温かなお皿 の商品レビュー
短編集。くすっと笑ってしまうようなものから、ちょっとほろっとくるものまで。おじいちゃんの話が印象的でした。
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全短編、「つめたいよるに」にも収められているもの ばかりだが、柳生まち子さんの絵がつくとまた印象が 全然変わって、とてもそして新たに素敵な香り立つ。 装丁含め本全体が、可愛らしく洒脱な雰囲気で好き。
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■江國の短編集。多分、読んだことがある気もしたけど、また改めて読んでみるとなんかやさしい話だったなぁ。「晴れた空の下で」というおじいちゃんとおばあちゃんの話がすき。桜の咲く、花の咲くこの季節にとてもぴったりで素敵だった。あと同じ団地の隣の芝は青く見える・作文も面白かったなぁ。人間...
■江國の短編集。多分、読んだことがある気もしたけど、また改めて読んでみるとなんかやさしい話だったなぁ。「晴れた空の下で」というおじいちゃんとおばあちゃんの話がすき。桜の咲く、花の咲くこの季節にとてもぴったりで素敵だった。あと同じ団地の隣の芝は青く見える・作文も面白かったなぁ。人間ってそういうものだなぁって改めて思ったりもする。
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受験の国語の問題で読んだ気がする。この中の一篇の、粗食(?)を好む両親から隠れて着色料たっぷりの駄菓子を食事を食べる子供たちの話がなんとなく忘れられない。
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江國さんの短編は、どれも魅力的で大好きですが、中でもこれは本当に良いです。 タイトルの通り、食べ物を題材にした短編集。 あぁ、何故江國さんは、こんなにも多くの人の人生を知っているのだろう。 いつも感嘆しています。
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不倫相手の妻と食べるイタリアン、離婚家庭のチェリーパイ、互いに「見習って欲しい」と考える同級生たちの皮肉な食卓、両親のいない夜、禁じられた食事を楽しむ姉弟たち。シニカルだけど、温かみのある短編が、いきいきと描かれています。本当にこの頃は、大好きだったんだけど。
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うん、ほんわか短編集。『晴れた空の下で』は終わりが寂しいなぁ。。。『南ヶ丘団地A号棟』の子供達は面白い。他の家を羨ましく思ってしまうのは、やっぱりどのこも一緒なんだなぁと改めて思いました。みんな子供の頃は絶対思ってるんだよこういうこと。
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江國香織さんの一冊。彼女の短編はとても読みやすくて素敵。この本は題名通り(?)食事のシーンが多々あります。江國さんの食事時の描写は本当に好き。食事のシーンをとても美味しそうに書けて初めて文を上手く書けるといえるのではと思う私。
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五感のなかでも、食につながる器官は、幸せの記憶と直結しているようにおもう。 12篇のみじかい物語は、どれも、こころもおなかも満たされる作品ばかりだ。
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江國さんの「ものを食べる」描写が凄く好きなので、堪らないという感じ。個人的に「晴れた空の下で」「ねぎを刻む」「冬の日、防衛庁にて」がオススメ。
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