ヘルプマン!(1) の商品レビュー
骨太な作品
めっちゃハマって、周りの人にも勧めたら、大人買いするひと続出(笑)←ちょっと言いすぎですが(笑) 今の日本の福祉の現状が良くわかる本だと思います。
まゆ
「介護」がいよいよ身近になってきたので改めて読み直す。 今はまだ積極的な手助けというところだが これからどうなるのか全く見当がつかない。 少しでも知っておくことで家族みんなのQOLがよくなれば、と思う。
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中規模の図書館に足を運んで驚いたことがあります。老後系の書籍の多さです。 孤立ではなく自立をとか、定年後どう生きる?とか、老後の恐怖、老年学、下流老人、孤独死のリアル、団塊生活、定年後の8時間に挑む、など、、 豊富なラインナップの影に、老後への不安を解消してくれる何かへ...
中規模の図書館に足を運んで驚いたことがあります。老後系の書籍の多さです。 孤立ではなく自立をとか、定年後どう生きる?とか、老後の恐怖、老年学、下流老人、孤独死のリアル、団塊生活、定年後の8時間に挑む、など、、 豊富なラインナップの影に、老後への不安を解消してくれる何かへの需要の大きさを感じさせます。 その同じ書架で見つけたのが〝ヘルプマン〟 〝コウレイシャカイは人ごとじゃネェんだ‥‥誰だってコウレイシャになるんだ‥‥〟 高校生の主人公が目にする、身体拘束の現場。殆どの利用者が痴呆症を抱える現場で日常化する光景。 縛っちゃいけない、けど縛らなきゃ仕方がない。 ボケてない自分には分からない。けど、〝ボケてたって〟自分には分からないだけで、きっとある生き甲斐といい思い。 介護の〝介〟の字は、媒介の介。老人が主人公になるために自分を媒介、つまりきっかけにする技術。 はっとさせられる現実に頁を捲るたびに出会えます。 特に印象的なのは、主人公の百太郎が自身で、身体拘束を体験する場面。オムツを吐くと、オシッコもウンコもしたいのにでない。 そんな悲惨な〝老い〟の側面は、体感しなければ分からないのかもしれません。 また、優生論にもスポットを当てて、子孫を残した後は野垂れ死ぬのが自然の摂理なんだという見方も逃さずにいれている。 介護と高齢社会を取り巻く現状を具に描かれてます。漫画ならではの視覚的要素で、触れるにはもってこいの一冊でした。 続編も引き続き読んでいきます。
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友人に教えてもらって読み始めた本。 話を聞いたことはあったけど、絵で見るとよりしんどく感じた。 わたしはまだまだ知らないことが多すぎると感じた。 介護をされている方、本当にすごいと思う。 自分が夢の中に行ってしまった時のことを考えるようになった。 多分よく掃除をするんだろうなあ...
友人に教えてもらって読み始めた本。 話を聞いたことはあったけど、絵で見るとよりしんどく感じた。 わたしはまだまだ知らないことが多すぎると感じた。 介護をされている方、本当にすごいと思う。 自分が夢の中に行ってしまった時のことを考えるようになった。 多分よく掃除をするんだろうなあ、お菓子の袋は結んで証拠隠滅するから、「いつのまにお菓子食べてる!」ってヘルパーさん(か介護してくれる家族)を困らせそう。とか考えた。
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1巻から読み始めの頃は、介護士になって自分が変えられることもあるのかなと思っていた。その後、最終巻まで読み続ける中で、介護と一口に言っても、社会福祉協議会や県庁など、介護に関わる仕事はいろいろあり、マンガの中でその人たちは自分のできることを精一杯やっていた。自分が「何か」になる必...
1巻から読み始めの頃は、介護士になって自分が変えられることもあるのかなと思っていた。その後、最終巻まで読み続ける中で、介護と一口に言っても、社会福祉協議会や県庁など、介護に関わる仕事はいろいろあり、マンガの中でその人たちは自分のできることを精一杯やっていた。自分が「何か」になる必要はなくて、「今の自分」にできることをやればいいのだと、意識が改革された。介護士にならずとも、まずは自分の祖母、そして地域のお年寄りに対してできることはある。地域みんなで支えれば、「介護」を仕事にする必要もない。このマンガは、介護士への就職を誘導することが目的かと思ったが、そうではなくて、必ずすべての人に来る老いに対し、現状の問題点を明らかにし、自分が老いた時にどんな社会であってほしいかを考えさせ、意識改革を図ることが目的ではないかと思った。 (2016.6.3)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルだけは知っていましたが最近になって読みました。 色々なシーンがありますが1巻最後のシャンプーのシーンでは何故か涙が出ます。 介護の仕事とは何か?と聞かれたら、人を喜ばせること、というべきなのでしょうか。 「介護なんて誰でも出来る」と言う作中の分にはかなり心を突かれました。 まだ手伝い程度にしか知らなく甘く見ていた自分に対するお叱りのように感じました。 生半可な気持ちで選択できる職業ではないなと思います。 なかなか読むのが大変そうですが、機会があれば全部読んでみたい作品です。
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衝撃だった。 介護の現場がいまどのようになっているのか。 老人を縛りつけなければならない現状がある。 現実を見てつまづきながらも笑顔でヘルプマンをやる主人公の姿勢に励まされます。
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介護業界を、詳しく、判りやすく、面白く描いてあります。 私の参考書代わりなので、全巻買い揃えています。 介護業界人なら、読むべし!
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現在14巻まで出ている青年コミック。テレビドラマにもなった。(私は見ていない) 中身はすべて介護がみっしりのマンガである。頭が悪くすぐに突っ走るが熱いハートの百太郎と、その幼なじみで頭が切れるクールな仁。この2人を通じて介護の世界を描いている。特筆すべきは、視点が切り替わること。...
現在14巻まで出ている青年コミック。テレビドラマにもなった。(私は見ていない) 中身はすべて介護がみっしりのマンガである。頭が悪くすぐに突っ走るが熱いハートの百太郎と、その幼なじみで頭が切れるクールな仁。この2人を通じて介護の世界を描いている。特筆すべきは、視点が切り替わること。介護する側からだけでなく、『介護される側』の視点もあり、それが衝撃的だ。 介護保険制度の問題点や、人手不足の実情(人手が足りないとはどういうことか)などが実に分かりやすく描かれている。介護の現場で働いている人はもちろん、その周辺で生き働いている人にぜひ読んでもらいたいマンガ。
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介護の現場を知ってる人が読んでも、 これは、おもしろいゾー! むしろ現場を知ってるから、 面白いのかしら。 不器用で真っ直ぐな主人公の、熱い思いに、 おもいっきりシンパシー。 頑張れヘルプマン!!
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