十字屋敷のピエロ の商品レビュー
ある屋敷にやってきたピエロの人形。 そのピエロは不幸を招くとされ、実際にそこから複数の殺人事件が起こる。 話の舞台が終始お屋敷だったせいか、 なかだるみしてしまい、読み終えるのに少し時間がかかった。。 「ピエロの目」として登場人物の行動を客観的に述べ、 誰もが真犯人と思える描...
ある屋敷にやってきたピエロの人形。 そのピエロは不幸を招くとされ、実際にそこから複数の殺人事件が起こる。 話の舞台が終始お屋敷だったせいか、 なかだるみしてしまい、読み終えるのに少し時間がかかった。。 「ピエロの目」として登場人物の行動を客観的に述べ、 誰もが真犯人と思える描写。 でもそんなピエロをも覆す真相が出てくる!
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驚かされる事が多い作品。 ピエロの人形の目線から始まったり、十字型の屋敷なんてお金持ちのバブリーな…と思っていたら意外なトリックの元だったり、犯人が見つかったと思った絶妙なタイミングで提起される新たな謎だったり。 「眠りの森」同様に未来を想像させられる終わり方だけど、こちらはどち...
驚かされる事が多い作品。 ピエロの人形の目線から始まったり、十字型の屋敷なんてお金持ちのバブリーな…と思っていたら意外なトリックの元だったり、犯人が見つかったと思った絶妙なタイミングで提起される新たな謎だったり。 「眠りの森」同様に未来を想像させられる終わり方だけど、こちらはどちらかというとハッピーな未来ではなく暗めな未来。でもそれも十二分に考えられてゾクゾクする。 どの作品も思うけど、犯人がわかった後にもう1度詳細を追いたくなる作品。何度読んでも楽しめると言うにふさわしい。
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十字の形をした屋敷で起こる事件。 ピエロが見た真実は・・。 客観的に話すピエロの目の部分が 物語を面白くさせていきます。
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十字型の屋敷で起こる殺人とピエロの不気味な人形。 よくあるミステリーかなと思いきや… 最後の最後でうなりました、さすがです。 こういうの結構好きです。
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なんとなくスッキリしないラスト。 マジックや手品にあまり知識がない私には、そのトリックって本当に通用すんのー?という感じ。 登場人物もなんとなくしっくりこない。イメージは、名探偵コナンでありそう… 個人的には、青江のキャラが1番好きだったので残念… 積読本溜まってきてるのに...
なんとなくスッキリしないラスト。 マジックや手品にあまり知識がない私には、そのトリックって本当に通用すんのー?という感じ。 登場人物もなんとなくしっくりこない。イメージは、名探偵コナンでありそう… 個人的には、青江のキャラが1番好きだったので残念… 積読本溜まってきてるのに、結局東野圭吾に手が伸びる。はまってるな、わたしw
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十字屋敷と呼ばれている竹宮家のお屋敷に、手に入れた人は必ず不幸になるという「悲劇のピエロ」の人形がやってきた。 そのジンクスの通り、ピエロの目前で起こる殺人事件の数々。 ピエロに幻惑されてましたが、読み終えてみるとしっかり館モノでとってもスタンダード、クラシカルなミステリでした...
十字屋敷と呼ばれている竹宮家のお屋敷に、手に入れた人は必ず不幸になるという「悲劇のピエロ」の人形がやってきた。 そのジンクスの通り、ピエロの目前で起こる殺人事件の数々。 ピエロに幻惑されてましたが、読み終えてみるとしっかり館モノでとってもスタンダード、クラシカルなミステリでした。 東野さんの本格はけっこう好みのものが多いみたいです。初期だけでしょうか? 飄々としたピエロの語りもとてもかわいらしかったです。 ピエロは本当に、人間の凶行を見ているだけなんですよね。なのに勝手に「悲劇の~」なんて言われてちょっと同情。
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ピエロの視点から事件を見ていくという一風変わった作品である。ピエロは殺人事件の小道具として利用されてしまうが、不幸のピエロとしての機能も十分果たしていた。 最後の意味深な終わり方は秀逸である。 母を失った娘の復讐。それはピエロにしかわからない・・・
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「悲劇のピエロ」と呼ばれる人形が目撃する殺人現場。 ピエロ目線で展開される登場人物たちの不可解な行動。 勿論、ピエロはその事実を語ることは出来ない。 前半はあまりピエロ目線に意味を感じなかったけど 徐々にピエロの勘違いにより読者のミスリードを誘う手法は 最後の盛り上...
「悲劇のピエロ」と呼ばれる人形が目撃する殺人現場。 ピエロ目線で展開される登場人物たちの不可解な行動。 勿論、ピエロはその事実を語ることは出来ない。 前半はあまりピエロ目線に意味を感じなかったけど 徐々にピエロの勘違いにより読者のミスリードを誘う手法は 最後の盛り上がりにかなり必要でしたね。 他の東野作品を読んでても感じるのは とにかく残り数ページの面白さ。 この作品の最後はけっこう好きですね。 この作品には、 ピエロの人形、人形師の男・悟浄が出てきます。 そして十字屋敷の面々はマリオネットのように、 予想外の人形使いに操られているのです。
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十字屋敷で起きる不可解な連続殺人。そこには内部の犯行を疑わせるものがあるのだが・・・。 もの言わぬピエロが読者に語りかける形でヒントが示されていくが、自殺だと思われていた事件すら殺しであるというドンデン返しに驚愕する。
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やっぱり文章が幼くて… ちょっと読みづらかったです>< でも最後のどんでん返しはびっくり。 こんな考え方もあるんだぁ~と、感心しました^^
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