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火の鳥(角川文庫版)(3) の商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

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2025/07/02

まず思うことは1、2巻と同じで「デカい判で読みたい」。たぶんこれは最終13巻きまで変わらないだろうな(笑 ちなみに読んでいるのは平成4年(1992)に発行された角川文庫版。 この年はバブル崩壊で不況が深化し、就職氷河期元年である。千代の富士は引退するわ、佐川事件が発覚するわ、天皇...

まず思うことは1、2巻と同じで「デカい判で読みたい」。たぶんこれは最終13巻きまで変わらないだろうな(笑 ちなみに読んでいるのは平成4年(1992)に発行された角川文庫版。 この年はバブル崩壊で不況が深化し、就職氷河期元年である。千代の富士は引退するわ、佐川事件が発覚するわ、天皇陛下は訪中なさるわ、風船おじさんはどっか行っちゃうわ、ミリバールはヘクトパスカルになるわ、なかなか暗い世相である。 日本に、現在に至る「翳り」のようなものが覆う中で『火の鳥』は刊行された。それが偶然なのか意味があるのかは知らない。 というわけで「ヤマト編」。「黎明編」で穴をよじ登った男はああなっておったのか……ずいぶん長いサーガなのである。 そして「異形編」。八百比丘尼の話なわけだが、人魚伝説は世界各地にあるけど、「人魚を喰った」という話は八百比丘尼くらいらしい。 ナマコでさえ喰ったんだもんな。海に囲まれた日本人の食への探究心はすごい。 浦沢直樹氏の「漫勉」でも指摘していたが、4コマ目、雷が横からのギザギザではなく、俯瞰、つまり真上から描かれている。すごい。 「異形」はサブキャラの可平の存在が秀逸。オサムシすごい。

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2025/05/06

ヤマト編も異形編心に響きまくった! 色々考えさせられました。 生きるとは何か。 生き物の命とは。 異形編が特に好きです。 こんな超大作を描けるなんて本当に手塚治虫先生天才です!

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2023/07/07

ヤマト編はメタ表現がどうしても気になる、1巻と同じ弱点を持っている話だった。 ちょっと時間的に無理があるような気もするが、そうかそこと繋がるのかという意味ではいい話だったかな。 ラストもぬるい終わり方はしていない。 ただ話としては短編の異形編の方が好きかな。 火の鳥が何をやろう...

ヤマト編はメタ表現がどうしても気になる、1巻と同じ弱点を持っている話だった。 ちょっと時間的に無理があるような気もするが、そうかそこと繋がるのかという意味ではいい話だったかな。 ラストもぬるい終わり方はしていない。 ただ話としては短編の異形編の方が好きかな。 火の鳥が何をやろうとしているのかは益々わからなくなった。 たまーに妙に人間臭かったり冷たかったり。気分屋にも見えてきた。

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2021/08/14

ヤマト・異形編。 文字数が多く、読むのに時間がかかってしまいましたが、内容が深かったです。竹宮惠子さんの解説「DNA手塚治虫」も良かった。

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2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヤマト編と異形編の火の鳥の性格が違っている。1、2巻の火の鳥のタイプとも違っている。ヤマト編は人懐っこくて親切。異形編は結構、酷だ。異形編の因果応報は子供のころ読むと「業」という恐ろしさを感じたが、大人になって改めて読んでみると、少し、何となく引っかかるのは、子供心が失われたということなのか。30年閉じ込められ、妖怪たちを治療し続けてもなかなかの償いだと思う。輪廻がもたらす不可思議な物語。妙に心に残る。

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2020/03/08

異形編をお薦めします。この作品を読むと、因果論と自由意志について考えさせられます。ベンジャミン・リベットの実験(https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンジャミン・リベット)と合わせて考えると、人が感じる主体性とは?という問も生まれます。噛めば噛むほど味が出...

異形編をお薦めします。この作品を読むと、因果論と自由意志について考えさせられます。ベンジャミン・リベットの実験(https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンジャミン・リベット)と合わせて考えると、人が感じる主体性とは?という問も生まれます。噛めば噛むほど味が出る作品です。

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2019/07/01

語部 きっと大陸系の顔だわ毛沢東みたいのかしら 熊襲クマソ 川上タケル ヤマト王朝の古事記とか日本書紀なんかには あきらかに侵略 ナニワという浜へ辿り着けます 密葬 宝物殿ほうもつでん 埴輪 シュプレヒコール 生贄の塚 殉死の風習は廃止された 奈良県明日香村に石舞台古墳と呼ばれ...

語部 きっと大陸系の顔だわ毛沢東みたいのかしら 熊襲クマソ 川上タケル ヤマト王朝の古事記とか日本書紀なんかには あきらかに侵略 ナニワという浜へ辿り着けます 密葬 宝物殿ほうもつでん 埴輪 シュプレヒコール 生贄の塚 殉死の風習は廃止された 奈良県明日香村に石舞台古墳と呼ばれる剥き出しになった出来損ないの墓があります ほうらい蓬莱寺 八百比丘尼 琵琶湖の北の見崎 彦根 大津 他人の空似 びがん鼻癌 悪性の腫物 功徳くどく 因果応報 尼御前あまごぜ 百鬼夜行絵巻 総ての都市が地底都市となってしまった汚れた地球 手塚治虫はベーシックなのだ カリカチュアライズされたキャラクター設定されたキャラクター設定もパーツの一面でしかない 哲学は「ことば」を用いて語る究極の抽象的根本理念である 「かなしい」という感情は、言葉知る前にはないのだそうな。 隔世遺伝 中井貴一 陽だまりの樹 不義理なほど動揺しなかった 竹内恵子 テラ地球へ

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2016/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヤマト・異形編。 ヤマト編は奈良県明日香村にある石舞台古墳を元に繰り広げられる話。時代は古事記や日本書紀あたり。 『歴史とはあらゆる角度からあらゆる人間の側から調べなければほんとのことはわからないものである』 それにしても王様が死んだから生き埋めにされるなんて理不尽にもほどがある。 異形編は過去・現在・未来が永遠にループし続ける不思議なお寺のお話。

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2016/01/14

異形編について。 人を殺すってのはこれだけの罪なんだ。無限に償い続けないといけない。 世の中の人はみんなこれを読めばいい。

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2014/03/13

なんとなく手塚さんの作品が読みたくなって、人は何のために生きるのかをテーマにした火の鳥を読みました。 ヤマト編は飛鳥に残る石舞台が、異形編は八百比丘尼さんがモチーフになっています。 手塚さんの作品は歴史的には?って部分もあるけれど、輪廻転生とか解脱とか、いろいろ深いところを考えさ...

なんとなく手塚さんの作品が読みたくなって、人は何のために生きるのかをテーマにした火の鳥を読みました。 ヤマト編は飛鳥に残る石舞台が、異形編は八百比丘尼さんがモチーフになっています。 手塚さんの作品は歴史的には?って部分もあるけれど、輪廻転生とか解脱とか、いろいろ深いところを考えさせてくれるよ。 火の鳥では異形編がかなり好きなので、また読みたいです。

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