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哀愁の町に霧が降るのだ(上巻) の商品レビュー

4.2

35件のお客様レビュー

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作家自身の過去の実話…

作家自身の過去の実話が本になった例は数あれど、これはそんな中でも傑作だと思います。著者との関係で次々と登場する濃いい人物たちも当時の時代を反映した人間ドラマも素敵です。

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私が椎名誠の世界にど…

私が椎名誠の世界にどっぷりつかることになった一冊。椎名誠の自伝的青春小説。なにか悲しいことがあったら酒を飲み、なにかうれしいことがあっても酒を飲む。そんな日々を送っている若かりし頃の椎名誠とその周辺の人々。そんな生活を送っている人達に読んで欲しい一冊。なにかをしたいのだが、うまく...

私が椎名誠の世界にどっぷりつかることになった一冊。椎名誠の自伝的青春小説。なにか悲しいことがあったら酒を飲み、なにかうれしいことがあっても酒を飲む。そんな日々を送っている若かりし頃の椎名誠とその周辺の人々。そんな生活を送っている人達に読んで欲しい一冊。なにかをしたいのだが、うまくいかずイライラだけがつのる様子も自分とだぶらせてしまい、一気によんでしまった。

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椎名さんとその仲間の…

椎名さんとその仲間の青春時代の話。何気ない日常の話が面白い。上巻ではこの話を書く現在から入っている。

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椎名誠の自伝的小説。…

椎名誠の自伝的小説。一癖も二癖もある仲間との愉快な共同生活がいきいきと描かれています。椎名誠の原点を知る上で必読の書です。

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椎名誠のいきた青春時…

椎名誠のいきた青春時代。自分と照らし合わせてみよう!!

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2023/12/14

何十年ぶりかに読み直した! 久々の椎名節! 全部がなつかしい イサオがパシリみたいでちょっと可哀想て思ったのもなつかしい笑 自分は若い頃にこれ読んで、その後にオトコ3人で共同生活をした。部屋にピカピカライトもあった。倒して畳に穴をあけたのも同じ。そんなこんなで個人的に思い入れが強...

何十年ぶりかに読み直した! 久々の椎名節! 全部がなつかしい イサオがパシリみたいでちょっと可哀想て思ったのもなつかしい笑 自分は若い頃にこれ読んで、その後にオトコ3人で共同生活をした。部屋にピカピカライトもあった。倒して畳に穴をあけたのも同じ。そんなこんなで個人的に思い入れが強い本なので★5つ

Posted byブクログ

2022/12/08

久々に読み返しました。 椎名氏本人も意図していたか不明ですが、この作品 からサラリーマン3部作へと続き、本の雑誌社編へ と繋がっていきます。 一大私小説シリーズの幕開けの書なのです。 自身の苦悩やバカな行動はあますことなく書き連ね て、その内容が文学的であるかは別として、評...

久々に読み返しました。 椎名氏本人も意図していたか不明ですが、この作品 からサラリーマン3部作へと続き、本の雑誌社編へ と繋がっていきます。 一大私小説シリーズの幕開けの書なのです。 自身の苦悩やバカな行動はあますことなく書き連ね て、その内容が文学的であるかは別として、評論家 に「現代の太宰治」と言わしめていた下りがありま した。そこは以前読んだ時から忘れていました。 確かにそれまではこういうスタイルの小説は無かっ たのではないかと思います。自分自身を削って書く ことになるからまさに太宰の世界だ。 椎名氏の青春の入り口に太宰の暗さはなく、まぶし いばかりの一冊です。

Posted byブクログ

2022/08/04

主人公の過去のことについて書き記している自伝小説です。なんとなくこの小説は登場人物が多く途中から名前がこんがらがってしまいました。でもそれぞれの登場人物が個性を持っていたので色々な人がいたんだなと知ることが出来ました。

Posted byブクログ

2022/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家のだれかがオススメしてたので 喧嘩の件は読んでて退屈だったけど、 克美荘での暮らしは面白かった 小説かと思いきや、壮大なエッセイだった(笑) たまに出てくるよくわからないネーミングセンスとか、ぐずぐずしてるところとかが好き 呼び便は言い得て妙。

Posted byブクログ

2019/03/16

最初に読んだのは二十歳くらいか。それから東南アジアを旅して、東京に住む今の自分の状況で再読すると、この小説の形式の意味がより分かる。過去と現在は続いているのか、よく分からない。

Posted byブクログ