知の技法 の商品レビュー
学問の行為論―誰のための真理か◆認識の技術―アクチュアリティと多様なアプローチ(現場のダイナミクス◆言語の論理◆イメージと情報◆複数の視点)◆表現の技術―他者理解から自己表現へ◆結び 「うなずきあい」の18年と訣れて 編著:小林康夫、1950- 編著:船曳建夫、1948-
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・文学作品を読むときに「意味」なり「メッセージ」なりを探し、「作者は何を言おうとしているか」を解読しようとしながら読み進める、目的史意識をもった読み方をする人が多い。はっきりとした目的意識というと聞こえはいいが、要するにそれは、読みの可能性をはじめから限定してしまうことである
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人文社会と自然科学を バランスよく吸収することが、教養であり、専門知識の基礎になるのだと感じた。お風呂で 読むには 丁度いい ページ割、内容 だった 本編の内容は 頭に残らないが、各章最後の「もう一歩」は 面白い。美術品を イメージの触感的魅力で 観ると言うのは なるほど だっ...
人文社会と自然科学を バランスよく吸収することが、教養であり、専門知識の基礎になるのだと感じた。お風呂で 読むには 丁度いい ページ割、内容 だった 本編の内容は 頭に残らないが、各章最後の「もう一歩」は 面白い。美術品を イメージの触感的魅力で 観ると言うのは なるほど だった 専門や実学に 凝り固まっていた学生時代を反省した
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大学の時に読みたかった。様々な考え方を知れるという点では今でも価値がある。 はじめに 第Ⅰ部 学問の行為論ー誰のための真理か 小林康夫 第Ⅱ部 認識の技術ーアクチュアリティと多様なアプローチ [現場のダイナミクス] フィールドワークーここから世界を読み始める 中村雄祐 史...
大学の時に読みたかった。様々な考え方を知れるという点では今でも価値がある。 はじめに 第Ⅰ部 学問の行為論ー誰のための真理か 小林康夫 第Ⅱ部 認識の技術ーアクチュアリティと多様なアプローチ [現場のダイナミクス] フィールドワークーここから世界を読み始める 中村雄祐 史料ー日本的反逆と正当化の理論 義江彰夫 アンケートー基礎演習を自己検証する 丹野義彦 [言語の論理] 翻訳ー作品の声を聞く 柴田元幸 解釈ー漱石テクストの多様な読解可能性 小森陽一 検索ーコンコーダンスが開く言葉の冒険旅行 高田康成 構造ードラゴン・クエストから言語の本質へ 山中桂一 [イメージと情報] レトリックーMadonnaの発見、そしてその彼方 松浦寿輝 統計ー数字を通して「不況」を読む 松原望 モデルージャンケンを通して見る意思決定の戦略 高橋伸夫 コンピューティングー選挙のアルゴリズム 山口和紀 [複数の視点] 比較ー日本人は猿に見えるか 大澤吉博 アクチュアリティー「難民」報道の落し穴 古田元夫 関係ー「地域」を超えて「世界」へ 山影進 第Ⅲ部 表現の技術ー他社理解から自己表現へ 0.表現するに足る議論とは何か 船曳建夫 1.論文を書くとはどのようなことか 門脇俊介 2.論文の作法 門脇俊介 3.口頭発表の作法と技法 長谷川寿一 4.テクノロジーの利用 長谷川寿一 5.調査の方法 長谷川寿一 結びー「うなずきあい」の18年と訣れて 船曳建夫
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東京大学教養学部の「基礎演習」テキストで、「知の三部作」シリーズの第1弾です。 文科系学問の「技法」を、大学に入学したばかりの学生に伝えるという意図のもとで編まれた本で、論文の書き方や発表の仕方についての説明も含まれていますが、中心となっているのは、それぞれの研究者が自分自身の...
