国境の南、太陽の西 の商品レビュー
村上春樹の、静かな大人の恋愛小説。「ノルウェイの森」のようなドラマティックさはないけれど、「島本さん」は村上作品に登場する女性の中で一番好きだ。
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病んでると読み返したくなる本。 というか、病んでないと読み返さない。 なぜなんだろう・・・? この本は内容的にも他とちょっと違った ほの暗さがありますね・・。
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早熟な女の人の話。 春樹さんの言葉は素晴らしい 読んでてため息の出るような美しさ。 が、えろい
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村上春樹オタクのアメリカ人が、この作品を一番好きだと言ったので、興味が湧き読んでみた。似たようなコンプレックスを持つ二人が深いところで惹かれ合う、でも少しずつすれ違ってしまう男と女の話。キレイで秘密めいた女性が魅力的に描かれている。
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春樹作品の中では非常に読みやすい作品だと思います.主人公のどうしようもない気持ちが伝わってきました.けど,昔の作品が好きな私としては星3つ.
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「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて―。
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この「太陽の西」に向かって歩く人の挿話は、どこか別の作品でも読んだ気がするのだが。主人公が、同級生との思い出を振り返るときの、大きくなって気づいた、失われた時間の大切さ、あのときこうしていれば、って気持ち、妙に共感できた。
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大家族が普通だった時代・場所で一人っ子として育った主人公。「自分には何かが足りてないのでは」と思いながら大人になり、それが幼少時代のときにいた、もう一人の一人っ子だった。ムラカミっぽい、現実の中に潜む非現実さ(またその逆も)が心地良い作品でした。
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主人公を理解できる気がしたし、初恋の人も理解できる気がした。主人公の妻も理解できる気がした。 けれど。 「気がした。」だけで理解できていない。できないかもしれない。読んでいてそんな感じがしました。
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村上春樹が唯一書いた恋愛小説。…だと思っています。何度読み返したことやら。そしてこれから何度読み返すことやら。
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