の事件をなんとか収拾させようと一人で奮闘し、素晴らしい映画を作った彼女へのリスペクトの気持ちからだろうか? トリックについては、はい…まあなんというか、島田荘司のミステリは、色々自分で凝った舞台をシンプルな方法で全部ぶっ壊すという流れがあるので、驚きはしたものの、感動はないというか… 御手洗というキャラクターが好きじゃないと読んでないかもしれない… あと、御手洗がレオナに周りがどれだけ振り回されているか自覚しろって言われたときに動揺しているのがよかった。この人、このとき36歳で、レオナは23歳だよ…
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確かに前半は映画のようにくるくるとシーンが変わって、どの世界観もこれはこれで一つの物語として面白いな、と思いつつ、どう御手洗がいる世界線に繋がっていくのか分からなかった。ましてピラミッドの謎やら内部構造についての説明やらはちんぷんかんぷんで想像が追いつかなかった。 けれど後半にな...
確かに前半は映画のようにくるくるとシーンが変わって、どの世界観もこれはこれで一つの物語として面白いな、と思いつつ、どう御手洗がいる世界線に繋がっていくのか分からなかった。ましてピラミッドの謎やら内部構造についての説明やらはちんぷんかんぷんで想像が追いつかなかった。 けれど後半になっていよいよ御手洗潔たちの登場となると物語は一気に加速。とりあえずこの物語は途中で挫折せずに、最後の最後まで読むことが大事だと思った。作者の知識量と洞察、描写、研究者並みかそれ以上ではないか…圧巻。
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読み始めてからは、中々出てこない御手洗潔にイライラさせられましたが、ストーリーは面白く引き込まれました。彼が登場してからは、ジェットコースターの如く話は進んでいき、最後はアッと言わされました。完敗です。
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