未明の家 の商品レビュー
建築探偵シリーズ第1…
建築探偵シリーズ第1弾。個人的には大好きな雰囲気の作品でした。家モノ。「伊豆・熱川の別荘、黎明荘を調査してほしい」――W大で美術史を学び、古い建造物の研究をしている桜井の元に、ひとりの少女が訪れ、そう切り出した。だが、彼女の本当の依頼は別の所にあり……すれ違い、ゆがんでしまった家...
建築探偵シリーズ第1弾。個人的には大好きな雰囲気の作品でした。家モノ。「伊豆・熱川の別荘、黎明荘を調査してほしい」――W大で美術史を学び、古い建造物の研究をしている桜井の元に、ひとりの少女が訪れ、そう切り出した。だが、彼女の本当の依頼は別の所にあり……すれ違い、ゆがんでしまった家族の出した結論とは?
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建築探偵桜井京介シリ…
建築探偵桜井京介シリーズの第一弾。キャラクターの方が前面に出てしまっている感もあるが、綾辻行人の館シリーズよりも建築物に比重が置かれている。
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閉ざされたパティオを…
閉ざされたパティオを持つ別荘の鑑定と主である祖父の死の謎を解くことを依頼されます。今回も謎解きにワクワクしました。
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※2007/5/11のblogより転載 大学院に在籍する桜井京介は、西洋建築マニアである。そして、建築探偵という隠された一面も持っている。 京介のアシスタント蒼によって貼られた「西洋館鑑定」のチラシを見た遊馬理緒(あすまりお)が、調査を依頼してきた。依頼する物件は、伊豆にあ...
※2007/5/11のblogより転載 大学院に在籍する桜井京介は、西洋建築マニアである。そして、建築探偵という隠された一面も持っている。 京介のアシスタント蒼によって貼られた「西洋館鑑定」のチラシを見た遊馬理緒(あすまりお)が、調査を依頼してきた。依頼する物件は、伊豆にある遊馬家の別荘「黎明荘」。今は亡き理緒の祖父遊馬歴(あすまわたる)が建てた、スペイン風の洋館である。 その洋館には、ある隠された謎が・・・ 一見、一般的なスパニッシュスタイルに見える館は、実の所矛盾した造りが施されていた。そして、黎明荘では奇妙な事件が頻発する。発端は、主の歴の死。警察では事故死の扱いだが、実は殺人であるとの疑いが・・・ 内容的には、大きなサプライズがあるわけでもないけれど、テンポがいいのでどんどん読み進めることが出来ました。ただ・・・作者のセンスが自分には合いませんでした。 まず、有りもしないような登場人物の名前.これ、はっきりいって萎えます。はい。わたしは、ダメです。珍しくても、まだありそうな名前ならいいのですが。 そして、キャラが痛いというか、ちょっとウザイというか、もっとナチュラルでもいいのではないかと。 ストーリーの中でキャラが浮きまくりという感じで.なんとなく少女漫画のキャラチックなイメージ。ま、そうでもしないとこの物語が成り立たないとも言えるのですが。
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前髪挙げると超絶美形の探偵とか、16歳の後見人が25歳の学生とか、突拍子のない設定がマンガチックね・・・ 書き流しの文字も読めないのに「落款」とか「古代裂」とかって言葉使っちゃう登場人物、若い独身男のアパートに「ダイニングキッチン」って、なんか言葉の選び方がチグハグ・・・現場に向かう車のBGMがS&GのMrs.Robinsonってどうよー (BonJoviのアコースティック版の方が好み…)とかいろいろ思ってたんですが。 おお、この渋い犯人はなかなか。珍しいタイプかも。真相もまあまあの収まりだし、漁夫王のメタファーが全編に効いていて、よかったです ^^
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蒼、京介、深春の関係と蒼の本名がわかるまで読みたいと思います。 堀田善衛の『ゴヤ』も読みたくなりました。
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再読。建築探偵シリーズ1作目。 シリーズは完結済ですが、どうやら続編が出るようなので再読に着手。 随分と久しぶりの再読なので、京介/蒼/深春の背景はまだこんなにぼかされているのかと、ちょっと新鮮です。 シリーズ読破していて事情は全て分かっているので、作中のほんの些細な描写に心が揺さぶられます。 建物に込められた想いが静かに汲み取られ、閉ざされたパティオの真の姿が現れるくだりがとても好きです。 神代教授はまだお名前だけの登場で、いつから登場するのかも忘れてしまっているので、そこら辺も楽しみながら再読していきたいです。
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再読中。。でも多分読み終わらない… この本の冒頭部分に、何か面白いことが書いてあったような…と急に思い出して、中古で買って読み返してみた。 以前に面白いと思った文章は多分これかな… 「それが《無意味》に見えるのはただ正しい位置を得ていないからだ、そのあるべき場所を発見できれば...
再読中。。でも多分読み終わらない… この本の冒頭部分に、何か面白いことが書いてあったような…と急に思い出して、中古で買って読み返してみた。 以前に面白いと思った文章は多分これかな… 「それが《無意味》に見えるのはただ正しい位置を得ていないからだ、そのあるべき場所を発見できればすべては《意味》へと繋がっていく」
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桜井京介シリーズ1☆ キャラの役割がしっかりしてて個性もいい味を出してるなぁ('◇')ゞ 女性人気が高そうなシリーズもの。 蒼の記憶力、深春のフィールドワーク、京介の推理力がバランスよく事件を解決に導くのですね☆話の組み方も面白かったしラストも好感持てるんじゃ...
桜井京介シリーズ1☆ キャラの役割がしっかりしてて個性もいい味を出してるなぁ('◇')ゞ 女性人気が高そうなシリーズもの。 蒼の記憶力、深春のフィールドワーク、京介の推理力がバランスよく事件を解決に導くのですね☆話の組み方も面白かったしラストも好感持てるんじゃないかと(´ー`)
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まだ読み終わってないのに状況を間違えた (ま、いいか) 建築探偵登場! しばらく前からどーしょーかなーと 悩んでいたシリーズ 8割読んで・・・印象GOOD! さ、続きっと!
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