ゲームの達人(上) の商品レビュー
いいねえ、エンタメだねえ! 地元の図書館で偶然見つけたこの本。 な、懐かしい……! 中学生の頃だったかなあ、シドニィ・シェルダンにはまって、片っ端から読んでたっけ。 「超訳」って、懐かしすぎる。でも当時は、「超訳って(笑)」みたいな、ちょっと失笑されるような扱いだった気が。気のせ...
いいねえ、エンタメだねえ! 地元の図書館で偶然見つけたこの本。 な、懐かしい……! 中学生の頃だったかなあ、シドニィ・シェルダンにはまって、片っ端から読んでたっけ。 「超訳」って、懐かしすぎる。でも当時は、「超訳って(笑)」みたいな、ちょっと失笑されるような扱いだった気が。気のせいかな? 内容は、ダイヤモンドがどーのって話だったなあくらいにしか覚えてなかったので、こんなに展開早かったっけーと驚きました。 ケイト、これからどうなるんだったかな。思い出しつつ、読みたいと思います。
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自分のそれまでの読書体験に思いを馳せると小学校の頃は雑多な物を読み、特にケイブンシャとか学研から出ていた『~大百科』、『~入門』なる一連のシリーズ本、あと『マンガで読む日本の歴史』といった図書館に陳列されていた本を無作為に読んでいた覚えがある。元々本を読むことが好きで、なおかつ色...
自分のそれまでの読書体験に思いを馳せると小学校の頃は雑多な物を読み、特にケイブンシャとか学研から出ていた『~大百科』、『~入門』なる一連のシリーズ本、あと『マンガで読む日本の歴史』といった図書館に陳列されていた本を無作為に読んでいた覚えがある。元々本を読むことが好きで、なおかつ色んな知識(トリビア?)を吸収するのが好きな子供だった私はこれらの本が妙にあっていた。 で、中学になると図書館にずらっと並んだポプラ社の江戸川乱歩の少年探偵団シリーズに没頭し、はたまた教科書に作品が掲載された星新一氏のショートショートにも傾倒し、さらには当時ドラクエに代表されるRPG全盛の時代に出版された『ロードス島戦記』に歓喜していた毎日を送っていた。 そこでここは一般に大人が本屋で手に取る作品から感想を挙げるべきだろうと誠に自分勝手な基準を設け、まずその端緒として本書を挙げることとした。 本作について、現在30歳以上の方々をおいて知らぬ人はいないだろう。当時TV朝日だったか「はなきんデータランド」なる週一の各ジャンルの売り上げランキング番組があり、その書籍部門で毎週ランクインしていたのが本書だった。 『ゲームの達人』という煽情的なタイトルは当時ゲームっ子だった私を刺激したが、表紙を見るに、どうも自分が想定しているような、ハドソンの高橋名人のような1秒間に16連射できるシューティングゲームの達人といった内容でないことは子供心でも解った。したがって毎週この本売れているようだけど、どんな本なんだろう?と思っていたにすぎなかった。 本書を手に取るきっかけは高校の同級生の勧めだった。当時クラス、いや学年でも常に1,2位の成績を取っていたK君が私に貸してくれたのだ。当時からK君は大人びており、外国の作家の小説などは親が買ってくれた世界文学全集ぐらいしか読んだことなかった私は、さすがK君は一歩抜きん出ているなぁと感心したものだった。 で、本書だが、売れるだけのことはあり、すごく面白かった。小説とはこういう物を指すのかと初めて意識した作品だったように思う。
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イギリスでの貧乏暮らしに嫌気がさしていたジェミー・マクレガーは、アフリカはケープタウンへ、ダイヤモンド鉱山を夢見て旅立った。 しかし、土地の有力者、サラマン・バンダミヤの吹聴にジェミーは鉱脈を掘り当てるも、ダイヤモンドはすべては彼の者に。 ジェミーは砂漠に放り出され、死の淵を...
