ブス愚痴録 の商品レビュー
こんな人いるかも、な…
こんな人いるかも、なんて思ったりしながら一気に読んでしまいました。大好きな一冊です。
文庫OFF
中年男性が妻や、職場や酒場で出会った女性達についての所感を吐露する形式の短編集。ページをめくる度に大笑いで、たいへん楽しく読めました。このユーモア感覚は田辺聖子さん独特のものなんでしょうね。たとえば…派遣のやり手社員のことを、包丁一本さらしにまいて会社から会社へと渡り歩いていく助...
中年男性が妻や、職場や酒場で出会った女性達についての所感を吐露する形式の短編集。ページをめくる度に大笑いで、たいへん楽しく読めました。このユーモア感覚は田辺聖子さん独特のものなんでしょうね。たとえば…派遣のやり手社員のことを、包丁一本さらしにまいて会社から会社へと渡り歩いていく助けっ人、あるいは西部の早や射ちガンマンに例えるあたりとか、うーんさすが!とうなってしまいました(笑)。単純に面白いだけでなく、人生の渋みも悲哀も感じられ、また昭和のノスタルジーを感じられるところも良かったです。中年男性の心理についていろいろと学ぶところがあり、中年男性(つまり夫)を見る目が少し変わりました。男達って、なんだか女達より可哀想なところがあるんですね。女性のが断然逞しい。夫にもう少し優しくようかな(…?)とか思いました。
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センセーショナルなタイトル。 みっともない女への怒涛の悪口でも、すかっと爽やかな気分にさせてくれるその手腕に感服です。
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タイトルから女性が主人公なのかと思ったら、 逆で、田辺聖子さんの得意とする、愛すべき中年男ものだった。中年男なんて本来は興味ないのに聖子さんの書いた ものは面白く読める。コミカルな悲哀と云おうか。
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女というものはやはりしたたかで根っこが深いです。 その女の人に立ち向かおうとする男が ちょっとかわいそうに思えてきました。 男の人は確かに力はあるけれども やはり女の人にはかないません。 私の家でも現実にそうですし。 一見亭主関白に見える「あんたが大将」のような 作品もあります...
女というものはやはりしたたかで根っこが深いです。 その女の人に立ち向かおうとする男が ちょっとかわいそうに思えてきました。 男の人は確かに力はあるけれども やはり女の人にはかないません。 私の家でも現実にそうですし。 一見亭主関白に見える「あんたが大将」のような 作品もあります。 結局は女は強いのですぞ。 男の人にはずきっと来る1冊かも。
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皮肉たっぷりな男目線( ´艸`) てかワガママたっぷりな男目線て感じ(^◇^) それでも女は逞しい~~-y( ̄▽ ̄*)ウケケ♪ ☆泣き上戸の天女 ☆ブス愚痴録 ☆開き直り ☆忠女ハチ公 ☆波の上の自転車 ☆日本常民パーティ事情 ☆恋捨人 ☆よごれ猫 ☆あんたが大将-日本女性解放...
皮肉たっぷりな男目線( ´艸`) てかワガママたっぷりな男目線て感じ(^◇^) それでも女は逞しい~~-y( ̄▽ ̄*)ウケケ♪ ☆泣き上戸の天女 ☆ブス愚痴録 ☆開き直り ☆忠女ハチ公 ☆波の上の自転車 ☆日本常民パーティ事情 ☆恋捨人 ☆よごれ猫 ☆あんたが大将-日本女性解放小史
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なんというインパクトあるタイトル… 社内きってのプレイボーイ(高身長な男前ってあたりがベタ)が、遂に結婚!なんと花嫁は周囲も驚くデブス! まず表題作がこの調子なので、読まざるを得ない。 美女とメタボ男等の組み合わせはたまに見掛けるものの、逆パターンはレアやと思う。多分男はある...
なんというインパクトあるタイトル… 社内きってのプレイボーイ(高身長な男前ってあたりがベタ)が、遂に結婚!なんと花嫁は周囲も驚くデブス! まず表題作がこの調子なので、読まざるを得ない。 美女とメタボ男等の組み合わせはたまに見掛けるものの、逆パターンはレアやと思う。多分男はある程度のレベル以上の女の内面しか知ろうとしないが、女には実益主義者が多い…。 女を中身重視で選んだとしてハッピーエンドになるかどうか…結末が気になる。 他にも男の抱く不満や、女の見方が様々に描かれていて、古い本ながら興味深かったです。
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「美人は三日で飽きる」なんてことばがあるけれど、そんなものは嘘っぱち。 性格や内面はいうまでもなく大切だけれど、わたしたちはこの永遠につづく美人だの、ブスだの、といった俗っぽさから逃れられないのだ。ああ、厭だ。
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男性目線。 でも、あるあるあるある…といぅ感じw 女って怖いね。 女ってわがままだね。 女ってくだらないね。
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