レイクサイド・ストーリー の商品レビュー
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探偵ウォーショースキーの2作目。 いとこの有名なアイスホッケーの選手が亡くなり、 遺言執行者になったヴィク。 だか埠頭からミシガン湖に落ちた事故には思えず、 調査を始める。 バルク船に積んだ穀物の中に落ちたら命が無いという話は 実際に聞いたことがあるので、 コンテナを傾けて穀物を入れる倉庫や さらにその穀物を運ぶ船の巨大さがもたらす恐怖感は リアルに感じられた。 その船を爆発させててしまうとは、 その前に自動車事故も起こしているし、 こちらの女探偵はかなり派手。 新聞記者のマリとは協力関係でもあるけど、 敵対関係でもあるのでライバルなのかと思っていたら、 時々恋人なのには驚いた。 それと、 保険会社の英国人の男性がとても協力的で親切だったのが印象的。
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30年前の作品なんですよね。 よく考えると、携帯ではなく、電話応答サービスを使っていたりと、時代を感じさせるところはありますが、中身にふるさは感じさせません、むしろ、新鮮?
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穀物会社、二つの海運会社の人間が入り乱れ、かなり煩雑。車の事故も船の沈没も乗り越えて調査を進める主人公のタフネスは特筆もの。怪しいヤツが最後はやっぱり怪しかったという感じは否めないが。
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山本やよい訳 ハヤカワ文庫 私立探偵、V.I.ウォーショースキーシリーズの二作目。 アメリカとカナダの境の五大湖で、海運業を経営する船会社や穀物売買会社を舞台にする話。 大きな船が行き来して、何社も船会社の経営が成り立つくらい、五大湖って広いらしい。 あらためて地球儀を眺めると、やはりすごく大きな湖だった。 アメリカでは、自分は探偵だと証明できるような、オフィシャルな身分証があるらしい。 そんな身分が確立されているにもかかわらず、主人公は不法侵入して証拠を探したりもするのが、無茶で面白い。
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原題:DEADLOCK 著者:Sara Paretsky 訳者:山本やよい 初版:1984(US),1986(JP) ハードボイルド、サスペンス V・I・ウォーショースキー・シリーズ第2弾 五大湖の運送業界が舞台。 何故殺されたのかという動機がメインで、良質のサスペンス。 犯人と...
原題:DEADLOCK 著者:Sara Paretsky 訳者:山本やよい 初版:1984(US),1986(JP) ハードボイルド、サスペンス V・I・ウォーショースキー・シリーズ第2弾 五大湖の運送業界が舞台。 何故殺されたのかという動機がメインで、良質のサスペンス。 犯人と動機は途中で気付くが、終わらせ方が意外で最後がとても印象的。 これは面白い。
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船舶輸送の細かい内容が自分には難しすぎたけど、楽しみながら最後まで読めた。ヴィクは相変わらず怪我が多くて痛々しい。犯人が死んでしまうのではなく、生きたままのほうが結末に爽快感があって良かったなー
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いとこの死の真相を追うヴィク。ネイビーブルーのスーツを颯爽と着こなし、その上アクションもお手の物。ロジャーとの恋の駆け引きまでスリリング。
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