「超」整理法 の商品レビュー
仕事上あとで使用したり参照したりするだろうと思われる資料・書類は保存しておく必要があるが,それらはどのように保存されるべきだろうか.内容も気にせず単に資料を順番に並べていくだけでいいのか,それとも内容に応じて分類していく方がいいのか.その整理の仕方を提案している本. この本につ...
仕事上あとで使用したり参照したりするだろうと思われる資料・書類は保存しておく必要があるが,それらはどのように保存されるべきだろうか.内容も気にせず単に資料を順番に並べていくだけでいいのか,それとも内容に応じて分類していく方がいいのか.その整理の仕方を提案している本. この本についてのおおまかな概要は以前から知っていたので,特に目新しい点はなかったが,著者がこれまで数多くの整理法を試し失敗してきたという体験を言った上で情報を時間軸順に並べるのが一番うまくいっていると説明している点は妙に説得力があった. 基本的な考え方は,Least Recently Used(LRU)というキャッシュメモリ等のデータ置換アルゴリズムと同じ.
Posted by
少し前の本なので、今とは時代背景が違うと言うのが前提。それでも、整理する時は時系列で、と言うのは納得。カテゴリ分類は一見便利そうだが、書式を統一しないと探したいものが見つからず、あれ?何で登録したっけ?と、迷子になってしまうことが多々ある。整理する際の自分ルールを上手く作ることが...
少し前の本なので、今とは時代背景が違うと言うのが前提。それでも、整理する時は時系列で、と言うのは納得。カテゴリ分類は一見便利そうだが、書式を統一しないと探したいものが見つからず、あれ?何で登録したっけ?と、迷子になってしまうことが多々ある。整理する際の自分ルールを上手く作ることが大切。そして何より、整理するためには捨てる技術が肝なのかもしれないと、心に刻んだ。
Posted by
個人の情報検索と発想の視点で示唆の富む発言が多い。 ポケット1つ原則。 時間軸検索。 時間軸。キ-ワ-ド。 アイデア製造システム。 自分自身との対話。 ひらめき捕獲システム。
Posted by
スマートフォンの普及が想像できない二十年前であるのに、時間順方式は現在でも「超」である。 ディレクトリ方式はとにかくフォルダが増えてしまう。 アイデア製造は、筆者の思想でスマートフォンを使いこなせば完璧であろう。 デスクでやってるクリアファイル整理は、押し出し方式の一種である...
スマートフォンの普及が想像できない二十年前であるのに、時間順方式は現在でも「超」である。 ディレクトリ方式はとにかくフォルダが増えてしまう。 アイデア製造は、筆者の思想でスマートフォンを使いこなせば完璧であろう。 デスクでやってるクリアファイル整理は、押し出し方式の一種であることが確認できて嬉しいかぎりである。
Posted by
『「超」整理法』 野口悠紀夫 つまり、すべての情報を時間順に並べ、時間軸をキーとして検索を行うのである。これによって、分類の悪夢から逃れることができる。(p24) ★やはり無分類時間軸整理が一番か。
Posted by
ハードディスクが80メガバイトしかなかった頃に書かれた本。なのに、今読んでもすごく新鮮だった。 筆者のスタンスが自分のそれに近くてとても参考になった一冊。
Posted by
「革命とは、世の中に まったく存在していないことを実現させるのではなく、 人々が漠然と意識していたことを 顕在化させることである。 特に、従来はネガティブな評価が与えられていたものに、 積極的な意義を見いだすことである。」 いろんな情報が次から次にやってくる。 どのように情報...
「革命とは、世の中に まったく存在していないことを実現させるのではなく、 人々が漠然と意識していたことを 顕在化させることである。 特に、従来はネガティブな評価が与えられていたものに、 積極的な意義を見いだすことである。」 いろんな情報が次から次にやってくる。 どのように情報を管理するのか。 情報は、基本的には分類できないということから、 一番よい方法が、時間系列で行い、 何でも封筒にほうりこんでおくことである。 <とりあえず捨てる技術>をよむ。 これまでの整理法と比べて、歯切れが悪い。 ファイルとフォルダを時系列にという 画期的な整理法を提案して、 時間についての使い方についても、 かなり革新的な方法を提案した。 しかし、このようなたくさんの情報が 押し寄せる中で、やはり整理するよりも 捨てるという大きなテーマが横たわっている。 やはり、ゴミ箱をきちんとつくる ということが基本的なことだろうね。
Posted by
一世を風靡(?)した「押出しファイリング」を紹介しています。ただ、この方法が役立った、あるいは活用しているという話は聞いた事がないなあ。この手の本は、方法論をそのまま真似るのではなく、その根底にある考え方によって自分に合った方法を見つけるヒントにするようにしないと、大抵は挫折する...
一世を風靡(?)した「押出しファイリング」を紹介しています。ただ、この方法が役立った、あるいは活用しているという話は聞いた事がないなあ。この手の本は、方法論をそのまま真似るのではなく、その根底にある考え方によって自分に合った方法を見つけるヒントにするようにしないと、大抵は挫折するんだよね。きれいに分類しようとして、<その他>のファイルだけがやたら分厚くなる経験のある方、整理しようという気合が苦痛に変わり、未処理の書類・メールだけが山になっていくという方、是非一読をお薦めします。
Posted by
この書に時代を超えた普遍性、ある?アナログ世代がデジタルに興味を持つきっかけ、程度にはなるかもしらんけど、既にパソコン無しの仕事が考えられない現代、有用性以上に古臭さばかりが気になる。整理法がいくつかに分類されてるけど、全ての良いとこ取り的整理法、パソコン1台さえあれば出来るし。...
この書に時代を超えた普遍性、ある?アナログ世代がデジタルに興味を持つきっかけ、程度にはなるかもしらんけど、既にパソコン無しの仕事が考えられない現代、有用性以上に古臭さばかりが気になる。整理法がいくつかに分類されてるけど、全ての良いとこ取り的整理法、パソコン1台さえあれば出来るし。最終章、デジタル世代以降の教育の在り方、みたいな部分はなるほど納得、的内容で良かったすけど。
Posted by
超整理法とは、情報整理に際し、従来あまり重視されてこなかった時間軸を用いて、保存・検索・廃棄に至るまでの全体を一つのシステムとして考えた整理法のことである。 これまでいかに情報を整理するか、多くの人が悩ませていた問題を、時間軸という絶対的な軸を用いた整理法のコンセプトを体系だて...
超整理法とは、情報整理に際し、従来あまり重視されてこなかった時間軸を用いて、保存・検索・廃棄に至るまでの全体を一つのシステムとして考えた整理法のことである。 これまでいかに情報を整理するか、多くの人が悩ませていた問題を、時間軸という絶対的な軸を用いた整理法のコンセプトを体系だてで「整理」したのが本書であり、高度情報化社会における情報の価値をその新鮮さと活用頻度という切口で捉える本書の考え方は初版以降20年程経過する現在においても何ら劣化していない考え方であると思う。
Posted by