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オズの魔法使い 福音館古典童話シリーズ28
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オズの魔法使い 福音館古典童話シリーズ28

ライマン・フランク・ボーム(著者), 渡辺茂男(訳者), W.W.デンスロウ

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オズの魔法使い 福音館古典童話シリーズ28

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 1990/06/30
JAN 9784834010428

オズの魔法使い

¥2,750

商品レビュー

4.3

24件のお客様レビュー

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2024/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校生くらいから映画に舞台にと親しんできた作品なので だから原作読まずともなんかわかるなーと思っていたんですが…読んでよかった! とにかくとにかく 面白かった 何がいいって デンスロウの絵がいい こんなに挿絵が楽しめる本ってあるんだ まるで絵本みたい! 今回気になって映画を観なおしたのですが…映画よりぜんぜん面白い!ひとつひとつの章が短く、お話はどんどん進んでいき あっという間に問題解決 悪者はやっつけちゃう…このエンタメ感もデンスロウの挿絵のおかげでしょうか、嫌いじゃない。 バウム氏の序文に「現代の子どもたちを、ひたすら喜ばすために書きました。」とあったけれど、まさにそうなのです。でも、大人が読んでも楽しい。本当におもしろい物語は子どもが読んでも大人が読んでもおもしろいものです。 お話は、きっと皆さんが知るとおり、竜巻でカンザスから家ごと飛ばされてしまったドロシーと犬のトトは、見たこともないような美しい国の真ん中に着地する それはマンチカンの国。マンチカンたちと、北の国の良い魔女はドロシーを気高い魔女と勘違いして歓迎する。なぜなら、ドロシーが東の悪い魔女を殺してくれたから…?そう、東の魔女はドロシーの家の下敷きになって死んでしまったのです。 そこから、東の魔女の履いていた魔法の銀の靴と北の魔女からのキスの印を額に、 カンザスに帰る道を教えてもらうため大魔法使いオズに会いにいく旅にでます。 そこで、脳みそが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキ、勇気のないライオンと出会い 彼らと共に旅をするのですねー。 映画では、エメラルドの国で終わりを迎えるけれど、原作はエメラルドの国からまたさらに、南の良い魔女に会うためにでかけるのです。ふむふむ。 それぞれの国のおかしな人や動物たちを描いたデンスロウの筆にはまーったく感心されっぱなし。眼鏡をかけたトトやライオンの可愛らしさ、翼のはえた猿の描写力ったら! これもまた読書会をしたのですが、どのページの挿絵が好きかなんていう話もしながら、久しぶりに盛り上がりました こわれやすいせとものの国 はみんなお気に入りでした。『人形の家』を思い出してしまう。 ブリキがオノを使って次々おおかみのクビや木の枝を切ってやっつけるところとか、ブリキ自身の身の上とか、残酷ねーとつっこみたくなるけどなんだかはれやかなんですよね… 魔法使いに脳みそをもらわずとも どんどん賢くなるかかし、優しくてすぐに泣いてしまうブリキ、ドロシーや仲間のためならなんだってできちゃうライオンをまったく教訓臭くなく、楽しく描かれるていのです。 これからは迷ったらこの本を子どもたちにすすめよう!と思える作品でした。

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2023/10/15

すっごいおもしろかった! けっこう厚かったけど、結局一気に読んじゃった。 オズが魔法使いじゃなくて、ペテン師だとわかったときには、さすがに「そりゃないだろ」と思って、思わず「あーっ」って言っちゃった。 一番好きなのはライオン。最初は迫力があってドキッとしたけど、うっかり寝ちゃった...

すっごいおもしろかった! けっこう厚かったけど、結局一気に読んじゃった。 オズが魔法使いじゃなくて、ペテン師だとわかったときには、さすがに「そりゃないだろ」と思って、思わず「あーっ」って言っちゃった。 一番好きなのはライオン。最初は迫力があってドキッとしたけど、うっかり寝ちゃったり性格がわかりやすいところが、かわいい。 金色のぼうしと銀色のくつは、ぼくも欲しい。大好きな京都に遊びに行ったり、ワニに追いかけられたときとか火事のときとかにすぐに逃げられたりするから。 お母さんが、たつまきのニュースを見るとカンザスのことをよく言うんだけど、その気持ちがよくわかった。(小6)

Posted by ブクログ

2021/10/29

有名なお話だが、意外と読んでいなかった作品の一つ。大人になってしまい、子どもの読み聞かせで夜に少しずつ読み進めた。 なんと、おもしろいのでしょう。 台詞も説明もくどくど長く書かれている部分あるが、そのくどくどに、複雑な感情や目に浮かぶような背景が記されている。 忙しい現代では、な...

有名なお話だが、意外と読んでいなかった作品の一つ。大人になってしまい、子どもの読み聞かせで夜に少しずつ読み進めた。 なんと、おもしろいのでしょう。 台詞も説明もくどくど長く書かれている部分あるが、そのくどくどに、複雑な感情や目に浮かぶような背景が記されている。 忙しい現代では、なるべく簡潔に、端的に、簡単にしがちになっていますが、簡単にできない思いもあるよね、と。

Posted by ブクログ

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