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大化改新 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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古代史になればなるほ…

古代史になればなるほど、テキトーな憶測をものしているものです。大化の改新にしても、黒幕は孝徳天皇だった、という説もありますが、遠山氏の説では、中大兄皇子(天智天皇)が傀儡(くぐつ)使いとされています。なるほどなー、とそれなりに説得力あり。

文庫OFF

2021/01/07

2021年1月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2021/0101-9845.html

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2017/03/21

内容は面白いのだが、結論が終章まで先延ばしされるという、日本語にありがちな悪癖。それがなければ推理も合わせてもっと評価したいが…冗長な脇役の人物解説など読んでいて何度も意識が遠のいた…まず終章から読む事をお勧めする。何故そうなのか?と思ったら手前の章にバックするのが吉。頭から読む...

内容は面白いのだが、結論が終章まで先延ばしされるという、日本語にありがちな悪癖。それがなければ推理も合わせてもっと評価したいが…冗長な脇役の人物解説など読んでいて何度も意識が遠のいた…まず終章から読む事をお勧めする。何故そうなのか?と思ったら手前の章にバックするのが吉。頭から読むと眠くなるよ笑

Posted byブクログ

2014/10/07

 一般に「大化改新」といえば、中大兄皇子と中臣鎌足が、専横を極めていた蘇我入鹿を倒し(乙巳の変)、その後中央集権的国家形態の基礎を作ったという認識であると思う。日本書紀などの歴史書は勝者の側の論理で書かれているのが常識だから、その内容を鵜呑みにはできない。そこで著者はこの古代史の...

 一般に「大化改新」といえば、中大兄皇子と中臣鎌足が、専横を極めていた蘇我入鹿を倒し(乙巳の変)、その後中央集権的国家形態の基礎を作ったという認識であると思う。日本書紀などの歴史書は勝者の側の論理で書かれているのが常識だから、その内容を鵜呑みにはできない。そこで著者はこの古代史の中でも最も有名な事件の真相に迫るべく、事件の主役は本当に中大兄皇子と中臣鎌足だったのか、またその目的は本当に国政改革にあったのか検証した。  筆者は中心人物と言われる中大兄皇子や中臣鎌足の人間関係を中心に辿っていく。当時名前はその人物の育った地域の名前で呼ばれることが多く、従って誰がどこに勢力を持っていたかがわかる。  そうして当時の様子を紐解いていくと、「大化改新」の本当の主役は中大兄皇子や中臣鎌足ではなく軽皇子ではないか。また、その目的は国政改革ではなく皇位継承の争いだったのではないかというのだ。  この説はこれまでの古代史の通説に反するものらしいが、とても説得力があり十分に納得できるものだと思った。

Posted byブクログ

2009/10/07

大化改新についての解説で、今一番押されている説を唱えている方の本です。 あー、成程、と思う部分もあり、考えさせられる部分もあり。 軽皇子が、腹黒ポジション!

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2009/10/04

初心者にも読みやすい感じです。軽皇子を大化改新の中心と考える。今まで私の中になかった新しい考え。

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2009/10/07

これをきっかけに、私は遠山著作を追いかけるようになりました。 ついでにほぼ毎年のように飛鳥に行くようにもなりました。 出来れば受験する前に出会いたかったと思います……。

Posted byブクログ