ハーバード流交渉術 の商品レビュー
人と問題を分離し、立場ではなく利害に焦点を当て、多くの選択肢を探し、客観的基準を持つ。 誰もが言われてみればわかることだとは思うが、実践できている人は少ないのではないだろうか。
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何事も交渉事はつき物なので,知っといて損はないかと考え 読んだ本.ハーバード流!なんて,たいそうな名前がついて いるのでどんだけすごいんだろ?,どんな不利な状況でも何 できちゃうのか?,などと思い読んだがそうでもない 説いているのは,常に冷静に原則を中心に交渉しましょうと いうこ...
何事も交渉事はつき物なので,知っといて損はないかと考え 読んだ本.ハーバード流!なんて,たいそうな名前がついて いるのでどんだけすごいんだろ?,どんな不利な状況でも何 できちゃうのか?,などと思い読んだがそうでもない 説いているのは,常に冷静に原則を中心に交渉しましょうと いうこと.原則といっているのは,問題に対して,何らかの 基準を持って取り組みましょうということ. 相手と問題に取り組むのであって,交渉相手に取り組むので はないということ 当たり前かもしれないが,読んでみるとそういやぁ,そうか. と微妙に納得. 2008.03.18読了
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当たり前だが、理論だけ知ってもどうなるわけでもなく、実践を通じた訓練が必要。 ただし内容は面白い。
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東大の授業でも使われたことのある交渉術ハウツー本。「賢明な合意に効果的かつ友好裏に至るためにはどうすればよいか」という問題設定で、基本原則として、?人間の問題は問題の本質とは切り離せ、?「立場」ではなく「利害」に焦点を合わせよ、?選択肢は多ければ多いほうが良い、?客観的基準による...
東大の授業でも使われたことのある交渉術ハウツー本。「賢明な合意に効果的かつ友好裏に至るためにはどうすればよいか」という問題設定で、基本原則として、?人間の問題は問題の本質とは切り離せ、?「立場」ではなく「利害」に焦点を合わせよ、?選択肢は多ければ多いほうが良い、?客観的基準による解決を探れ、という四つ指針を挙げる。具体的アドバイスとして面白かったのは、悪い内容をいうときは結論ではなく理由から言う(結論からいうと相手が理由をまともに聞いてくれないため)、相手が口汚い戦法を使ってきたときは聞こえていても聞こえなかったふりをしてもう一度言い直させる、などなど。基本的にこういう本は「読む」ものではなく「やる」ものだと思うが、読むだけでも結構楽しめる本だと思う。
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交渉を行う上でのポリシーが記載されている。互いの利益のために、客観的評価に基づき交渉に挑むことで、当事者は必ずハッピーになれる。 交渉の場に挑む時、自分のポリシーも持っていない人が多く、そういう人たちは相手の意のままに扱われてしまう。逆に自分の考えを押し通すだけでは、意見が通って...
交渉を行う上でのポリシーが記載されている。互いの利益のために、客観的評価に基づき交渉に挑むことで、当事者は必ずハッピーになれる。 交渉の場に挑む時、自分のポリシーも持っていない人が多く、そういう人たちは相手の意のままに扱われてしまう。逆に自分の考えを押し通すだけでは、意見が通っても全体の利益にならない可能性があり、また交渉が難航した場合、その時間はむだである。 この本は交渉において、何を重点に置くべきかを示してくれる。
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