イギリスでの貧乏暮らしに嫌気がさしていたジェミー・マクレガーは、アフリカはケープタウンへ、ダイヤモンド鉱山を夢見て旅立った。 しかし、土地の有力者、サラマン・バンダミヤの吹聴にジェミーは鉱脈を掘り当てるも、ダイヤモンドはすべては彼の者に。 ジェミーは砂漠に放り出され、死の淵をさまようが、サラマン・バンダミヤに恨みを持つ、黒人青年バンダに助けられ、サラマン・バンダミヤの所有するダイヤモンドを盗み出し逃亡することに成功。 数年後、事業を拡大してきたジェミーは、サラマンの所有する事業をすべて買い占め、サラマンを破綻に追い込むことに成功。 サラマンの娘マーガレットに子供を孕ませることで 復讐を遂げた。 マーガレットに見向きもしなかったジェミーだが、息子を見てしまったジェミーは、息子に執心、マーガレットと結婚することに。 さらに娘ケイトを授かる。 しかし、鉱山で発生した黒人たちの暴動に巻き込まれ、息子は殺されてしまう。 マーガレットとケイトは、ジェミーの右腕デビッド・ブラックウェルとともにさらに事業を拡大させ、クルーガー・ブレント社は、娘ケイトの時代を迎える。 ケイトは自分の面倒を見てくれていたデビッドと、結婚する夢を抱いていたが、デビッドはアメリカからきたティム・オニールの娘、ジョセフィーヌに心奪われ結婚を決めてしまう。 アメリカへと旅立とうとするデビッド。 ところが…。
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小学校4年生の時にゲームブックか何かと勘違いしたのがきっかけで読み始めました。3日程かけて読みふけり、こんな面白いモノがこの世にあったのか!?と。もちろん今読んでもめちゃくちゃ面白いです。思い返せばこの本のおかげで活字大好きっ子になりました。下巻の双子の姉妹編が大好きだったなぁ
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初めて読んだシドニィ・シェルダンの作品。ここから彼の作品にハマることになりました! 彼の作品は読み出したら、途中で本を閉じれないほどの魅力があります。
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中学の時に初めて読んだシドニィ・シェルダンの作品。 これから、やたらとシドニィ・シェルダンを読みまくる事になったキッカケ本♪ 最近、やたらと読みたくなって再購入&再読。 詳しくは下巻でね♪
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最初のシドニィ・シェルダン作品。 まるで映画を観ているかのようなストーリー展開。 図書館で一気読みしました。
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購入者:川端 最近めっきりシドニーシェルダンばっかり読んでます。これは世代が変わっていく物語形式なんですが、分厚さの割にスラスラ読めます。復讐がテーマの上巻ですが、生々しい感じが面白い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいて引き込まれる、翻訳した文は読みづらいことも多いがそんなこともない。 上巻ではマーガレットのジェミーへの一途な思いに引きこまれた。 ジェミーが狂乱して植物人間と化した時、彼は初めて彼女のものになる。 一日中彼の世話をして、お喋りをする。 その一年間が彼女にとって最も幸せな時であった。 なんだか新井素子さんの「ひとめあなたに…」を思い出しました。
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巨大複合企業の老女社長、ケイト・ブラックウェルは誕生日の日、自らの死期を悟り、自らと自らの一族の奇妙な運命に思いを馳せる。「ビジネスはゲームだ。生き残るためには『ゲームの達人』にならなければならない」。果たして彼女は『ゲームの達人』であったのか?物語は南アフリカ、ダイアモンド・ラ...
巨大複合企業の老女社長、ケイト・ブラックウェルは誕生日の日、自らの死期を悟り、自らと自らの一族の奇妙な運命に思いを馳せる。「ビジネスはゲームだ。生き残るためには『ゲームの達人』にならなければならない」。果たして彼女は『ゲームの達人』であったのか?物語は南アフリカ、ダイアモンド・ラッシュの時代から始まる。
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