イキガミ(1) の商品レビュー
最新刊まで所持 作者の伝えたいことがビシバシ伝わってくる漫画。 「これでいいのか?今のままでいいのか?」と紙から訴えかけられているような感じがする。
Posted by
子供の頃に受ける予防接種、その中に約0.1%の確率で加えられているナノカプセル。それは投与された子供が18-24歳になるころに破裂し、その人物を死に至らしめる。国家繁栄維持法の元に定められた、悪平等の命をかけたロシアンルーレット・・・選ばれた人には、死ぬ24時間前に「イキガミ」と...
子供の頃に受ける予防接種、その中に約0.1%の確率で加えられているナノカプセル。それは投与された子供が18-24歳になるころに破裂し、その人物を死に至らしめる。国家繁栄維持法の元に定められた、悪平等の命をかけたロシアンルーレット・・・選ばれた人には、死ぬ24時間前に「イキガミ」と通称される死亡予告証が渡される。けして回避できない死を目の前に、人はどう行動するのか。 人生最後の24時間を追う話・・・というと感動しそうだが、根本にある設定が自由から逸脱した気持ちの悪いもの(バトロワの設定に近い)なので、登場人物の行動自体に涙が出そうになることはあっても、素直な感動はできない。むしろ、嫌な気持ちが残る。それを主人公が思い悩んでるのだから、どうにもすっきりしない話になっていて、正直「魂揺さぶ・・・」られはしない。 絵自体ねっとりした筆致なので、よけいにそう思うのか・・・。 面白くないとは言わない。泣けることもある。けれどあんまりお勧めできない。 似たようなネタと言える「死神くん@えんどこいち」の方が、不条理な部分がないだけに素直に読めたかなぁ。
Posted by
評判がとてもよかったので読んでみたがいまいち。 24間後に死ぬことが決まったらどう生きるか。 なんだか、ない話を書いてるせいなのか。 所々違和感というか、うまく形づけようとしてるような感じで 読んでいてすらすらいかず、モヤモヤ。
Posted by
届けられたものは24時間以内に死ぬ―「イキガミ」が届けられた青年の死ぬまでの行動を描いた1話読みきりモノ。 まーーー・・・・感動するって言ったら感動するんですが、どうせ死んじゃうだよなあっていう風に割かし冷ややかな目で見てしまいました。 なんというか、感動を狙いに言ってる感じが...
届けられたものは24時間以内に死ぬ―「イキガミ」が届けられた青年の死ぬまでの行動を描いた1話読みきりモノ。 まーーー・・・・感動するって言ったら感動するんですが、どうせ死んじゃうだよなあっていう風に割かし冷ややかな目で見てしまいました。 なんというか、感動を狙いに言ってる感じが。 国家が相手だから主人公(イキガミを届ける配達員)が動いてどうこうなるわけでもないだろうし(ていうかどうこうなったら超展開にも程がある)、この不条理感がずっと続いてくのかなっておもうとちょっとむなしい感じになりますね。どうやって今後をまとめていくのか気になる感じはありますが、すごく先が読みたいっていう風ではないです。 読後感があんまりよくなくて、繰り返し読みたいという作品ではない。 (4巻まで読了)
Posted by
イキガミを渡されたら24時間後に必ず死ぬ。 24時間というリミットがかかると 人はいろんな欲やら願望やらに迫られて でも最終的には、自分がむきだしになって 死んでいくのかな。 怖いです。 (5巻まで読了)
Posted by
ひたすら恐ろしい。 死を直前に人は何を思うのか、何処に走るのか、誰に向かうのか・・みたいな。 命の長さを知らないから人は秩序をもって生きられるのか、なぁ。
Posted by
死は淡淡と描かれるほうが哀しさを感じる。 普通、24時間後に死ぬ、そう誰かに教えてもらえることはない。 でも人間は誰でも今日死ぬ可能性を持っている。 (それより随分高い確率で 今日生き延びる可能性も持っているわけだけど) ならば。ならば?どう生きる? この24時...
死は淡淡と描かれるほうが哀しさを感じる。 普通、24時間後に死ぬ、そう誰かに教えてもらえることはない。 でも人間は誰でも今日死ぬ可能性を持っている。 (それより随分高い確率で 今日生き延びる可能性も持っているわけだけど) ならば。ならば?どう生きる? この24時間を。 あたしの「道しるべ」の具現物は もっとポップなものでした。別れには違いないけど
Posted by
1000人に1人が必ず死ぬことを法律で決められた世界の話。 誰もが死と隣り合わせに生きることで「生命の価値」を再認識させる。 主人公は役所の職員で死亡予定者に死亡予告書(通称・イキガミ)を残り24時間の時点で届けるという仕事をしている。 主人公がイキガミを届けた相手を柱にオムニバ...
1000人に1人が必ず死ぬことを法律で決められた世界の話。 誰もが死と隣り合わせに生きることで「生命の価値」を再認識させる。 主人公は役所の職員で死亡予定者に死亡予告書(通称・イキガミ)を残り24時間の時点で届けるという仕事をしている。 主人公がイキガミを届けた相手を柱にオムニバス形式に話は進んでいく。 イキガミを届けられた人の反応は様々で、またその行動も様々である。 あなたは死ぬとわかった残り24時間、どのように過ごすのか? とにかくとても面白い。 現在5巻まで発売中。未完結。
Posted by
秋に映画化が決まっている作品。 一エピソードが三話でまとまっていて、どこから読んでもいい。 主人公はいろんな人間に出会って、社会に対する疑問を持つ過程が、そのまま読み手の感情を代弁しているので、押し付けがましくなくていい。 どのエピソードも、現在の社会が抱えてる問題を切り取ってい...
秋に映画化が決まっている作品。 一エピソードが三話でまとまっていて、どこから読んでもいい。 主人公はいろんな人間に出会って、社会に対する疑問を持つ過程が、そのまま読み手の感情を代弁しているので、押し付けがましくなくていい。 どのエピソードも、現在の社会が抱えてる問題を切り取っていて、考えさせられる。
Posted by
国家繁栄維持法という設定は好き 物語の進み方はショートショートっぽいので ストーリーごとに好き嫌いがはっきりしそう 良いんだけどこのペースで長続きするのかな
Posted by