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アメリカ素描 の商品レビュー

4.1

39件のお客様レビュー

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2011/06/21

「この普遍性を信じる社会にとって孤独は副産物のようなものである。そのもとを否定すれば、アメリカ文明が消滅してしまう」

Posted byブクログ

2011/04/04

当時63歳の司馬遼太郎は、1980年代半ば、初めてアメリカを訪問し、氏独自の視点によってアメリカを論じた。鋭い眼によって描写される透徹したアメリカ論は、人間の本質、文明の本質を深くえぐりだす。

Posted byブクログ

2010/12/25

7月頃、所要にて関西に出張、せっかくの機会なので、司馬遼太郎記念館に出かけました。たまたま、アメリカ素描の手書き原稿等が展示されてました。司馬さんは、現地取材の折に、地図を手書きで書かれるのですね。それが、またカラフルなのに驚かされました。

Posted byブクログ

2010/11/22

【メモ】 二十歳前後に読むとよさそう。その頃には古過ぎるかもしれないけれど、かの国の歴史的なルーツは変わらないので。読むと、アメリカに対して何らか自分なりの意見を持とうという姿勢が促されると思う。そして、それは日本人にとってけっこう大切なこと。

Posted byブクログ

2009/11/24

やっぱり司馬さんの紀行文は面白い。 「文明」と「文化」の考え方の違いというか、司馬さんなりの定義の仕方がとても興味深かった。

Posted byブクログ

2018/10/14

司馬遼太郎にとっては雑文なのかもしれないが、さすがにびしっと本質を突いていると思わせる。アメリカ人が幼少から徹底的に鍛えられるのは、?自己を表現しなさい ?自己が正しいと思っていることをやりなさい ?自己表現はarticurate(明瞭に)clear(明晰に)相手に訴えるときはp...

司馬遼太郎にとっては雑文なのかもしれないが、さすがにびしっと本質を突いていると思わせる。アメリカ人が幼少から徹底的に鍛えられるのは、?自己を表現しなさい ?自己が正しいと思っていることをやりなさい ?自己表現はarticurate(明瞭に)clear(明晰に)相手に訴えるときはperfect(完璧に)ということだそうだ。納得。

Posted byブクログ

2009/10/04

今まで読んだ本の中でも最高にクオリティが高い本だと思う。 日本だけで描いていると見えないものがアメリカというものさしを使うことで非常によく分かる。 文明と文化とは。なぜアメリカにはグローバルスタンダードがあるのか等文化的見解から書かれている。 非常におもしろい。読むべきでしょう。

Posted byブクログ

2009/10/04

20年近くも前のアメリカの姿がとても分かり易く描かれていて、現在NYに滞在してる自分にとって興味深かった。司馬さんが訪ねたレストランに行ってみたいと思う。

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2009/10/04

同じように訪れたアメリカでも これくらい教養のある人が見てるものはぜんぜん違うんだな と思わせられました。

Posted byブクログ

2009/10/04

司馬遼太郎が80年代にアメリカを旅行したときの思いをまとめたこと。時代こそ20年程ことなるが、本質的には現代のアメリカも変わっていないと思う。司馬遼太郎は数週間のたびで、これだけ感じとったのだからすごいと思う。1年以上滞在してもなかなかここまでアメリカの素顔を除くことはできない。

Posted byブクログ