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自分の中に毒を持て の商品レビュー

4.3

415件のお客様レビュー

  1. 5つ

    183

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/10/09

意外に理路整然とした文章で驚いた. ・人生は積み重ねではなく,積み減らすべき.財産も知識も蓄えれば蓄えるほど自在さを失う. ・ものまね人間には何も見えない ・捨てる主義のすすめ ・「いずれそうします」「昔はこうだった」という人は現在の生き方をごまかしている.

Posted byブクログ

2018/07/30

自分の個性、主張を周りに流されずに追求・やり続けなさいという著者のメッセージが一貫されている本。 周りに合わせることの方が楽な人生だと無意識に理解し、そんな人生を歩んでいる人々に強いメッセージが送られている。 後半は少し理解できない内容もあったため、10年後にでもまた読めたらと思...

自分の個性、主張を周りに流されずに追求・やり続けなさいという著者のメッセージが一貫されている本。 周りに合わせることの方が楽な人生だと無意識に理解し、そんな人生を歩んでいる人々に強いメッセージが送られている。 後半は少し理解できない内容もあったため、10年後にでもまた読めたらと思った。

Posted byブクログ

2018/07/14

道で仏に逢えば,仏を殺せ。 ならぬ, 道で己に逢えば,己を殺せ。 昔聞いたような話だったが,想起するきっかけになった。 矢張り己は味方であり最大の敵である。 殺すには至らずとも,どこまで押さえつけることが出来るか,その程度でその人生は変わってくると思う。 外の環境が変わり,...

道で仏に逢えば,仏を殺せ。 ならぬ, 道で己に逢えば,己を殺せ。 昔聞いたような話だったが,想起するきっかけになった。 矢張り己は味方であり最大の敵である。 殺すには至らずとも,どこまで押さえつけることが出来るか,その程度でその人生は変わってくると思う。 外の環境が変わり,特に重要な努力をせずとも生きる事が出来たり,より楽をできる様になった。 その中で,自ら敢えて階段を使い続けるとか,自転車を漕ぎ続けるとか,些細な所から己と逢い,勝負は始まってる所だ。 この文章を書き終えた後にふとネットサーフィンをしてしまうのか,別の努力に時間を注ぐのかも己を支配しないといけない。絶対服従はないからまた面白い。 ----- 今,この瞬間。まったく無目的で,無償で,生命力と情熱のありったけ,存在で爆発する。それがすべてだ。 社会というシステムがある以上,マジョリティはその歯車にならざるを得ない。そこで爆発するかどうか。その火種を消さずにいられているかどうか。 誰も望んで歯車になりたい訳じゃないし,そこに生きがいを感じているわけでも無い。でもその歯車から外れてしまえば,自分という歯車がどこに合致するかもわからない不安に駆られる。だからその噛み合わせに安住してしまう。 それはこの時代の本質(ブレイクスルーは有ると思うけど)だから,仕方のない事だと思う。 そしたら,新しい存在を作り出せばいい。 ありがたい事に今は情報化が目覚ましく,様々な事にチャレンジ出来る機会が多分に有る。 だから,今,この瞬間,無目的に行動して,その火種を投じた時に爆発する様な事に出逢おうとするべきだ。 そこに至って始めて,人間になれるのでは無いだろうか。 ----- いじめの話。 勿論,いじめを肯定する気は更々無く,寧ろ撲滅すべき問題であると考えている事を始めに強調しておきたい。 これは持論だが,いじめられた人は大成する傾向にあると思う。 但し,いじめられる側には大きく2種類あると思っている。 1つは,単純に力関係で負けてしまっている子。もう1つは,考え方や振舞いが個性的であるが故に注目されてしまった子。 この2種類を考えれば力関係では劣っていない後者が大成するに当てはまる様に思えるが,勿論前者にも当てはまる。 いじめられる側が感じる想いやその後の情熱などは一般人のそれと比べ物にならない。 先程の岡本太郎の言葉,此方はある種目的に沿って生きているが,爆発している。 険しい茨の道をも厭わない。 然しながら,そのエネルギーの蓄積が負の方向にいくあまり,その先の人生を断ち切ってしまう子がいる事が残念でならない。 著者も記している通り,この問題は大変難しい事である。 走り書きになってしまい,論理や道徳的に欠如してしまっている部分があるかもしれませんが,長い目で見て頂けますと幸いです。

