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自分の中に毒を持て の商品レビュー

4.3

415件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2017/07/25

「芸術は爆発だ!」で、お馴染みの岡本太郎先生が語りかかけてくるような一冊。 触れられているテーマは多岐にわたり、芸術に関する話題はむしろ少ないくらい。 芸術家という枠に収まり切れない著者のスケールの大きさを再認識することのできる一冊でした。 付箋は9枚付きました。

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2017/07/03

生きること。真摯に生と向き合いながら、自らの足で進むこと。誰もが芸術、生きることに真摯であるべきだ。生きることは生半可なものではない。幸せではなく、歓喜。自分は生きてるだろうか。たぶん生きてるな。もっと胸を張って言えるようになろう。

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2017/06/15

タイトル通り、全ての常識を岡本さん流にぶった切っている。 否定したり、意味がないと断言したり、こんなに力強い言葉を発する人だとは思わなかった。激しく何かに自分をぶつけることが、生きることにつながる。 簡単に受け入れたり、理解できる内容ではないけど、純粋に憧れる。

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2017/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

瞬間瞬間、「己を殺す」。 少なくとも昨日の自分を殺すことで、今日の自分は昨日と同じではない。単なる進歩史観論者でもない。それが「瞬間瞬間」と「蓄積ではない」というところに、表現されている。 「芸術は爆発だ」 今はこのフレーズが閑静な状態で聞こえてくる。

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2017/06/08

岡本太郎氏の人生観・死生観・恋愛観などが詰めこまれた著書。 自分も含め、人は人生に「生きる意味」を求めがちだが、岡本太郎はそれをしない。無目的・無条件に自らの信じたことを貫き、生命を懸けて爆発する、このような生き方こそ「芸術」だという核を持っている。 岡本太郎の生きた時代に比...

岡本太郎氏の人生観・死生観・恋愛観などが詰めこまれた著書。 自分も含め、人は人生に「生きる意味」を求めがちだが、岡本太郎はそれをしない。無目的・無条件に自らの信じたことを貫き、生命を懸けて爆発する、このような生き方こそ「芸術」だという核を持っている。 岡本太郎の生きた時代に比べ、物質的にはさらに豊かになってきている現代だが、生き方や働き方など、時の経過とともに凝り固まっていた価値観から脱却しようとしている人たちも少なからず見聞きするようになってきたと感じる。それ自体は素晴らしいことだと思うが、いわゆる「普通」の暮らし方も決して否定はせず、それも選択肢に含めた形で、自分で考えて自分で行動し、結果に対して自分で責任をとれる人が、本当の意味で豊かな人生を送ることができるのだろうと思う。

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2017/05/21

前半は著者の情熱の心がほとばしって、想いを綴られていた。私の価値観もかなり変わってしまったのではないかと思う。それほど、強烈な個性の持ち主である。 後半には真面目に社会論が書かれてあって、なるほどと納得してしまう部分が多々あった。 「太陽の塔」でしか知らなかったが、「岡本太郎」と...

前半は著者の情熱の心がほとばしって、想いを綴られていた。私の価値観もかなり変わってしまったのではないかと思う。それほど、強烈な個性の持ち主である。 後半には真面目に社会論が書かれてあって、なるほどと納得してしまう部分が多々あった。 「太陽の塔」でしか知らなかったが、「岡本太郎」という人間、考え方を知れてよかった。(図書館)

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2017/05/02

私の人生の肯定本 このままいこう 振り切ろう 走り出そう走り抜けよう 燃えているから 私の魂は 燃えているから

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2017/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「芸術は爆発だ」 のフレーズで有名な岡本太郎さんの書籍。 マッドアーティスト的なイメージの岡本さん、天才肌な人には理解されない人なのだというイメージを持っていたが、彼は彼なりに信念や哲学があってそのように振舞っていたようだ。 本書を要約すれば、何も気にせず思い切り生きろということになると思うのだが、なかなかそれを遣やり抜き通すのは難しい。 その生き方を貫き通した彼の息吹を感じるには手頃な作品です。 ▪️目次 1 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない ―楽しくて楽しくてしょうがない自分のとらえ方 2 個性は出し方薬になるか毒になるか ―他人と同じに生きてると自己嫌悪に陥るだけ 3 相手の中から引き出す自分それが愛 ―本当の相手をつかむ愛しかた愛されかた 4 あなたは常識人間を捨てられるか ―いつも興奮と喜びに満ちた自分になる

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2016/12/19

岡本太郎さんは「全存在的充実感をとり戻すことが真の生き方」だと表現されています。 自己(Self)を生きることの意味を知っておられたのだと思いました。 「いま現時点で、人間の一人ひとりはいったい本当に生きているだろうかということだ。 本当にいきがいをもって、瞬間瞬間に自分をひら...

岡本太郎さんは「全存在的充実感をとり戻すことが真の生き方」だと表現されています。 自己(Self)を生きることの意味を知っておられたのだと思いました。 「いま現時点で、人間の一人ひとりはいったい本当に生きているだろうかということだ。 本当にいきがいをもって、瞬間瞬間に自分をひらいて生きているかどうか。 システムのベルトコンベアーに乗せられ、己を失って、ただ惰性的に生活をつづけているというのなら、本質的に生きているとはいえない。」 ユング派でいうところの"個性化"の大切さ、幸福感、それに付随する責任と厳しさについて書かれています。 どの時代にも「自己本位の生き方」の意味を説いておられる方がいたのだと、年齢を重ねるごとに気づかされます。

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2016/12/03

この一冊で、自分の心を燃やして、 感情のままに そしてその気持ちを表現すること したいと思った 岡本太郎みたいに流されないこと、頭で考えること そうすることで人生をより豊かにするのだと感じた

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