モモ の商品レビュー
一度は読みたかった
小さい頃本を読める環境ではなかったのでいつかはゆっくり児童文学を読みたかったのでいろんなところを探したけど一度購入したこのショップを思い出しました。とてもきれいに届いてくれたことを覚えていたからです。忙しい毎日なのでいつかお礼の言葉を届けたいとずっと思っていました。モモは本当に触...
小さい頃本を読める環境ではなかったのでいつかはゆっくり児童文学を読みたかったのでいろんなところを探したけど一度購入したこのショップを思い出しました。とてもきれいに届いてくれたことを覚えていたからです。忙しい毎日なのでいつかお礼の言葉を届けたいとずっと思っていました。モモは本当に触れることができてうれしかったです。
警
効率化、省力化に一石を投じるような内容で、児童文学と言えど哲学的で面白い。 その世界観たるやジブリ的で、本当にいつかジブリ作るんじゃないのっていう内容だった。 ハッピーエンドも心地よい良作。
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子供のとき何度か手に取っては 読まずに今になってしまった。 モモのお話は現実に自分にも起きている。 携帯を無意味に手放せず、流れる情報を ただ追っているだけ。 時間の無駄だと分かりながら指が 携帯から離れない。 時短も合理的で良いが、心を時を削りながら 限りある人生の時間をどう心...
子供のとき何度か手に取っては 読まずに今になってしまった。 モモのお話は現実に自分にも起きている。 携帯を無意味に手放せず、流れる情報を ただ追っているだけ。 時間の無駄だと分かりながら指が 携帯から離れない。 時短も合理的で良いが、心を時を削りながら 限りある人生の時間をどう心豊かに 過ごせるか、考えさせられる。
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時間とは限りある命そのもの 「忙しい」「時間がない」とせかせか生きて、周りを見る余裕もない、気遣いできる余裕もない、もしかしたら灰色の男たちに時間を奪われているのかも…と思えるくらい、フィクションでありながら時間を奪われた人たちの描写はリアリティがある。 社会に出て仕事をして...
時間とは限りある命そのもの 「忙しい」「時間がない」とせかせか生きて、周りを見る余裕もない、気遣いできる余裕もない、もしかしたら灰色の男たちに時間を奪われているのかも…と思えるくらい、フィクションでありながら時間を奪われた人たちの描写はリアリティがある。 社会に出て仕事をしていると、やはり時間を守ることは大切だし、効率良く早く仕事をすることは求められる。 どうしても心がせかせかしてしまうけど、そんな時ふとこの物語を思い出してみようと思う。 そしてたまにゆっくりと色々なことを感じてみると見えてくるものもあるのかな。 時間は命であり、それは美しい花である。 どれも、それが一番美しい花。 素敵な表現だと思った。
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大してやることもないのに、なぜかいつも時間に追い立てられているワシ。完全に灰色の男たちにやられている。大切なことにゆったりと集中するような時間の使い方がしたい。。
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参加した読書会で紹介され、評判が良かったので読んでみる。児童書ということだが、これは社会に出た大人が読むべき本なのだろう。 「時間は誰にでも平等」といわれるが、その使い方によって、結果が変わってくるといわれる。 この本を読むと、使い方、というよりも、心の持ち方、ということなのだ...
参加した読書会で紹介され、評判が良かったので読んでみる。児童書ということだが、これは社会に出た大人が読むべき本なのだろう。 「時間は誰にでも平等」といわれるが、その使い方によって、結果が変わってくるといわれる。 この本を読むと、使い方、というよりも、心の持ち方、ということなのだろう。 これは、現代社会で常に問われることであるし、時間をどれだけの人間が意識的に考えているのか? 時間はまた「流れる」もの、つまり、時間の過ぎゆく流れは誰にも止められないで、意識するもしないも、流れていく。これもよく考えると不思議な現象かもしれない。つまり、それを前提として生きているのか? 時間を効率的に使うことが、必ずしも人の幸せにつながらない。逆説的に時間を大切にしない(囚われない)、という発想が必要かもしれず、何が豊かな生活か?が先にあるべき、ということなのだろう。 以下抜粋~ ・小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした。 ほんとうに聴くことのできる人は、めったにいないものです。 ・けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そしてヒトのいのちは心を住みかとしているのです。 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。 ・光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。
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やっとやっと読めた。読もうと思ってから20年。読了できました。時間泥棒に時間を盗まれてどれだけ生産的に時間を使えるか追求された人々。お金をたくさん稼いで懐は豊かになるけど、心の豊かさは消えっていってしまう。顔つきも冷え冷えと病人のようになってしまう。恐ろしいと思いながら読んでるけ...