Posted byブクログ

2018/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生の頃、ビレバンでこの本に出会い、そして何度も何度も読み返しながら、自分の人生の指針にしていた名著。この本があったから、大学時代はたくさん冒険出来ました。大企業に入って生活する中で、この本は「若者」向けの本だと思うようになり、当時この本を読んだときの感情にフタをするようになってしまったのですが、最近は「若者」って何だ?身体は老いても、ずっと心が若い人こそが「若者」なのではないか、と思うようになり、そしてその言葉はまさにこの本にあったので、また読み返そうと思っています。結婚観についてだけはちょっとアグリー出来ませんが、大好きな本です。

Posted byブクログ

2018/05/07

所蔵あり  B159-オカ (文庫) 300227824 「「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」などで有名な芸術家が他の誰でもない1人1人に 人生を真剣に生きてほしくて、深い愛から叫んでいる本です。くじけそうな時にも読んでほしいです。”ほんとうに生きるということは、いつも自分は未...

所蔵あり  B159-オカ (文庫) 300227824 「「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」などで有名な芸術家が他の誰でもない1人1人に 人生を真剣に生きてほしくて、深い愛から叫んでいる本です。くじけそうな時にも読んでほしいです。”ほんとうに生きるということは、いつも自分は未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ”」 熱いコメントをありがとうございました!  (黒板書架「春の新スタート応援コーナー」特集コメント ”新しいスタートにおススメ!の本を教えてください”より)

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2018/04/07

人生の生き方を改めて考えさせられる一冊。 自分は本当に自分の人生を生きているのか。日々問い続けたい。

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2018/03/16

ヤラレタ、、、眼を開かされた。今までの人生すべてウソだったんだ。今日この本を読んだこと、思い返すだろう。

Posted byブクログ

2018/02/18

じっくり全文読んだ。 岡本太郎と同じ時代を生きたわけではない。作品をじっくりみたわけでもない。 しかしながら、本書の内容には刺さるものがあった。 自分の中に確固たるもの(毒)をもち戦い続ける。 この本を読んだあとすぐに岡本太郎記念館に行った。

Posted byブクログ

2017/12/17

昔、「芸術は爆発だ!」を笑ネタとしてよく使っていたが、今はその言葉の意味を真剣に考えることに悦びを感じる。

Posted byブクログ

2017/08/14

これはすごい。エネルギーと、「ほんとうのもの」だけを探し続ける崇高な魂のかたまりである。崇高な、といっても、善人であるとかそういうことではない。社会的な価値と照らし合わせて「良い人」かどうか、ではない。自分がほんとうにそうしたいかどうか、だけが関心事で、それに進む為だけに生きてい...

これはすごい。エネルギーと、「ほんとうのもの」だけを探し続ける崇高な魂のかたまりである。崇高な、といっても、善人であるとかそういうことではない。社会的な価値と照らし合わせて「良い人」かどうか、ではない。自分がほんとうにそうしたいかどうか、だけが関心事で、それに進む為だけに生きている。どうしたら、こうまっすぐに進めるんだろう。まっすぐに、といっても、自分のことだけ見ているのではないし、ダメな自分をも受け入れている。 ・・・要約すると、薄っぺらい言葉にしかならないのは、私にバックグラウンドがないからだろうな。これを岡本太郎の文章で読むと、圧倒的な力で納得させられる。わかりやすいのに、すごく深く考えさせられる。今後、何回も読みたい1冊だった。

Posted byブクログ