自然保護という思想 の商品レビュー
私たちがどのように自…
私たちがどのように自然とつきあっていけばよいのだろうか、共存の方法も探る。
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自然保護と言っているのは本当の天然自然ではなく、人間にとって居心地、または使い勝手のよい自然にほかならない。 開発という名の自然資源搾取が横行しており、また例えば戦争がひとたび起これば、のどかなお題目など一瞬で消し飛んでしまうのは自明である。それは極端としても、人間の存在がそも...
自然保護と言っているのは本当の天然自然ではなく、人間にとって居心地、または使い勝手のよい自然にほかならない。 開発という名の自然資源搾取が横行しており、また例えば戦争がひとたび起これば、のどかなお題目など一瞬で消し飛んでしまうのは自明である。それは極端としても、人間の存在がそもそも自然破壊である以上、自然保護というのは自家撞着というものではないか。 つまり人間が自然保護いうな、という感じである。 この本でも、安直な開発へのアンチテーゼが底流にあるようだが、それを全否定するわけにも行かないもどかしさが含まれている。 前半は「自然保護思想史」や「自然保護関連学派名鑑」的な内容で、資料的価値はあるんだろうけど読んでいてつまらなく、かなり読み飛ばしてしまった。 最終章(「危機のなかの自然」)で、知床における林野庁の暴挙(針広混交林の伐採)を指弾しているあたりは面白かった。役所のやるこったね。
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[ 内容 ] 環境破壊が深刻化し、人間の存在そのものがそれを加速しているいま、私たちはどのように自然とつきあっていけばよいのだろうか。 生態系のパイオニアであり、半世紀もの間、自然保護のために精力的に行動してきた著者が、二一世紀に向けての自然とと共存方法を、先人たちの軌跡や、自然...
[ 内容 ] 環境破壊が深刻化し、人間の存在そのものがそれを加速しているいま、私たちはどのように自然とつきあっていけばよいのだろうか。 生態系のパイオニアであり、半世紀もの間、自然保護のために精力的に行動してきた著者が、二一世紀に向けての自然とと共存方法を、先人たちの軌跡や、自然誌博物館の設立など自らの体験を踏まえて語る。 [ 目次 ] はじめに―自然保護のこころ 1 自然保護の軌跡 2 生態学の視座から 3 生物と環境 4 自然を知る 4 危機のなかの自然 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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