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国境の南、太陽の西 の商品レビュー

3.7

101件のお客様レビュー

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2009/10/15

09/09/13★★★☆ 幼少の頃の運命の人、島本さんを忘れられないまま、いくつかの恋をして 結婚した主人公は、ある日島本さんと再会する。 家族がいながらも、絶対的な吸引力で彼女との運命に飲み込まれていく まぁ良く分からないです。 最近村上春樹を読みすぎて飽きてきたってのも、あ...

09/09/13★★★☆ 幼少の頃の運命の人、島本さんを忘れられないまま、いくつかの恋をして 結婚した主人公は、ある日島本さんと再会する。 家族がいながらも、絶対的な吸引力で彼女との運命に飲み込まれていく まぁ良く分からないです。 最近村上春樹を読みすぎて飽きてきたってのも、あるかもしれないけど 大しておもしろい本ではない。 奥さんの気持ちも、主人公の気持ちも、島本さんの気持ちも良くわからない けれど人生の運び方っていうのか流れみたいのは凄くあこがれる 沈んでいくような20代。結婚を機に成功をつかむ30代前半… 最後に「国境の南、太陽の西」ってゆうタイトルはいいな 希望があるし、未来がある気持ちになれる

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2009/10/04

ねじまき鳥クロニクルと同じくらい村上春樹の作品で好きなもの。雨の描写やその場面が印象的に残っている。

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2011/10/23

村上作品で一番好き。10年ぶり以上久々で読んだけど、登場人物の年齢が今の自分とほとんど同じことにびっくり・・

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2009/10/04

村上春樹の作品の中でもかなり読みやすい本 男の子の目線がとてもよくわかる そのため内容に偏りがあるが、島本さんの心境を考えると死の深さを知る 過去に愛した数人の女性に捕われ続ける主人公 結局家族を愛せるのかどうか、それはオープンなまま話は閉じられる 出会わなければいい人というのは...

村上春樹の作品の中でもかなり読みやすい本 男の子の目線がとてもよくわかる そのため内容に偏りがあるが、島本さんの心境を考えると死の深さを知る 過去に愛した数人の女性に捕われ続ける主人公 結局家族を愛せるのかどうか、それはオープンなまま話は閉じられる 出会わなければいい人というのは、この世に存在するのだ

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2012/07/15

▼2009/02/15購入@堀之内ブックオフ 村上春樹の理屈っぽい部分だけを抽出した感じ。 あまり面白いとは思えなかった。

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2009/10/04

高1の時に読んで非常に好きになった1冊 世界の終りと〜と並ぶ、おれの中の村上春樹ベスト。 今になって読んでもヤハリ良い。 自分とは何なのか? これからの俺の人生・・・

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2009/10/09

自分にとって特別な存在である他人とそうでない他人の違いは、その人の中に自分のために用意された何かがあるかないかの違いなのか。そしてそこにひきつけられその人を知ると、その人の中にはその人だけしか知らない、その人だけが引き受けている世界があることを知る。そこに求心されていく主体(ぼく...

自分にとって特別な存在である他人とそうでない他人の違いは、その人の中に自分のために用意された何かがあるかないかの違いなのか。そしてそこにひきつけられその人を知ると、その人の中にはその人だけしか知らない、その人だけが引き受けている世界があることを知る。そこに求心されていく主体(ぼく)は、同時に、誰かにとって特別な存在である他人でもある。個人と他人との係わりということについて考えさせてくれるし、誰にも多少の覚えがありそうな、伝えられなかった初恋についての後悔や、失ってしまった時間についての切ない心情を味わわせてもくれる。結論が少々青臭い気がするのは、読んだ時期が悪かったせいでしょう。

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2009/10/04

「僕にとっては、リストのピアノコンチェルトを聴くことは、人生のひとつの上の段階に自分を押し上げることに他ならなかった」 「たいした話をしたわけではないのだが、僕の言っていることがまるで世界を変えてしまう大発見でもあるかのような顔をして」 「人間というのはある場合には、その人間が存...

「僕にとっては、リストのピアノコンチェルトを聴くことは、人生のひとつの上の段階に自分を押し上げることに他ならなかった」 「たいした話をしたわけではないのだが、僕の言っていることがまるで世界を変えてしまう大発見でもあるかのような顔をして」 「人間というのはある場合には、その人間が存在しているというだけで、誰かを傷つけてしまうことになるのだ」 「彼女の意見するいくつかは平板で深みを欠いていた」 「自分ひとりの世界からなかなか外に出てこようとはしない僕の孤立しがちな自我を彼女は責めているのではなく哀しんでいる」 「自分に対して激しい嫌悪感を感じたがもう一度同じ状況に置かれたらまたきっと繰り返すだろうとわかっている」 「もちろん僕はイズミを損なったのと同時に、自分自身をも損なうことになった。そこから僕はいろんな教訓を学んだはずだった。でも何年かが経過して体得したのは基本的なたったひとつの事実でしかなかった。それは僕という人間が究極的には悪をなしえる人間であるという事実だった。動機や思いがどうであれ、僕は必要に応じて身勝手になり、残酷になることができた。本当に大切にしなければいけないはずの相手さえも、もっともらしい理由をつけて、とりかえしがつかないくらい決定的に傷付けてしまうことができた」 「新しい環境で新しい自己になろうとしたが結局僕でしかなかった。」 「過ちというよりはむしろ自分の持つ本来的な傾向のようなものであったかもしれない」

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2009/10/04

「ノルウェイの森」を挫折してはや5年。 もう一度挑んだ村上春樹!読めたー! 最後がちょっと夫婦再生物語チックで残念!

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2009/10/07

村上春樹の小説は基本的に謎が多い気がします。この本も謎が多かったです。ストーリーの曖昧さを表現力でカバーしているような気がしました。それでも読む価値はあると思いました。

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