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オズの魔法使い の商品レビュー

4.3

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校生くらいから映画に舞台にと親しんできた作品なので だから原作読まずともなんかわかるなーと思っていたんですが…読んでよかった! とにかくとにかく 面白かった 何がいいって デンスロウの絵がいい こんなに挿絵が楽しめる本ってあるんだ まるで絵本みたい! 今回気になって映画を観なおしたのですが…映画よりぜんぜん面白い!ひとつひとつの章が短く、お話はどんどん進んでいき あっという間に問題解決 悪者はやっつけちゃう…このエンタメ感もデンスロウの挿絵のおかげでしょうか、嫌いじゃない。 バウム氏の序文に「現代の子どもたちを、ひたすら喜ばすために書きました。」とあったけれど、まさにそうなのです。でも、大人が読んでも楽しい。本当におもしろい物語は子どもが読んでも大人が読んでもおもしろいものです。 お話は、きっと皆さんが知るとおり、竜巻でカンザスから家ごと飛ばされてしまったドロシーと犬のトトは、見たこともないような美しい国の真ん中に着地する それはマンチカンの国。マンチカンたちと、北の国の良い魔女はドロシーを気高い魔女と勘違いして歓迎する。なぜなら、ドロシーが東の悪い魔女を殺してくれたから…?そう、東の魔女はドロシーの家の下敷きになって死んでしまったのです。 そこから、東の魔女の履いていた魔法の銀の靴と北の魔女からのキスの印を額に、 カンザスに帰る道を教えてもらうため大魔法使いオズに会いにいく旅にでます。 そこで、脳みそが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキ、勇気のないライオンと出会い 彼らと共に旅をするのですねー。 映画では、エメラルドの国で終わりを迎えるけれど、原作はエメラルドの国からまたさらに、南の良い魔女に会うためにでかけるのです。ふむふむ。 それぞれの国のおかしな人や動物たちを描いたデンスロウの筆にはまーったく感心されっぱなし。眼鏡をかけたトトやライオンの可愛らしさ、翼のはえた猿の描写力ったら! これもまた読書会をしたのですが、どのページの挿絵が好きかなんていう話もしながら、久しぶりに盛り上がりました こわれやすいせとものの国 はみんなお気に入りでした。『人形の家』を思い出してしまう。 ブリキがオノを使って次々おおかみのクビや木の枝を切ってやっつけるところとか、ブリキ自身の身の上とか、残酷ねーとつっこみたくなるけどなんだかはれやかなんですよね… 魔法使いに脳みそをもらわずとも どんどん賢くなるかかし、優しくてすぐに泣いてしまうブリキ、ドロシーや仲間のためならなんだってできちゃうライオンをまったく教訓臭くなく、楽しく描かれるていのです。 これからは迷ったらこの本を子どもたちにすすめよう!と思える作品でした。

Posted byブクログ

2023/10/15

すっごいおもしろかった! けっこう厚かったけど、結局一気に読んじゃった。 オズが魔法使いじゃなくて、ペテン師だとわかったときには、さすがに「そりゃないだろ」と思って、思わず「あーっ」って言っちゃった。 一番好きなのはライオン。最初は迫力があってドキッとしたけど、うっかり寝ちゃった...

すっごいおもしろかった! けっこう厚かったけど、結局一気に読んじゃった。 オズが魔法使いじゃなくて、ペテン師だとわかったときには、さすがに「そりゃないだろ」と思って、思わず「あーっ」って言っちゃった。 一番好きなのはライオン。最初は迫力があってドキッとしたけど、うっかり寝ちゃったり性格がわかりやすいところが、かわいい。 金色のぼうしと銀色のくつは、ぼくも欲しい。大好きな京都に遊びに行ったり、ワニに追いかけられたときとか火事のときとかにすぐに逃げられたりするから。 お母さんが、たつまきのニュースを見るとカンザスのことをよく言うんだけど、その気持ちがよくわかった。(小6)

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2021/10/29

有名なお話だが、意外と読んでいなかった作品の一つ。大人になってしまい、子どもの読み聞かせで夜に少しずつ読み進めた。 なんと、おもしろいのでしょう。 台詞も説明もくどくど長く書かれている部分あるが、そのくどくどに、複雑な感情や目に浮かぶような背景が記されている。 忙しい現代では、な...

有名なお話だが、意外と読んでいなかった作品の一つ。大人になってしまい、子どもの読み聞かせで夜に少しずつ読み進めた。 なんと、おもしろいのでしょう。 台詞も説明もくどくど長く書かれている部分あるが、そのくどくどに、複雑な感情や目に浮かぶような背景が記されている。 忙しい現代では、なるべく簡潔に、端的に、簡単にしがちになっていますが、簡単にできない思いもあるよね、と。

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2020/11/26

海外の映画やアニメなどではこの作品のオマージュを時々目にします。それだけ有名な作品なので読んでおいて損はないです。

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2020/11/24

オズの魔法の国へ迷いこんだ少女ドロシー。不思議な出来事や魔法が織りなす物語、けれどそこにはドロシーたちの友情や困難に立ち向かう強さにも注目です。

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2020/11/23

主人公ドロシーは竜巻によって家ごとオズ大王の魔法の国に飛ばされます。そこでドロシーはかかしとブリキの樵と臆病なライオンと共に冒険をします。 挿絵も素敵なので、絵だけでも楽しめる本です。

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2020/11/23

竜巻によって魔法の国に運ばれたドロシーはかかしとブリキの樵と臆病なライオンと共に冒険をします。世界中で愛されている1冊です。

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2020/11/22

少女ドロシーと飼い犬トトは、竜巻に巻き込まれ不思議なオズ王国へ。オズの魔法使いに会いに冒険に出たドロシーはちょっと変わった仲間たちに出会って…。映画化・ミュージカル化された、不朽の名作。

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2020/05/31

2020.5 そうかそうか。こんな話だったんだ。わかってたようなわかってなかったような。 みんなちゃんと賢さも愛情も強さも持ってたね。 ドロシーの願いはずっと変わらず「帰りたい」だった。それがよかったな。

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2019/04/01

読み聞かせ「オズの魔法使い」2周目。子供というのは同じ話を何度も何度も聞きたがるものだが、この長編でそれをやられると辛い。「オズの魔法使い」を飽きずに聞けるなら、The Little Prince とかナルニアとかも読めそうなものなのだが…。 今回は 1990年発行の福音館古典...

読み聞かせ「オズの魔法使い」2周目。子供というのは同じ話を何度も何度も聞きたがるものだが、この長編でそれをやられると辛い。「オズの魔法使い」を飽きずに聞けるなら、The Little Prince とかナルニアとかも読めそうなものなのだが…。 今回は 1990年発行の福音館古典童話シリーズで読んでみたのだが、オリジナルのW・W・デンスロウの挿絵が豊富に収録されているほか、オリジナル版の表紙と奥付(の翻訳)まで収録している。翻訳が気に入らないところが多少あったものの、決定版と言っていいだろうな、これは。

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