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ウォッチャーズ(上) の商品レビュー

4.2

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

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2011/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2011年11月24日読了。 アインシュタインがかわいすぎる…。 ミステリーとSFとホラーの間みたいなお話です。 見た目レトリバーの犬のアインシュタイン。 欲しい…我が家に来てほしい…でもアウトサイダーが怖いです。

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2011/07/16

 表紙のレトリーヴァーと、帯のコピー“このイヌはただものではない。何かを言おうとしている!”に惹かれて手に取った一冊。  クーンツは、現代アメリカ大衆小説界を代表する作家だとのこと(訳者あとがきより)。でも私は恥ずかしながら、その名前を聞いたことがある程度の知識しかなかった。 ...

 表紙のレトリーヴァーと、帯のコピー“このイヌはただものではない。何かを言おうとしている!”に惹かれて手に取った一冊。  クーンツは、現代アメリカ大衆小説界を代表する作家だとのこと(訳者あとがきより)。でも私は恥ずかしながら、その名前を聞いたことがある程度の知識しかなかった。  海外モノって、何故か苦手なんだよね。  登場人物の多い、推理小説(それもアガサやクィーン等、古典に近いヤツ。中学、高校の頃、推理小説が読みたくて図書室をあさったけど、この手の作品しかなかったのだ)なんて、たいていの場合、混乱してしまう。  「あれ? この人、さっき殺されなかったっけ?」「今、何処にいるんだ?」とかとか……。  ただ、横文字に弱いだけなのかも(笑)。  それでも、面白い物語は、やっぱり面白い。変な先入観で、面白いものを逃してしまうのは、非常に悔しい。  そんな訳で、最近は結構、海外モノでも臆せず手を出してます。  それに、最近の小説はジャンルがあやふやだから、自分好みの微妙な作品にも遭遇しやすいしね。

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2011/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間並みの高い知能を持った犬の話である。 そして、その犬によって結ばれた男女のラブストーリィでもある。 とにかく、この物語に登場する犬、確かゴールデンレトリバーだと思ったんだけど・・これが凄い犬なのだ! 利口で優しくて、己の主人(人間)をいつも見守っている。 (だからこの物語の題名は、「ウォッチャーズ」(見守る者)という題名ならしい。 この題名の意味を知って私は初めて、米国で「ウォッチ・ドッグ」、 番犬とも言うべき、出入りする人を見るに最適と言われる種の犬が居るのを連想した。) だがこの犬、もともとはどこかの研究施設で育てられた類稀に優秀な種だったらしく、 反対に「悪」の権化のような凶暴性・攻撃性を持った仲間(犬)も存在することが後に明らかになる。 その、「黒い」仲間の犬が非常に可哀想だった。 なまじ知能があるだけに、人間に近い感受性を持つ犬達、それがものすごく哀しい。 高度な知能を持った動物は、果たして人間が君臨するこの世界では幸せなのだろうか。なんて、ちょっと考えた。

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2011/05/10

私もみなさんのコメントを見て手に取ったのですが、確かにこれは止められないですね!!下巻が楽しみです。

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2011/05/03

だいぶ昔に読んだの 多分小学生とかかなー なんか難しいお話に感じたのは 私が幼かったからなのかなぁ? なんかよく分かんないまま でもスピーディーに読んだ記憶がある ゴールデンレトリバーがなんか活躍してた けど宇宙人が出てきたようでww よくわからん!w もう一回読みたいな...

だいぶ昔に読んだの 多分小学生とかかなー なんか難しいお話に感じたのは 私が幼かったからなのかなぁ? なんかよく分かんないまま でもスピーディーに読んだ記憶がある ゴールデンレトリバーがなんか活躍してた けど宇宙人が出てきたようでww よくわからん!w もう一回読みたいなー

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2010/07/11

トラヴィスが森で拾ったゴールデンレトリーバーのアインシュタインは人間程の知性があった。だがまた遺伝子組み替えで操作された殺人兵器生物アウトサイダーが追ってくる。

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2010/05/05

森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが 意志に似たものが感じられた。 孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と 名を与え、半信半疑の対話を試みる。 徐々にわかってくる信じがたい事実。 それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。 繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか...