やっとやっと読めた。読もうと思ってから20年。読了できました。時間泥棒に時間を盗まれてどれだけ生産的に時間を使えるか追求された人々。お金をたくさん稼いで懐は豊かになるけど、心の豊かさは消えっていってしまう。顔つきも冷え冷えと病人のようになってしまう。恐ろしいと思いながら読んでるけど、これは身の回りに起きてることかもと、、確かにお金は大事だし、時間を無駄にするのはもったいないけど、自分の心を豊かにする自分だけの時間、家族との時間、そういった時間まで節約してはいけない。その時間こそが自分の人生にとって本当に大切な時間。時間の節約、効率とか思うけど立ち止まって「モモ」のお話を振り返って考えていきたい。
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#18奈良県立図書情報館ビブリオバトル「こころ」で紹介された本です。 「暁天ビブリオバトル」と銘打ち、図書情報館を離れ、南都七大寺のひとつ大安寺にて朝7時30分から開催しました。 2012.8.18 http://eventinformation.blog116.fc2.com/...
#18奈良県立図書情報館ビブリオバトル「こころ」で紹介された本です。 「暁天ビブリオバトル」と銘打ち、図書情報館を離れ、南都七大寺のひとつ大安寺にて朝7時30分から開催しました。 2012.8.18 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-839.html?sp
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小学生のときに何度も読んだ『モモ』 30年ぶりにまた読みました。 子どものときにはただただ 冒険 として読んでいたものが、大人になるとまた違う印象で、時間を忘れて夢中になりました。読み終わった後、なぜか涙が。 あの頃の記憶が途切れ途切れに浮かんできて、子どもの自分を今の自分と重ね...
小学生のときに何度も読んだ『モモ』 30年ぶりにまた読みました。 子どものときにはただただ 冒険 として読んでいたものが、大人になるとまた違う印象で、時間を忘れて夢中になりました。読み終わった後、なぜか涙が。 あの頃の記憶が途切れ途切れに浮かんできて、子どもの自分を今の自分と重ねることができて、とても不思議な感覚になりました。 30年は…946080000秒。今この瞬間も過去になっていく。 私はどんなふうに過ごしてきたかな。 スマホなんか見ていないで誰かの話を聞いて、空を見て、夢をみて、星の声を聞いて、そばにいる人たちと心通わせよう。そう思えました。 またあの頃のように何度も何度も読み返そうと思います。 私が夢中になっていたあの頃の年齢になった娘も今『モモ』を読んでいます。大人になってまたもう一度読んでほしいな。 『はてしない物語』も大好きだったので、そちらもまたいずれ。
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少し前まで仕事と私生活のバランスが崩れていて、ふと本棚と目が合ったときに積読本が全く増えてないのに気づいてしまったんです。いつも見る度に増えていたはずなのに。これはマズイと思ったら小学生の時、司書の先生が忙しい時に読む本って教えてくれたのを急に思い出して、この本を実家に探しに行き...
少し前まで仕事と私生活のバランスが崩れていて、ふと本棚と目が合ったときに積読本が全く増えてないのに気づいてしまったんです。いつも見る度に増えていたはずなのに。これはマズイと思ったら小学生の時、司書の先生が忙しい時に読む本って教えてくれたのを急に思い出して、この本を実家に探しに行きました。 子供の時は、面白かったけれど忙しいのにどうしてこんなに分厚い本を読むんだろうとしか思えなくて、先生にも笑われてしまったけれど、今大人になって。時間の有限性をもっと強く感じるようになってから読むと先生はやっぱり素敵な人だなと思いました。ついでに、あの人に憧れたわたしは多分センスがいい、なんてことも。 実はこの本で1番好きなシーンは時間泥棒が無駄にしている時間の計算をスラスラとやっていくシーンなんです。根っからの文系だから、あんな風に数字を操れたら気持ちがいいんだろうなと思ってしまって。子供の時もこのシーンは魔法みたいでワクワクしたんですよね。他にも沢山、それこそもっとファンタジーっぽいシーンはあるのに何故かここに惹かれたんです。きっと数字が苦手だからだろうな。 今も昔も、本があればご機嫌でいられるのが私のいい所だと思っているから最近また、本棚の本が緩やかとは言えないスピードで増え始めて、私が私の中で認めている唯一のいい所を失わなくてほっとしました。きっとモモが、私がこの本を読んでいる間、心の中でじっくり私の話を聞いてくれたんだろうなって。 さて、次は何を読もうか。だって私にはなにをするにも、必要なだけ、そして好きなだけの時間をつかえるんだから。
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