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もものかんづめ の商品レビュー

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106件のお客様レビュー

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2023/10/28

ちびまる子ちゃん好きなら抑えておきたい一冊。疲れているときにおすすめです。活字なのに、ゲラゲラ笑わせてくれます。1話ずつは短いから細切れで読めるのに面白すぎてどんどん読めてしまいます。もともとは1991年に発売された本で時代を感じる表現もありますが、それも味です。文庫版を読んだの...

ちびまる子ちゃん好きなら抑えておきたい一冊。疲れているときにおすすめです。活字なのに、ゲラゲラ笑わせてくれます。1話ずつは短いから細切れで読めるのに面白すぎてどんどん読めてしまいます。もともとは1991年に発売された本で時代を感じる表現もありますが、それも味です。文庫版を読んだのですが、巻末のインタビューあれなんだろう・・。 ●睡眠学習枕 家族の反対をふりきって買ったこの枕・・。先に勉強してから寝るというところが書いてあるのがまだ良心的と思いました。実はわたしも学生時代に睡眠学習のために英語のCDを流しっぱなしにして寝たことがありました。やり方は異なっても同じことをしているという点で笑えました。なお、効果は「あった」と信じ込んでいます笑 ●しょうもない話のレベルが高い 本当にそんな快便があるのか?!と笑ってしまうほど本書のように面白おかしく演出されたしょうもない話を聞くのは好きなんです。が、実際、しょうもない話が始まると即離脱してしまう人間です。本だと「刻々と時は過ぎ」ですむのでぜひ楽しんでみてください。 ●友蔵の話 他の方もふれていますが、まず、ちびまる子ちゃんの友蔵は理想のおじいちゃんであって実際は全く違う性格だったそう。その友蔵の死について書いてあるのですが、それについて後日意見をもらったとのこと。「”血がつながっているから”ということだけで愛情まで自動的に成立するだろうか」という問いは様々な家族問題で苦しむ人の光となるかもしれない問いだなと思いました。

Posted byブクログ

2023/08/24
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作文力を鍛えるために読んだ。 これまで作文技術書を読み漁り、いざ実践してみても思うように作文できない。練って練って練りまくっていると何時間もたってしまう。そこで、良いエッセイを参考にしてみようと考えた。 書き始めと終わり、展開と表現について注目して、なるほどと思いながら読む。  内容がおもしろく、こらえられずに笑ってしまう話もあったので電車内などで読むと危険だ。緊張と緩和の笑いが良い。

Posted byブクログ

2023/08/06

著者が幼少時代から漫画家になり、結婚するまでのおもしろエピソードを綴ったエッセイ。 水虫を治すために命をかける「奇跡の水虫治療」、夢見る乙女時代に書いた、赤面モノの詩を紹介する「乙女のバカ心」などなど。 やっぱり面白いな、さくらももこは。 睡眠学習枕の話がおもしろかったな。 結...

著者が幼少時代から漫画家になり、結婚するまでのおもしろエピソードを綴ったエッセイ。 水虫を治すために命をかける「奇跡の水虫治療」、夢見る乙女時代に書いた、赤面モノの詩を紹介する「乙女のバカ心」などなど。 やっぱり面白いな、さくらももこは。 睡眠学習枕の話がおもしろかったな。 結婚するときのは少し感動した。 にしても、やっぱり書き方だよね。すごい才能だと思うよ。

