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お父さんのバックドロップ の商品レビュー

3.9

66件のお客様レビュー

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    17

  2. 4つ

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2012/11/01

細かな設定や展開があるわけではありませんが、楽しめました。 読了後はすっきりした気持ちになります。 ところで映画版では宇梶さんと神木くんが主演だったんですね。 とても観てみたいです。

Posted byブクログ

2012/08/29

闇本【やっぱり空手だよね。】。ほんわか父ちゃんズ、奥さんは大変だな。子供はどうしたってシビアになるw。

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2012/07/28

子ども向けということもあって、非常に読みやすい文章とわかりやすい展開。 だけどシンプルなだけに面白い! 読んだあと、心がほっこりします。大人にも子どもに読んでほしい作品だなあ。

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2012/02/29

ここに登場する4人のお父さん達に近い年齢になって読んでみると、 以前読んだ時とはまた違った気持ちになった。 作者の中島らもさんが、あとがきで、 「大人」とは、子供が大きくなり、 まったく違う性質の「大人」ってものになっちゃうのではなく、 「大人」には子供の部分がまるごと残って...

ここに登場する4人のお父さん達に近い年齢になって読んでみると、 以前読んだ時とはまた違った気持ちになった。 作者の中島らもさんが、あとがきで、 「大人」とは、子供が大きくなり、 まったく違う性質の「大人」ってものになっちゃうのではなく、 「大人」には子供の部分がまるごと残っている。 子供に色々な大人の要素がくっついたのが大人なんだ。 ってことを書いてあって、納得。 どのおとうさんも、子供っぽさのあるおとうさんだけど、 よく考えてみれば、自分や周りの人達にだって、 そんな子供の部分があるよなぁなんて気づかせてくれたりする。 4人とも愛すべき大人達。

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2011/12/27

中島らもさんの異常に読みやすい作品。 調べてみると、もとは、「学研」の付録になった文庫本らしいです。 だから読みやすいんですね。 映画化もされてます。映画も良かったです。 主人公の少年とプロレスラーのお父さんのやり取りは、 色々と考えさせられるものがありました。 おすすめ...

中島らもさんの異常に読みやすい作品。 調べてみると、もとは、「学研」の付録になった文庫本らしいです。 だから読みやすいんですね。 映画化もされてます。映画も良かったです。 主人公の少年とプロレスラーのお父さんのやり取りは、 色々と考えさせられるものがありました。 おすすめです。

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2011/07/03

わかりやい文章とストーリーなので、結末も見えすいたものになって面白くないんじゃないかなんて邪推する方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはなくて、ちゃんと大人でも最後まで読ませてくれる佳作でした。中島らもさんの暖かい部分がにじみ出ています。

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2010/09/18

「子供よりも子供っぽい」4人のお父さんが奮闘する短編集。『お父さんのペット戦争』が一番面白かった。ペット自慢の応酬も可笑しいが、元同級生の一郎と太郎がプールサイドに腰掛けて罵り合う場面に、父親になってもまるごと内包されている子供の部分というのが象徴されているようだった。ひさうちみ...

「子供よりも子供っぽい」4人のお父さんが奮闘する短編集。『お父さんのペット戦争』が一番面白かった。ペット自慢の応酬も可笑しいが、元同級生の一郎と太郎がプールサイドに腰掛けて罵り合う場面に、父親になってもまるごと内包されている子供の部分というのが象徴されているようだった。ひさうちみちおのイラストも良い感じ。

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2010/04/27

子どもよりも子どもっぽいお父さんを描いた4つの短編。表題の「バックドロップ」が一番面白いかなー。「な?人間じゃねえんだ。怪物だよ、怪物。そんなのが本気出しあって戦ったらどうなる?殺しあいだよ。それをやらないのを八百長だっていうんなら、八百長だわさ、たしかに。」の一言は深い・・・。

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2010/04/13

'04年秋に映画化された作品だが、原作は短編、しかも字が大きいし、小学校高学年でも十分読めるような体裁&内容ではないだろうか。とはいえ大人……特に子供っぽさが残っていると自覚のある男性諸氏には、笑えつつもほんの少ししみじみしてしまう(そして羨ましくもなる)のでは。 自分...

'04年秋に映画化された作品だが、原作は短編、しかも字が大きいし、小学校高学年でも十分読めるような体裁&内容ではないだろうか。とはいえ大人……特に子供っぽさが残っていると自覚のある男性諸氏には、笑えつつもほんの少ししみじみしてしまう(そして羨ましくもなる)のでは。 自分を嫌っている息子に認めてもらいたくて、怪物のような空手家に挑戦する悪役プロレスラーのお父さんを描いた表題作の他、子供のペット比べでワタリガニ100匹を持ち出すお父さん、娘の家庭訪問の日に、パンクロッカーの扮装をして先生に会おうとし、娘に問いただされて「それはな……おもしろいからだ」と言い切ってしまうお父さん……収録の4編全て子供以上に子供っぽいお父さんばかりなのだ。アホかと突っ込みたくなりつつも笑ってしまう(自分の父親がそうだとしたら暗澹たる気持ちになること相違ないがw)。 映画もビデオかDVDになったら借りてみよう……と思いつつ未見。 改めていい作家が亡くなってしまったと寂しくなる。 らもさんに合掌。

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2010/04/02

~内容(「BOOK」データベースより)~ 下田くんのお父さんは有名な悪役プロレスラーの牛之助。頭は金髪、顔は赤白の隈取り、リングでみどり色の霧を吹く。そんな父親が下田くんはイヤでたまらない。今度は黒人の空手家「クマ殺しのカーマン」と対戦することになったのだ。父を思う小学生の胸のう...

~内容(「BOOK」データベースより)~ 下田くんのお父さんは有名な悪役プロレスラーの牛之助。頭は金髪、顔は赤白の隈取り、リングでみどり色の霧を吹く。そんな父親が下田くんはイヤでたまらない。今度は黒人の空手家「クマ殺しのカーマン」と対戦することになったのだ。父を思う小学生の胸のうちをユーモラスにえがく表題作。ロックンローラー、落語家、究極のペットを探す動物園園長と魚河岸の大将。子供より子供っぽいヘンテコお父さんたちのものがたり。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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