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回廊亭殺人事件 の商品レビュー

3.3

185件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    79

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

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2013/01/24

回廊亭という旅館を舞台にした殺人事件。うーん、微妙!まず30代の女性が70代に化けるという無理のありすぎな設定のせいで白ける。 最後の意外な展開が面白かっただけに、とにかくそれが残念だった。

Posted byブクログ

2013/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

“初”東野圭吾でした。トウノかヒガシノかも知らないズブです。 大変読みやすい文章でした。一気に読了でした。 印象は、アガサ・クリスティ作品に似ているなと感じたことです。 回廊亭の間取り図がある点や、下品な言葉を使わない点、 トリックは大したことないけどスキャンダラスな人間模様で読ませる点などなど、 しばし現実逃避できるエンタテイメント性に優れているようです。 ただラストへの収束が雑でした。 なんだか強引さが目立ったため、あっと驚く真犯人登場シーンも、 どうぞご勝手に・・・という感じ。 遺産相続の家族会議に参加した老婆。 実は過去の心中事件で恋人を殺され復讐に燃える哀しき三十路女性。 復讐は果たせるのか?真犯人は誰なのか?そして事件の真相やいかに?

Posted byブクログ

2012/12/30

すさまじいまでのエネルギーを誰しも持ち合わせているということなんでしょうか。過去にばかり目を向けているとそのエネルギーは建設的な方向には使えないみたいですが。リアルな世界で、人の激しい憎悪というものを感じたことはないけれども(程度の小さいものは多々ありますが)、憎悪にとらわれる原...

すさまじいまでのエネルギーを誰しも持ち合わせているということなんでしょうか。過去にばかり目を向けているとそのエネルギーは建設的な方向には使えないみたいですが。リアルな世界で、人の激しい憎悪というものを感じたことはないけれども(程度の小さいものは多々ありますが)、憎悪にとらわれる原因は、過去を見つめるか、今を未来を見つめるかの差なのだと思います。

Posted byブクログ

2012/12/14

凝った設定、推理展開でした。すべて枝梨子の視点から描かれているのに、最も肝心な部分を隠したまま、つまり始めから復讐すべき犯人を知っていたのに、共犯者探しに終始していた、というのは肩すかしを食らわされた気がします。そんなに重要な共犯者でもないのに…。

Posted byブクログ

2012/12/07

東野さんにしてはサクサク読み進められない。 やっぱり東野さんは、最近の作風の方が好きだなぁ~なんて思っていたら、まさかのどんでん返し。 ラストの章(だけ)を映像化してみたいと思った。 ほんと、ラストの章あってこその作品。 もし違ったエンディングだったら、☆2つだったな…。

Posted byブクログ

2012/11/29

ラスト直前の主人公の機転(閃き?)は,普通の女性であれば,なかなか思い付かないだろうな~.あ,もちろん男性でも思い付かないと思います.

Posted byブクログ

2012/10/17

最後にまたひと展開あり、驚かされます。 若い女性が老婆に変装して長時間複数の人間といても、バレない…のが納得いかないので、読んでいる間、常に不信感?なようなものがあります。 面白いんだけどね(汗)

Posted byブクログ

2012/09/30

犯人は意外な人物で、このトリックには騙されたーっ!!って感じがするのだけど、読み終わって、「ああ、楽しかった♪」とならない...。というのも主人公が余りにも救われないから。大抵、小説を読んでいると主人公に肩入れしてしまう。そうだよね...とか、わかるわかる...とか。そうやって肩...

犯人は意外な人物で、このトリックには騙されたーっ!!って感じがするのだけど、読み終わって、「ああ、楽しかった♪」とならない...。というのも主人公が余りにも救われないから。大抵、小説を読んでいると主人公に肩入れしてしまう。そうだよね...とか、わかるわかる...とか。そうやって肩入れして読んでラストに報われない終わり方で落とされる。 えーっ!! あんまりじゃん!! って感じ。お前が犯人だったかぁ〜っていう謎解きとしての完成度は高かったけど、でも、主人公の哀れさの方が際立って爽快感が感じられなかったので、マイナス★1となりました。

Posted byブクログ

2012/09/22

莫大な財産を残した亡くなった実業家の遺産相続。 一族と一人の老婆の前で遺言書の公開が行われることとなった。 故人の秘書であった主人公は、その老婆に変装し、遺言書の公開場所へ乗り込む。 彼女の目的は、半年前に起きた無理心中事件の真相を知ることだった。 彼女と彼女の恋人を殺そ...

莫大な財産を残した亡くなった実業家の遺産相続。 一族と一人の老婆の前で遺言書の公開が行われることとなった。 故人の秘書であった主人公は、その老婆に変装し、遺言書の公開場所へ乗り込む。 彼女の目的は、半年前に起きた無理心中事件の真相を知ることだった。 彼女と彼女の恋人を殺そうとしたのは誰だったのか。 一族に探りを入れるなか、第一の殺人が起こる・・・。 以前ドラマ化されていた作品です。 作品を読みたいがためにドラマは見ませんでした。 やっぱり・・・おもしろいですね。 伏線もたくさんありますし、予想外の展開が多々あって。 人間の思い込みを上手に誘うなぁと。 最後の最後まで結末がわかりませんでした。 すべての真実が明らかになり、すっきりとするはずなのに、どこか晴れない部分があって。 哀しい物語でした。

Posted byブクログ

2012/09/02

ドラマを観て最後の意味がわからなかったので、原作を読む事に。 なるほど。すべてが繋がった。 ポンポンと進むストーリー展開は爽快。 しかし、切ないです。

Posted byブクログ