舞姫 の商品レビュー

森鴎外【著】

2011/12/06

授業で取り上げ、再度自分で読み直す。

豊太郎は悪者のような意見が多く飛び交うが、
もし自分が同じ立場だとしたならば、どうだろうか。
これが私が近代文学が好きな理由の一つかもしれない。

現代語訳と合わせて読むことをお勧めします
かなり古典の知識が深くないと原文は辛かったり。

2012/06/03

「舞姫」というタイトルが付きつつも、実際は「舞姫」を含む四篇が収録され、分量的には最後の「雁」が全体の半分を占めています。
内容的には、「舞姫」は文語調で書かれていて、読めなくはないものの、細かな表現までは理解にしにくいというのを感じました。
細かな部分まで理解するためには、現代語訳版を読む必要があります。
その他の三篇は、しっかし現代語調で書かれています。
しかし、どの作品もなかなか一度読んだだけでは感覚は掴みにくいですね...もう1～2回は読みたいです。

2011/10/12

表紙につられて買ってしまいました＾＾；
高校の時の国語の先生からわかりやすく今の日本語に直してもらったプリントを参考にしつつ、読みましたが、今でも読みにくい。。。

豊太郎が酷いというのが結構回りでも聞く意見だけれど、私はそれほど責める気にはなれない……自分が豊太郎でも同じことをしそうだというところで共感してしまいます。エリスがかわいそうすぎるというのはまったくその通りなのですが。
　豊太郎とエリスがハッピーエンドになる道はなかったのかなと思います。

2011/09/29

ベルリン旅行前に、「ウンテル・デン・リンデンも歩く事やしな」とテンション高めるつもりで読んだのに、テンション下がった！
エンディング、バタバタであっけなすぎる！
原稿用紙が足りなくなったんか？
あんまりだよ〜、しくしく。
中学生の時に読んだはずなのに憶えてなかったな。そういう意味では新鮮な
作品、もう一度読んで良かったです。
巻頭についてる映画版の郷ひろみの写真が良かったから機嫌直してあげる。

2011/09/03

初めてちゃんと読み切りました。「舞姫」
今年の夏100の特別カバーに惹かれたのと、おすすめされたので。

もう、ひどい男だ、豊太郎。
エリスがそばにいることで、優越感と自分自身の存在に意味を感じている。そうしないと、自信が持てないのか。

まぁでも。そんな男でも愛してしまう、愛されていると思いこんでしまうのが、女なのか。

ほかの作品も含めて。
共感できる気持ちがたくさん。

2011/08/19

表紙買い。

以前舞姫を読んだときは難しいと思った。
改めて雁などを読んでみるとイメージと違って読みやすかった。

2011/08/09

20110802読了。
言葉遣いが難しすぎて（古すぎて）話の大筋しか理解できなかった。

古い語り口なものだから
ドイツの若い女の子エリスですら
「我を救い玉へ、君。わが恥なき人とならんを～」
といった口ぶり。

同じ日本語といえどもここまで読めないものなのだと思わなかった。

2011/08/12

初読みは高校の教科書だったので、男ってやつは！と憤慨した記憶しかありませんが、今なら、帰国かエリスかと苦悩する豊太郎の気持ち、分からなくもないです。豊太郎もエリスも世間からはずれた者同士。惹かれあうのは必然的だったのかな。しかしエリスはかわいいですねー。赤ちゃんの服を並べながら「生まれてくる子はあなたに似た黒い瞳をしているでしょうね」という場面がすごくいじらしい。舞姫という題名もぴったり。

2011/12/12

正直に言います！表紙買いです（笑）

舞姫は高校の授業でやった以来。
何度読んでも、あの結末は悲し過ぎる…
明治時代の時代背景を知ることができる点ではすごくいい作品。

『舞姫』『普請中』、『妄想』、『雁』の４編が入ってるけど、その中では『雁』が読み応えがあって好き。

2011/07/25

ベルリン留学中の若いエリート・太田豊太郎は、街で出会った美しい踊り子・エリスの危機を救った。やがてふたりは魅かれ合い、豊太郎は友人の中傷により免官となる。いったんは栄誉を捨て、エリスとの愛を貫こうと決意するが…
鴎外自身の体験をもとにした表題作ほか『普請中』、『妄想』、『雁』を収録。