Posted byブクログ

2023/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あのアニメのおじいちゃんは創作だと最初に知ったのはいつだっただろうか。 友人からだった気がするので、その子は当エッセイを読んで、教えてくれたのだろうか。 昔映画をレンタルすると、他作品の紹介や予告もあったりして 『お葬式』観たいと思って早何年。。 ヒロシ、スミレ、友蔵は有名だけど何故かお姉ちゃんとおばあちゃんの名前は認知度低い。 ヒロシの結婚式での紹介で親族の名前を忘れた、という章 八代亜紀の「雨雨ふれふれ♪」の振り付けのようだった、とあって 想像して笑ってしまった。 水虫の章、本当当時は情報を得るとしたらテレビか、書籍かで あの不便さと 偶然欲しかった情報にヒットした時の衝撃が懐かしい。 詩の章、なかなかな恥ずかしさだと思うが、公開できたのはまだマシだったのだそうで、残りの9割の詩 気になる。。 笑ってしまう中で、作者の人生観や考え方にハッとする時もあり。 『時折、「父の事が嫌いだ」とか「母の事が嫌いだ」という人がいるが、そういう事も充分ありうると思う。その人の人生はその人にしか分からないし、その人個人の考えに他人が介入する余地はない。』 『もう、学生時代には戻りたくない。画一化された”学校”という組織の中で生きる時間は非常に苦痛である。学生の頃は「そういんもんだ」と思って過ごしてきたが、そういんもんの外に出た今、意味のない抑圧が多すぎると痛感する。 …集団というのは何らかの抑圧があるものだ。「こうしろ」と言われたら…イヤでも何でもそうするしかない。そして「そんなもんか」とあきらめて日々は過ぎていく。 …学校の給食で、嫌いなものが出ても食べなきゃいけないのはどうしてだろう。…大人は嫌いなものを食べなくても、ちゃんと生きているじゃないか。…何で、今これを怒られてまで食べなくてはならない必然性があるのだろうか。…体罰の傷が一生心に残るほど、遅刻や忘れ物は悪いことでなのであろうか。 もし今私が学校に通っていたら、遅刻や忘れ物におる体罰の嵐で登校拒否である。』 ちょっと違うけれど、今、SNSで未成年を全力で叩き潰す風潮が怖い。炎上ネタは別として、なんというか、未熟であることは駄目で、完璧な完成品で無いと世に出してはいけない、というか。。(一部の人だろうけれども) 人生の先輩として、もう少し暖かい目で見守ってもよいのではなかろうか。。「うんうん、当時の自分も最初はそうだったな、」とか「分かる、出来とかは置いといて、やり遂げるともう褒めて欲しくてたまらないよね」とか。。 可愛いのとか、綺麗なのも素晴らしいけれど、その陰での努力や失敗の積み重ねといった見せない部分を見せない=存在しない、という認識だと理想が高すぎて生きるの辛くないだろうか、とも思う。 逆に 他の人の作品をすぐバレるのと分かっていて(分かっていないのか??)自分のと偽ってしまう程の承認欲求って どういう思考が発端なのかも気になる。。 Twitterをやる人、インスタをやる人、何となく生き方のグループ分けが出来そうな構造も面白い。

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2023/05/07

「『メルヘン翁』が面白い」という噂だけは知っていたので、いつかは読みたいなと思っていたエッセイ。どの作品も腹を抱えて笑ってしまうような、噂に違わずとても面白いエッセイでした。大満足! 特に心に残ったのは「結婚することになった」。ちびまる子ちゃんのヒロシそのままのイメージの父が、...

「『メルヘン翁』が面白い」という噂だけは知っていたので、いつかは読みたいなと思っていたエッセイ。どの作品も腹を抱えて笑ってしまうような、噂に違わずとても面白いエッセイでした。大満足! 特に心に残ったのは「結婚することになった」。ちびまる子ちゃんのヒロシそのままのイメージの父が、花嫁姿に涙し、それを隠す様子のギャップに完全にやられました。

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2023/01/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

さくらさんのエッセイは読みやすいのでこれまでもたくさん読んできました。今回も読みやすく1日で読み終えられる量でした。 水虫の話やコクゾウムシ、スズムシと印象的な話が多くて想像しながら読み進めていて忘れられなくなりました。 結婚式の話よかった。父ヒロシの親族の説明や泣いていたような描写がホロリときました。

Posted byブクログ

2023/01/29

水虫の話が衝撃的で、一番印象に残っている。 お茶っぱがいいのか。 意図のない話(駅のカラオケ)、無意味な合宿(ごはんに虫)が好きでした。

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2022/12/18

説明するのが難しいけど、センスの良さを文章の節々で感じる。どうでもいいような日常に起こった出来事をめちゃめちゃユーモアに描いているので思わず笑ってしまう。想像力がとてもすごくて、単なる情景描写でも面白い言葉になる。冷静な口調とほんの少しの毒舌さがさくらももこらしいなと思った。

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2022/11/30

面白いとうわさには聞いていたが本当に面白かった。 さくらももこが亡くなって数年経ちますが、本の紹介番組なんかを見ると未だにこの本か、他のさくらももこのエッセイが上がる事とがあります。 確かにこれは本を読むことが苦手な人にもうってつけの本ですね、さすがあのシュールな漫画を描いた人で...

面白いとうわさには聞いていたが本当に面白かった。 さくらももこが亡くなって数年経ちますが、本の紹介番組なんかを見ると未だにこの本か、他のさくらももこのエッセイが上がる事とがあります。 確かにこれは本を読むことが苦手な人にもうってつけの本ですね、さすがあのシュールな漫画を描いた人ですね。 恐らくみんな一番衝撃を受けるのはメルヘンじじいという話だと思うんですが、肉親だから無条件に好きとか無いですよね。これに憤慨する人は真っすぐに生きておられるんだろうなあと。

Posted byブクログ

2022/09/16

気負いすることなく、ゆるく読めます ちびまるこちゃんの作者さんだけあって、日常のちょっとしたハプニングやくだらない話、クスッとする話などが詰め込まれています。 健康食品屋さんでのバイトの話は、最後のシュールな落ちがちびまる子ちゃんっぽいです

Posted byブクログ