東京大学教養学部の「基礎演習」テキストで、「知の三部作」シリーズの第1弾です。 文科系学問の「技法」を、大学に入学したばかりの学生に伝えるという意図のもとで編まれた本で、論文の書き方や発表の仕方についての説明も含まれていますが、中心となっているのは、それぞれの研究者が自分自身の関心に基づいて、知のパフォーマンスを実演してみせることで、学生にその「技法」を体得させるようなスタイルで書かれた文章です。 全体を通して気づいたのは、構造主義のインパクトを受けていることが明確に示されているような文章が目立つことです。そのような表現スタイルが、人文・社会科学系の学問の基本になっていたことがうかがえます。
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日本の大学はアメリカ大学をお手本としようとしたが、肝心の総合的判断力と批判的思考力を養う部分が抜けていて、形だけ真似ている状態、これが大学意味無いの原因か 「知」とは、遮蔽物を除去し、従来は光が当たっていなかった場所に光を当てる精神の働き discover:発見。coverをd...
日本の大学はアメリカ大学をお手本としようとしたが、肝心の総合的判断力と批判的思考力を養う部分が抜けていて、形だけ真似ている状態、これが大学意味無いの原因か 「知」とは、遮蔽物を除去し、従来は光が当たっていなかった場所に光を当てる精神の働き discover:発見。coverをdis(無くす)こと 自分の主張のないものは論文ではない 自分の主張があっても、合理的な仕方で根拠づけられていないものは、論文ではない プレゼンテーションにリハーサルは必須
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
100% 1分間記憶法/タイムマジックで通読。 バンザイ。 気になるところも心を鬼にしてきにせず読み進めたった。 結果内容が頭に入らない矛盾。 それはともかく、なんで東大生でもないのにうちにこれがあるんだ? 橋本かぼうずかに貰ったんかな?わらかん。 そして、マドン(がおかしくなってた時)のヌードをたくさん載せていた人は何が言いたかったんかな?読み返さんけど。 コンコーダンスって何なんだ? 戦場で? 白い犬とコンコーダンスを? コンコーダンスはうまく踊れない?
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学問には「普遍性」が必要で、それは他者に開かれているということ。そのために様々な技法を活用せねば、身につけなければならぬという内容。 でも、やっぱり最終的に「自分が納得できる」という点に収斂してしまうなあ。学問の「技術的」ではないそのものの価値とはなんなのかね、と思ってしまいま...
学問には「普遍性」が必要で、それは他者に開かれているということ。そのために様々な技法を活用せねば、身につけなければならぬという内容。 でも、やっぱり最終的に「自分が納得できる」という点に収斂してしまうなあ。学問の「技術的」ではないそのものの価値とはなんなのかね、と思ってしまいます。 身近な物・テキストを緻密に分析することで、その時代の精神構造とかを明らかにして、これが近代っすよっていって、現在の社会問題につなげていくかんじ・道筋が〈今〉は一応納得できるのだけれど。 う~ん。一年生の頃は絶対反発して触れもしないだろうなとは思う(笑)
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なにか 変な具合に 読みたい本である。 反証可能性 falsifiability 私は こう思う というだけでは まったく不十分。 私にとってそうあるだけでなく あなたにとっても 誰にとっても 相であると私は思う。 モノではなくて ヒトです。 ニンゲンの文化現象。社会現象...
なにか 変な具合に 読みたい本である。 反証可能性 falsifiability 私は こう思う というだけでは まったく不十分。 私にとってそうあるだけでなく あなたにとっても 誰にとっても 相であると私は思う。 モノではなくて ヒトです。 ニンゲンの文化現象。社会現象。 創造性、公正さに基づいた創造性。 私たちが生きつつある20世紀は、 最初から 何もかもが 裸になっているといった 露骨さがますます増大しつつある時代。 鋭敏に感応しうる繊細な完成を鍛え上げること。 イメージの触覚的魅力が満ち溢れており、 その中に 全身でつかる。
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東大教官の研究エッセンスとものの見方。 本書には、後半に発表の技術的なことが書かれている。 研究という場のエッセンスは、十分味わえ、 研究の入り口を知るにはとてもよい読み物だと思う。 教官ごとに温度差のある文章ではあるが、 大学の初学年には程よい本になっている。 本書を教科書とし...
東大教官の研究エッセンスとものの見方。 本書には、後半に発表の技術的なことが書かれている。 研究という場のエッセンスは、十分味わえ、 研究の入り口を知るにはとてもよい読み物だと思う。 教官ごとに温度差のある文章ではあるが、 大学の初学年には程よい本になっている。 本書を教科書として読む東大生には気の毒だが、 一般の読者には十分楽しめる。
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