森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが 意志に似たものが感じられた。 孤独な中年男のトラヴィスは犬に〈アインシュタイン〉と 名を与え、半信半疑の対話を試みる。 徐々にわかってくる信じがたい事実。 それにしても、犬は何を警戒しているのだろう。 繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき“もの”が ひそんでいるのか。 犬好きの人にはたまらない作品です。 昔、ゴールデンレトリーバーを飼っていたというのもあり しかもあのゴールデンが、人間並みの知性を持っている!? んですから、読まないわけにはいかない(笑)。 実際、読んでいくうちに飼っていた犬を思い出す場面が たくさんあります。 特にこの犬種は人懐っこい性格の犬なので、この物語には もってこいの犬種だと思いました。 ヴィンセントの殺し屋の内容は、ちょっと表現に えげつないところがあり、好きにはなれませんでしたが 犬と人間が心を通わせれたら、これほど嬉しいことはないです。 このトラヴィスが感じたように、その幸福感をうまく表現して いるので面白かったです。

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2010/04/05

モダンホラーと思ったら、実はいい人(と犬)たちがいっぱい出てくる実に気持ちいい、ええ話です。でも、なんで検索しても下巻が出てこないのでしょうか?

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2010/03/31

ディーン.R.クーンツの初めて読んだ小説。犬が好きな私には最初はわくわくする話だったが、途中から米国のエンターテイメントらしい恐怖が加えられ、魅力が半減したように思う。どうしてこうゆうものを持ち込みたがるのか。マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」がやはりその答え...

ディーン.R.クーンツの初めて読んだ小説。犬が好きな私には最初はわくわくする話だったが、途中から米国のエンターテイメントらしい恐怖が加えられ、魅力が半減したように思う。どうしてこうゆうものを持ち込みたがるのか。マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」がやはりその答えなのだろうか。でも、それを割り引いても十分面白いけど。

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2010/01/31

これはすっごい名作! まさに感動もの。いい話だ……。 ただ、今までいくつか評を読んだんだけど、みんな「主人公たちのラブロマンス」だとか、「名犬アインシュタインの健気さ」をメインにしちゃってるのがちょっと気に食わない。そりゃたしかに主人公たちは好感持てるし、アインシュタインも健気で...

これはすっごい名作! まさに感動もの。いい話だ……。 ただ、今までいくつか評を読んだんだけど、みんな「主人公たちのラブロマンス」だとか、「名犬アインシュタインの健気さ」をメインにしちゃってるのがちょっと気に食わない。そりゃたしかに主人公たちは好感持てるし、アインシュタインも健気で可愛い。それは認める。でも私が思うに、この作品で一番取り上げるべきなのは、「アウトサイダーの悲哀」。これしかないでしょ。異形の者の異形なゆえの悲しみがここまで描かれた作品って、数少ないと思う。本当に、アウトサイダー可哀想過ぎ。そして人間は身勝手。 実際今までの評だと、「ラストでは愛犬家必涙」(愛犬家じゃなくてもだと思うけど……)ってしてある。たしかに最後の、アインシュタイン絡みの箇所は泣ける。けどそれ以上に、アウトサイダーの境遇とその最期にすごく泣けたし、ここで一番泣くべきじゃないかと。 何はともあれ、これを「ホラー」ってジャンルだけにくくっちゃうのはあまりに惜しい。ジャンルなど限らずに、一読の価値はめちゃめちゃにある。 ところでこれ、何年か前にテレビで映画やってたの見た気がするけど……気のせいかな? だってまるっきり違う話だった気が。題名はたしか「ウォッチャーズ 第三生命体」って……やっぱり違うか(笑)。

Posted byブクログ